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明けましておめでとうございます。平成25年がスタートしました。この年が団員の皆さんにとって良き年であるよう心よりお祈りいたします。 さて、2月は恒例の電気工作です。楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。 今年は「WING LIGHT」。一体なあに?手回し発電機・充電池・サイレン付きライトです。地震などで停電したときに威力を発揮するでしょう。 また、入団1年目の人とまだはんだごてを作っていない人は、自分専用の「はんだごて」を組み立て、その使い方の練習をします。
12月活動 食品の科学 大豆
12月9日(日)に湘南台小学校で行いました。 いそぎんちゃくのお兄さん、お姉さんの説明はどうでしたか?豆腐はおいしかったですか? また来年に大いに期待しましょう。
ロゼットで冬を越す草
運営委員 鈴 木 照 治
* (ナズナは小さなロゼットで越冬し、早春から開花結実を続け、多数の種子をつくります)
地獄の釜のふた
運営委員 道 上 定
薮医者も、坊さん・閻魔さんも、皆すべての業務を休みました。閻魔祭日といいます。「地獄の釜のふたが開く」ともいいます。 沖縄・奄美・八重山地方では新正月も祝いますが、旧正月と合わせ、16日に先祖のお墓の前で「あの世のお正月」を大切にして祝うと言います。 年に2回、釜の蓋が休むのです。 ところで、シソ科植物のキランソウ。またの名を「ジゴクノカマノフタ」。 春は早くからお日様の光を求めて芽を出し、葉は放射状に、しかも地面にへばり着くように育ちます。 葉の根元から花がつき、葉と葉のあいだから唇状の花がのぞかせます。 シソ科の茎はその断面が角張ったのが多いのにこのキランソウの茎は丸いようです。 新年度最初の活動「雑草を食べる会」を控えて、その前日に念を入れて観察会と材料となる雑草の収穫をします。 数年前のその日、用田にお住まいのTu先生の畑を使わせてもらいました。 耕作放棄地となった広い現場では何でも育っており、モウソウチクもその子も、芥川竜之介の「蜘蛛の糸」も、 そしてキランソウ=ジゴクノカマノフタもあちこちにみることができました。 モウソウチクの子はTu先生の奥様がたけのこご飯のおむすびと、煮付けにしてお昼の膳に出してくださいました。 「おいしい!」を連発した私は、タケノコのおみやげを忘れませんでした。 キランソウは漢方・生薬ではありませんが、中国では慢性気管支炎の薬です。民間薬で金蒼小草といい、「医者知らず」で知られています。 きりきず、やけど。おなかの薬、気分安定に、といわば万能薬。「医者倒し」そして「医者ごろし」ともいわれました。 ヒメキランソウ(Pygmaea)は九州から沖縄の海岸の岩場に生えるといいます。 全体の印象は似ており、葉は厚く光沢があるとのこと。私はまだ見ていません。 星空散歩 〜2013冬編〜
運営委員/いそぎんちゃく 藤 本 俊 二
寒い冬の季節、星空では1等星の星たちがキラキラと輝いています。1等星は全部で21個ありますが、
そのうち、冬にみられる1等星は8個もあります。また、空の空気もきれいなため、冬は星の観察に合っている季節です。
今回は冬の星座の紹介です。
<オリオン座>
冬の星空に目を向けると、まず目立つのはオリオン座の形です。四角い形の中に3の星が直線に並んでいる姿は一目でわかります。四角形の左上の赤い星は「ペテルギウス」と呼ばれ、「巨人のわきの下」という意味があります。 また、右下の白い星は「リゲル」と呼ばれ、「足のうら」という意味があります。 ペテルギウスを右肩、リゲルを左足、真ん中の3つ星をベルトに見立てると、冬の王者「オリオン」の姿がイメージできると思います。 <おおいぬ座>
オリオン座の近くにはどの星よりも目立つぐらい明るく輝いている星をすぐに見つけることができます。
この星は「シリウス」と呼ばれ、「焼きこがす物」という意味があります。
この「シリウス」はおおいぬ座の口になります。シリウスの南にある3等星を「へ」の字型に結ぶと、おおいぬのしっぽを見立てることができます。 「シリウス」と「への字」を結ぶと犬の姿がイメージできると思います。 <こいぬ座>
「ペテルギウス」、「シリウス」の近くもう一つの明るいを見つけることができます。この星が「プロキオン」です。
この「プロキオン」はこいぬの心臓のあたりになります。
2つの星だけでこいぬの姿をイメージするのはむずかしいかもしれませんが、場所はすぐに見つけることができます。<冬の大三角>
星座の名前ではありませんが、オリオン座の「ペテルギウス」、おおいぬ座の「シリウス」、
こいぬ座の「プロキオン」を結ぶと、「冬の大三角」を見ることができます。<おうし座>
オリオン座の3つ星を東に真っすぐ伸ばしていくと、オレンジ色の星「アルデバラン」を見つけることができます。
この「アルデバラン」の周りの星でV字を作ってあげると、目の部分から角までを見立てることができます。
また、このおうし座の背中の部分には「すばる」が見えます。「すばる」は、星がたくさん集まった散開星団のことです。
肉眼でも6〜7個の星の集まりが確認できます。大昔の人は「すばる」を使って視力検査をしたとも言われています。<ぎょしゃ座>
おうし座の「アルデバラン」から北に向かって伸ばしていくと、黄色の星「カペラ」を探すことができます。
この「カペラ」の周りで将棋の駒のような五角形を作ると、ぎょしゃ座になります。
五角形の左側の部分は、おうし座の左の角からそのままつながっています。<ふたご座>
ぎょしゃ座の「カペラ」からぎょしゃ座の五角形の左側部分を通り越していくと、明るい星が2つ並んでいるのを見つけることができます。
1つは「カストル」、もう1つは「ポルックス」と呼ばれています。「カストル」は白色をし、「ポルックス」はオレンジ色をしています。
この2つの明るい星が顔となり、それぞれの星から体があると見立てていくと、ふたご座の姿をイメージできます。「カストル」と「ポルックス」はごっちゃになることがよくあります。 分からなくなった時は、「カペラ」に近い方が「カストル」で「カ」でつながっているとおぼえておくと、分かりやすいと思います。 <冬のダイアモンド>
ここまで紹介してきた星を使うと、冬のダイアモンドを作ることができます。
おおいぬ座の「シリウス」、オリオン座の「リゲル」、おうし座の「アルデバラン」、ぎょしゃ座の「カペラ」、
ふたご座の「ポルックス」、こいぬ座の「プロキオン」を結びます。
星座ではありませんが、このような立派なダイアモンドを見ることができるのは冬の季節だけです。<エリダヌス座>
名前だけ聞いてもよくわからない星座ですが、「エリダヌス」は川の神様の名前です。つまり、エリダヌス座は川の星座なのです。
目立つ星が少ないため、流れる川をイメージするのはむずかしいかもしれません。
ただ、スタート地点はオリオン座の「リゲル」なので、場所はすぐに見つけることができると思います。他にも冬にはきれいな星座が多くあります。寒い季節なので、防寒対策をしっかりして星座早見盤を片手に冬の星空を楽しんでみてください。 *図は全てステラナビゲーターVer8をもとに作成。
電気工作七つ道具
運営委員 山 本 明 利
2月の活動は「電気工作」です。電気工作にあると便利な道具をご紹介しましょう。
(かたつむり237号より転載)
■お知らせ■
□夏季活動特集号を配りました□
大変遅くなりましたが、夏季活動の特集号を配りました。今年はカラーで印刷をしてみました。 いかがでしたか?是非友達の感想をよく読んで、いろんな感じ方があるんだと言うことに気づいてください。 ■お知らせ■
□在・退団意思の確認、ありがとうございました□
在・退団意思の確認、ありがとうございました。 引き続き在団する団員は来年度も一緒に楽しく活動しましょう。 また、退団する団員のみなさん、活動は3月まであります。最後までしっかり活動に参加しましょう。 なお、来年度も継続する団員は現小4〜中2で計72名(うち、休団5名)でした。 また退団者は計17名(卒団5名、途中退団12名)でした。 意思確認書でも書きましたが、団に残る人は団の活動を最優先に考え、絶対に欠席しないようにしましょう。 残ったことに対し責任ある行動・態度をお願いします。 意思確認書の通信欄に来年度の活動希望等を書いてもらいました。 運営委員会では皆さんの希望も来年度の活動の参考にさせていただきます。 ただ、すべてを取り入れることはできませんので、よろしくお願いします。 また、メーリングリストの変更はこれから行います。今しばらくお待ちください。 ■お知らせ■
□新入団員の募集について□
平成25年度新入団員を次のとおり募集する予定です。
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