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かたつむり

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No.366   2012(平成24)3.18(Sun.) 藤沢市科学少年団

平成24年度入団式


 いよいよ新しい春が始まります。団員の皆さん、進級、進学おめでとうございます。 きっと新しい年への夢と希望に胸をふくらませていることでしょう。
 さて、少年団では3月に24人の仲間とお別れしますが、4月から新たに19人の新入団員を迎え、計84名(休団者を除く)でスタートします。
 そこで次のとおり入団式を行います。新入団員をみんなで大いに歓迎しましょう。 また、保護者の皆様もできるだけ参加していただきますようお願いいたします。


教育文化センター案内図
■教育文化センター案内図
※大清水高校は藤沢清流高校になりました
  1. 日時
  2. 4月1日(日) 9:30〜12:00ころ
    9:20までに受付をすませて下さい。
    なお、団員は全員参加です。


  3. 会場
  4. 藤沢市教育文化センター(右図参照)
    保護者の方でお車でお越しの場合は、大清水スポーツセンター駐車場をご利用ください。


  5. 持ち物
  6. 帽子・名札・バインダー・筆記用具 等


  7. 欠席連絡
  8. すべて事務局石井までお願いします。
    自宅TEL 前日まで
    携帯 当日9:00以降
    平成23年度の班と氏名をお知らせ下さい。
    留守番電話等になっている場合はそこに入れてください。


  9. その他
  10. ※当日、平成24年度の班編制を発表します。また、24年度の年間活動計画も発表します。
    ※4月活動「雑草を食べる会」の献立をイメージしておいてください。
    ※保護者の方もできるだけ参加してください。






2月活動 電気工作

 2月19日(日)、湘南台小学校で行いました。受験の終わった中3がやけに晴れ晴れとした顔で参加していたのが印象的でした。 FMワイヤレスマイクは部品点数が多く、だいぶ苦戦した人が多かったようですが、出来映えはいかがでしたか? また、新入団員はマイハンダごてを作り、発光ダイオードでハンダ付けを練習しました。この日は、新入団員の説明会も行いました。 今年こそ抽選か!と内心ひやひやしていたのですが、幸い19名の応募にとどまり、今年も無抽選で全員の入団が決まりました。 ほっとしています。












年によって違う春の訪れ方
運営委員 鈴 木 照 治


今年はウメの開花が遅い(こども自然公園梅林)
■今年はウメの開花が遅い(こども自然公園梅林) 2012.2.24
例年2月下旬に満開のウメ(十二所果樹園)
■例年2月下旬に満開のウメ(十二所果樹園) 2007.2.22
早春の花マンサク
■早春の花マンサク 2006.2.25
サンシュユの花
■サンシュユの花 2010.3.05
 3月になると、いよいよ春が来たという意識がどこかについてまわります。上旬はまだ寒く、あたり一面の冬景色ですが。 梅の花は満開ですし、マンサク、サンシュユ、キブシなど、早春の野山をかざる花も見られます。 そして、桜の花(ソメイヨシノ)がいつ開花するかをはじめ、モンシロチョウ、ツバメなど、春を知らせる自然の生物に、 いつ出会うのかが楽しみになります。歴史時代以前の人類が農耕生活を始めたころから、人々は春の訪れを心待ちにしてきました。 それは、私たちの命の元になる食生活の基盤が身近な田や畑にあって、作物の出来が、季節や天候に深くかかわっていたからです。 その春の訪れが、年によって早くなったり、遅くなったりすることは、昔からよく知られていて、民話にも出てきます。*
 2011年の春の訪れ方は、いつもと違うパターンで、梅の開花が早く、桜の開花が遅かったので、 私にとっては大変珍しいことのように思われました。これに対して、2012年は、梅の開花が非常に遅れ(前年より1ヶ月近く遅い)、 早咲きの桜(カワヅザクラ、タマナワザクラ)も、例年なら花の見られる下旬に行って見ましたが、花芽が少しふくらんだ程度で、 つぼみはまだ顔を出していませんでした。今年の開花は3週間ほど遅いようです。 いつも、卒業式に咲いている六会小学校のカンヒザクラは、今年は間に合うでしょうか。 一方、ソメイヨシノはじめ普通の桜の開花は、梅や早咲き桜とはちがって、必ずしも遅くなるとは限らないことは、 ここ10年来の観察で確かめられましたが、テレビでも、桜は少し遅いか、ほぼ平年なみとの予想です。 また、大きな寒波がたびたび来るのは、エル・ニーニョとは別に、北極海の氷が異常に少ないのが原因との説明もされました。
 昨年(2011)3月9日、藤沢市内の桜の名所を巡る観光協会のイベントが企画され、その下見の案内を頼まれて、 8kmの全コ−スを歩きました。ソメイヨシノはまだ開花には20日ほど早いのですが、カワヅザクラは満開でした。 出発点の小田急線藤沢本町駅に隣接する伊勢山公園は、市内で一番古い桜(昭和11年植樹)の名所ですが、 今は最盛期(昭和30〜50)の面影はありません。それでも最近、整備復元に力を入れて、多くの苗木が植えられました。 あと2〜3年もすれば、早咲き、遅咲き、一重八重、いろいろな桜がきれいな花を見せてくれるでしょう。 明治小学校の東側、引地川に沿う柏山公園でもかなりの桜が見られます。ここでは樹齢十年ほどのカワヅザクラが数本満開でした。 その中の1本に古びた木の札が下がっていて、何の気なしに見ると「この木に花が咲く頃、私はいないでしょう」と読めたのです。 今、私たちが見ている花は、何年か前、木を植え、それからずっと護られてきたから、と気付かせてくれました。
 靖国神社境内にあるソメイヨシノの開花基準木は、代替わりして三代目にその座を譲ると新聞(昨年3月)に出ていました。 気象庁ではすでに3年前から、公式の開花予報をやめていますが、開花のニュースはテレビに出ます。 ソメイヨシノの樹齢は、野生の桜類(300年)と較べて短く、東京近辺では50〜60年で最盛期を過ぎ、以後しだいに樹勢の衰えが目立ちます。 湘南台駅近くの円行公園から下流の円行大橋にかけての引地川両岸は見事なソメイヨシノのの並木で、以前から有名な藤沢本町駅近くの伊勢山公園や、 大和の千本桜よりも木が大きくて見事です。
 ソメイヨシノやヤマザクラの花が咲くと、いよいよ春本番だという気がします。 田畑で春の農作業が始まりますし、雑草もこの頃から目だってよく育つようになります。 八重桜の咲く4月中旬から、藤やつつじのきれいな5月上旬まで一ヶ月足らずが、はるの若草の盛りです。 花のきれいな草や、食べられる草に限らず、より多くの草に目をそそいでほしいと思います。
*(民話の筋書き):春をもたらす神様は、冬のさなかに遠い国を出発して、多くの日数をかけ、夜も昼も駆け通しでやってくる。 途中のいろいろな事情で、到着が早くなったり遅くなったりする。
今年の玉縄桜はまだ蕾
■今年の玉縄桜はまだ蕾 2012.2.27
カンヒザクラ今年は卒業式に間に合うか
■カンヒザクラ今年は卒業式に間に合うか 2010.3.15
例年2月下旬に満開の玉縄桜
■例年2月下旬に満開の玉縄桜 2009.2.21
キブシの花 片瀬山
■キブシの花 片瀬山 2004.2.17
今年は開花の遅い河津桜
■今年は開花の遅い河津桜 2012.3.01
例年2月下旬に満開の河津桜
■例年2月下旬に満開の河津桜 2007.2.28




3班K君から久しぶりにもらいました


 3月6日夕方に親がヒキガエルを拾ってきました。どうやらそのカエルは道路を歩いていたらしく「このままじゃ、車に轢かれてしまう!」と、母は思ったそうです。
 暖かいから出てきしまったのかな?春は近いのかな?等と思いました。




たのしい科学にするために
運営委員 道 上   定


 実をいうと、世の中、ほんとうはわからないことがほとんどです。
 地震も、それによって起こる津波についても説明に不都合がない程度に「分かったつもり」になっているのです。 だからどこでいつおこるか、まだ「闇の中」。発生条件を少し変えるだけで被害・規模が変わってきます。 そのような環境の中に原子力発電所が稼働しているわが国のいま。
新潟・上越市の地滑り現場の航空写真
新潟・上越市の地滑り現場の航空写真
  =16日朝(新潟県提供)
震生湖(ウィキペディアより)
震生湖(ウィキペディアより)
よほどがんじょうな格納容器に納まっているのかと思っていたら、核燃料棒がメルトダウン。放射性物質がばらまかれました。
 地上も海水も放射性物質だらけ。環境は汚染されています。除染?放射性物質を取り除く?だったら、安心ですか?
 このように「取り扱い困難物」を生活の身近に撒かれたのではやりきれません。
 地震についても津波についても、いわゆる専門の研究者の責任のある発言が、ほとんど聞こえてこないのは、どうしたわけか。 まして日本の原発は2重、3重の安全装置が働いてびくともしない、杞憂ですと、言っていた専門の研究者はどこへ消えたのだろう。 ほとんどが「休止中」とはいいながら54基の原発が海岸近くに建設されています。
 日本のエネルギー政策をどうするのか、今すぐに鮮明に打ち出す必要があります。
 新潟県上越市で民家をおしつぶした地滑りについても、この地域は地盤が弱いことを知っていたはずですがどうして災害になるまで「砂防工学」の先生方は発言しないのでしょうか。 昨年9月の台風9号で奈良県、和歌山県で起こった土砂崩れでも、「減災」の動きはなかったようです。 川をせき止めたときも、「決壊には十分注意する必要がある」!むねの発言をするだけ。その後川はどうなったのでしょう。 せき止め湖ができたとなれば、秦野市の「震生湖』は関東大震災のときできたので「一番新しい自然湖(せき止め湖)」とは説明できなくなります。




湘南台文化センターこども館から


 左は、3月20日(火 春分の日)に行われる企画ですが、まだ若干の余裕があるとのことです。興味のある団員は問い合わせてみたらいかがでしょうか。


    ↓こちらもよろしく




■お知らせ■
□平成24年度4月活動について□


 詳細は、入団式の時に連絡しますが、来年度の4月活動は次の日程が確定しましたのでよろしくお願いします。
4月活動   雑草を食べる会
日    時 4月15日(日)9:00〜14:30ころ
会    場 少年の森(保護者の方も是非ご参加ください)
そ の 他 4月15日(日)が悪天候の場合、4月22日(日)に延期し、それ以降は中止とします。あらかじめご了承ください。



■お知らせ■
□会計報告について□


 23年度の会計報告は別紙になっています。ご確認ください。
    ※事務局にお問い合わせください。



■お知らせ■
□帽子について□


 入団式の際、新入団員対象に帽子の注文を受け付けます。継続団員も注文ができますので、必要な団員は申し込んでください。



■お知らせ■
□緊急連絡MLの登録に関して□


 23年度で退団する団員の緊急連絡MLの登録は、事務局にて本日以降早急に削除いたします。 また、継続団員に関しては、お申し出がない限り退団まで登録を継続しますのでよろしくお願いします。



■お知らせ■
□原稿をください□


 いつもお話ししていますが「かたつむり」では常時原稿をお待ちしています。 活動についてでもまったく違うことでも何でもいいのでぜひ原稿をお送りください。 もちろん保護者の方からでも大歓迎です。よろしくお願いします。
 石井幹夫宛です
 メールなら 
fjnc_master@fjnc.sakura.ne.jp  か  bqv00023@jcom.home.ne.jp  へ
 FAXの場合は必ず黒ペンで清書してください
 メールの際のお願い
 迷惑メールが毎日わんさときていて、うっかりすると皆さんからのメールを削除してしまうこともあるようです。そこで、 メールの題名を必ず「少年団○班氏名」としてください。
 内容は本文を読めばわかりますので題名についてご協力お願いします。



■お知らせ■
□公式HPのアドレスが変わりました□


公式HPのアドレスが変わりました。今までのものは3月末で見られなくなりますので、新しいアドレスに変更をお願いします。
        
http://www.fjnc.sakura.ne.jp/
 あわせて、公式メールのアドレスも変わっていますのでよろしくお願いします。
         fjnc_master@fjnc.sakura.ne.jp