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「ゆで卵の原理」って知ってますか?当然知らないよね。それもそのはず、これは石井先生が勝手に作った原理! 「生卵はゆでるとゆで卵になるが、ゆで卵を冷やしても生卵にはもどらない。」 なんだ当たり前じゃん、という声が聞こえてきそうです。 でもこれは「タンパク質の不可逆変化」というとても大切な現象を表しているのです。 さて、2月はいそぎんのお兄さんお姉さんによる「食品の科学」。今年はタンパク質に挑戦です。 卵や牛乳を取り上げて、どうしたら固まるのか、そのかたまり具合は、という内容を、おいしくいただきながら探っちゃいましょう。
12月活動 超低温の科学
12月7日(日)、教育文化センターで行いました。
植物名を覚える
運営委員 鈴 木 照 治
紹介するのは、2014年中、すぐに名前をいえなかった植物と、これまで実物を間近に見たことがなかった植物の写真です。
パッションフルーツに挑戦5
〜えっ!あっ!おいしい!!
副団長 石 井 幹 夫
場所ふさぎシリーズの最終章です。 いつも言い続けている「熱帯の」植物、パッションフルーツ。そして、今はもう真冬・・・。 霜が降りる日がつづき、もう我慢の限界!12月14日に収穫しました。でも食べる気がしない。 そうだ、部屋の中で熟成させよう!10日もすると、小さい方の表面がしなびてきた。ものの本によると「食べ頃」。 12月27日に半分に切ってみる。良いにおい!スプーンですくって食べる。甘酸っぱい! まぎれもないパッションフルーツの味!いやあ,おいしく食べられました。ばんざーい!
ジャンク・パーツでまにあわせる
運営委員 道 上 定
寒い日が続くある日、気がゆるんで暖かい物がほしくなります。部屋全体の暖房は使わないようにしているので、 けっきょく、熱いいっぱいのコーヒーで…とか、たまには「はんだごて」のほのかな熱を楽しみます。 半世紀ぼど前の「電気はんだごて」は銅の穂先がすぐに喰われて凹みが大きくなるので、 やすりを掛けて元通りに尖らせながら使ったものでした。いま出回っている「はんだごて」は穂先を 「鉄めっき」しているので[喰われ]はありません。反対にはんだの中に銅を加えたりして [喰われ]を防いでおります。 50年も前は電気部品も格段に大きく、だから電気こての容量も40〜60ワットと大ぶりの物でした。 電気工作の中では「鉱石ラヂオ」が当時も一番人気でした。とくに私の生まれ育った長崎の小さな島は、 日本の西のさいはての地で、本土より朝鮮半島に近くそのぶん大陸の放送が聞けました。 また、すぐ近くには佐世保の軍港があり、駐留軍の英語の放送が常時流れていました。「鉱石」は方鉛鉱などのカケラです。 検波回路の電極のあいだに挟み、探針を触れさせ整流作用を利用したものです。惜しいことに鉱石ラジオは音量が足りません。 真空管使用のラジオを作りたくなります。真空管は熱電子放射を利用するため、ヒータを内蔵するので電源は電池ではとても間に合わない。 交流100ボルトの商用電源を使います。 やっと組みあがったラジオのプラグをコンセントに差し込むとき、真剣な気持ちになったものです。 差し込んだとたんポッとけむりがでて「またおまえか!」。怒号が飛んできて、おっかけゲンコが飛んでくる。 ヒューズが飛んで停電、真っ暗。自転車用の懐中電灯と踏み台を持って玄関の上がりがまちでヒューズ・ボックスのふたをはずし、取り替える。 ふたをする。ぶらさがった電球に灯がともる。二度もやると工作禁止。そして、各部屋1個しかないコンセント。 そこで「電気は便利」と、タコアシ配線は常識。だいどこは親タコのうえに子タコを足して混乱状態で使っていました。 へたすると近所も停電に巻き込むので、慎重になります。 さあ、できた。プラグを差し、スイッチを入れる。パイロット・ランプがつく。煙はでない。真空管の底に赤みがさす。 スピーカからなにやら音がでる。VRをまわす。間違いなく音楽だ!兄たちも喜んでくれる。母も。 コンセントにプラグを差し込むとき[社会参加]を実感したものです。 当時の回路のコンデンサ・抵抗器などほとんどの部品は、現在のものとは比較にならないくらい大きなものです。 電気的にはもちろん、機械的にもしっかりとはんだ付けしないといけません。コンデンサは湿気やホコリが大敵で、 製造環境が悪いとすぐにパンクします。抵抗器も同じです。かといって名の通ったメーカ製だと値段は高いわけです。 一度使った、中古のものが山積みして店頭に並べて「20個30円」とかの値段をつけています。 強引に引っ張りながらはんだづけをはずした、曲がったままのリード線で数個がからまるのですが、そのまま売っています。 ジャンク・パーツと言います。中古だけでなく規格はずれの部品、きず、色違いなど。ときには軍用機器の放出品もありました。 佐世保港すぐ近くのジャンク・マーケットで制作の部品を調達するのです。 家に帰ってから、回路図とマルチ・メータで数値を追いながら部品を選んでゆくのです。 高校卒業後は関東地方に住まうのですが、私は、あいかわらずのビンボー学生でしたから、ジャンク・パーツは東京・秋葉原で、 そしてたまには横浜・石川町のエジソンプラザで間に合わせました。 工具も電気部品も足りない時代でしたが、そこはそれアマチュアの強み、気楽でした。 しろうとで趣味でやる電気工作ですからジャンク・パーツでじゅうぶんです。ラジオも鳴るとわかれば再解体、部品も再利用するのです。 私の生まれ育った島にはアマチュア無線技師はJA6HUのNさんが、ただひとりでした。もちろんこの人もジャンク愛用者でした。
【写真説明】コンセント:社会への入口。国によって使用電圧がちがい、形状も異なる。
「コンセント」の明確な定義がいまだに見あたらない。法律にも電気工学の専門書にも説明したものがない。
「コンセント」は和製英語らしい。英語圏ではコンセントのことをアウトレット、プラグ・レセプタクルとかプラグ・ソケットと言う。
写真は「アース電極付きコンセント」
すべての家電製品の電源プラグに「耐火性試験」が義務化される。2016年3月17日から実施。 単体販売のプラグは2015年9月17日から。これはトラッキング火災の予防のため。 ■お知らせ■
□在・退団意思の確認、ありがとうございました□
在・退団意思の確認、ありがとうございました。 引き続き在団する団員は来年度も一緒に楽しく活動しましょう。 また、退団する団員のみなさん、活動は3月まであります。最後までしっかり活動に参加しましょう。 なお、来年度も継続する団員は現小4〜中2で計71名(うち、休団2名)でした。 また退団者は計27名(卒団11名、途中退団16名)でした。 意思確認書でも書きましたが、団に残る人は団の活動を最優先に考え、絶対に欠席しないようにしましょう。 残ったことに対し責任ある行動・態度をお願いします。 意思確認書の通信欄に来年度の活動希望等を書いてもらいました。 運営委員会では皆さんの希望も来年度の活動の参考にさせていただきます。 ただ、すべてを取り入れることはできませんので、よろしくお願いします。 ■お知らせ■
□新入団員の募集について□
平成27年度新入団員を次のとおり募集します。
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