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やってみよう!おもしろ実験コーナー
第2回〜2007年秋〜
 久々更新、実験コーナーです。
 今回は、実験、というより、見えない気象の移り変わりを、目で見てみるパラパラ天気図。
 秋は台風あり、高気圧の移動あり、天気は毎日移り変わります。 明日の予報をテレビでで見るだけじゃなくて、気圧配置の動きを、手の中に再現してみましょう。
 一見地味ですが、続けていくと、今日の天気図を見ただけで、明日の天気図もだいたいわかってきます。
 百聞は一見にしかず!let's try



ぱらぱら天気図を作ろう

 私たちは天気の情報をテレビ・新聞・インターネットなどから得ることができます。
ここでは身近な新聞の雲画像を使って、手軽に楽しく雲の動きを見てみましょう。

  1. 準備物
  2. 雲画像(新聞の切り抜き)2週間分以上
    台紙(メモ帳・ノートなど)
    のり はさみ


  3. 方法
    1. 新聞の雲画像を線に沿ってきれいに切り抜きます。
      • 新聞によって雲画像の種類が違うので注意。
      • 長期間にわたる雲画像を貼り付けると雲の動きがわかりやすくなります。
      • 季節の変わり目(春・秋)や台風の季節などの天気図を使うとよりおもしろい動きが見られるでしょう。
    2. 切り抜いておいた雲画像を台紙にのりで貼り付けます。位置がうまく重なるようにそれぞれ貼り付けていきましょう。
    3. のりが乾いてからパラパラめくって雲の動きを観察します。
      • 日付の新しいものを上に重ねるか下に重ねるか、左開きか右開きかは各個人で工夫するとよいでしょう。
      • ノートなどに貼り付けた場合、余白にその日の天気の特徴・様子・調べたことなどを書き込むこともできます。

お得な情報

気象衛星の動画・アメダス等は気象庁のホームページから手に入れることもできます。
http://www.jma.go.jp 「気象庁ホームページ」


天気のことわざ・言い伝え

 「明日は楽しい遠足。お天気はどうかな?」
 そんな時、私たちは新聞・テレビ・インターネットなどの天気予報で情報を集めます。
 最近の天気予報は科学の発展によりかなり正確になってきています。 しかし、天気予報ははずれることもあります。 天気はその土地特有の大気の状態と密接な関係があるからです。
 天気予報がなかった昔の人々は長い時間をかけて、雲を読んだり、 太陽や月の様子を注意深く観察して、明日の風や雨を知る方法を自然から学んでいました。 天気に関することわざ・言い伝えもそこから得られたものです。 天気のことわざ・言い伝えは全国各地にあり、同じ現象が地方によって違う呼び名であったり、 同じ呼び名でも地方によって異なった現象であったりして、 「ことわざ」等はその地方だけのものであることが多いようです。
 天気予報に加えて、先人から言い伝えられてきたその土地の「ことわざ」、 「言い伝え」を利用すれば天気を予想することが更に正確なものとなるでしょう。 ここでは、一般的によく知られている「ことわざ」、「言い伝え」に加え、 藤沢の地域に関わりのあるものをいくつか紹介したいと思います。

白い細長い雲は天気変わりなし(一般)
白い細長い雲(かぎ状の巻雲) は上層気団が安定していることを示しています。 まだまだ天気は続きそうです。
夕焼けは天気、朝焼けはくずれる(一般)
夕焼けは西の空に雲がなく晴れていることを示し、 朝焼けも東の空が晴れていることを示しています。 天気は西から東へ移るので、夕焼けのときは翌日の天気はよいが、 朝焼けのときの天気は保証できないということです。
朝雷立ちは時化(しけ)のもと(神奈川・腰越地方)
東沖に立ち雲出ればうねり来る(神奈川・腰越地方)
タッカ(入道雲・立ち雲)の立ったときは時化の前触れ (大磯地方・茅ヶ崎地方)
南西または南東に蝶々雲(小さなちぎれ雲)がでると強風 (神奈川・三崎地方)
鯖(さば)雲は雨(一般)
さば雲が現れるときは、西の方から低気圧が近づいてくることを示します。
二・三日後には雨になることが多いようです。
東風(いなさ)の雲が早く流れるときは突風を伴う雨が降る (神奈川県・葉山地方)
低気圧あるいは前線の前面(東側)の雲は、東または南東から動き出します。 この雲が早く西に流れるときは 強い低気圧や前線が接近していることを示しています。





(出典:実験・観察!100の玉手箱[藤沢市教育文化センター])






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