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10月の活動 野外観察 茅ヶ崎里山公園
10月は野外観察です。ここ何年かは冬の野外観察でしたが、今年は秋に季節を戻しました。みんなで秋を満喫しましょう!! 県立茅ヶ崎里山公園は次のように紹介されています。
なお、この活動は保護者の皆様の参加を歓迎します。
8月活動 夏季宿泊活動
8月4日(土)〜6日(月)の2泊3日で、伊豆半島中伊豆に行ってきました。詳しくは特集号に譲るとして、ここでは活動のようすをちょっとだけのぞいてみましょう。
静岡県指定天然記念物
運営委員 鈴 木 照 治
60年前のころは、滝の裏側まで行くことができました。 せめて、拡大写真を撮ろうと、デジカメを目いっぱい望遠にして撮った写真で、葉の先に子株ができているのが写っていました。 本格的な望遠を持っている運営委員の先生にも撮っていただきました。 家のパソコンで見ると、はっきりとはしませんが、葉の先端近くに生じた珠芽から生まれた小さい葉を2枚つけた幼植物(子苗)が、 枯れかけた葉の先についているのが判別できました。断崖の下半分は内側にえぐれていますから、群落の下のほうの葉は、 空中に下がっている状態なので、幼植物のついた葉は、宙に浮いた状態です。 水分、養分ともに親植物の葉に頼っていた幼植物は、このあと葉が枯れれば運命を共にするほかはありません。 親を失った幼動物を保護するように、枯れる運命にあるジョウレンシダの子を保護する手立てはないものでしょうか。 三日目の朝の散歩から帰ると、木太刀荘の前のガケに、コモチシダが生えていて、近寄って大きく撮影することができました。 見ると、多数の小さな子どもが葉の表面についています。 ハイコモチシダにはこのような子どもはできないと原色シダ植物図鑑(著者はシダの専門家)に載っています。 運営委員に聞いた宿の人の話では、昔、浄蓮の滝から採ってきて植えたものだということですが、 もしこれが浄蓮の滝のハイコモチシダと同じ株であれば、信じられない大発見になるわけです。 「ハイコモチシダもコモチシダと同じように、葉の表面に多数に幼植物を生じる」ということになりますから…。 しかし、いくら探しても、葉の先端近くに一つだけできるはずの珠芽は見当たりませんでした。 ですから、これはやはり、ハイコモチシダと認めるわけにはいきません。つまり、ふつうのコモチシダと解釈するしかないわけです。 山荘の人のいうとおりだとしても、このガケは、コモチシダの生えそうな場所なので、年月の経つあいだに、 ふつうのコモチシダに入れ替わったと考えざるを得ません。それにしても、おもしろい話題を提供してくれたものと、山荘の人には感謝します。 * ちなみに、現在、採集禁止と明示されているものを許可なく採れば、条例違反で警察のかかわる事件になります。
病気道楽@
運営委員 道 上 定
日刊・全国紙の「月曜俳壇」兜太選10句のなかに、 冷や奴パーキンソンの口に入る (八幡市)小笠原信 と言うのがありました。 節電の暑いさなか、せめて食べるときくらいは涼しく心まろく過ごしてもらおうと、角の際だつ「とうふ」を口元へとどけるのですが、 あいにくパーキンソンのくちもと。おちょぼ口でかまえる。四角いとうふのカドがとれて、それでも口中にやさしい冷たさが伝わります。 製鉄・造船の街・八幡市在住の方が詠むこの句は、哀しくも温かい体温を感じる17文字となっています。 行政区で今も「八幡市」はあったか知らん?灼熱の製鉄と冷たい水に揺らぐとうふの取り合わせ、 カドの立ったとうふと丸くすぼまった口との対比がなんともおもしろいのです。 パーンソン病はやっかいな、気分が晴れない病気です。原因がはっきりしない、そのため治療方法が確立していないのです。 たくさんある難病の中のひとつです。患者もたくさんいるはずですが、個別にみると、 その絶対数が少なくて「市場経済」的には採算が合わないのでしょう。 研究者も製薬会社も解明・開発に熱心ではないようです。 もっともパーキンソン病では50歳以上の人々の100人に1人がかかると言いますから、あんがいとありふれた病気だと思います。 そのようなわけで、実は私もありふれたパーキンソン病にかかってしまったようです。 だとしたら、この病気は生涯にわたって治療を必要となります。ゆううつこの上ないことですが、続きは次の機会にします。 団員&団員保護者からのお便りです
今回は1班K君とそのお母様からです。
K君
8月13日に家にある月下美人が咲きました。大きくてキレイ花なのですが朝になったら枯れていました。K君のお母様
■お知らせ■
□夏季活動の感想文はもう出しましたか?□
夏季活動の感想文ならびに地形模型の写真の最終締め切りを9月17日(月敬老の日)消印有効 にします。 それ以降編集作業に入りますので、未提出の団員は必ず提出するようよろしくお願いします。 提出先 事務局 石井幹夫 ■お知らせ■
□夏季活動の返金について□
夏季活動の会計に関しては現在集計中ですが、晴天プロで実施できたこともあり、おひとり2000円ほど返金できる見込みとなりました。 本日の活動で団員に定額小為替で渡しますので、郵便局で換金をお願いします。 また、領収書を9月末日までに投函くださるよう、併せてお願いいたします。 |