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かたつむり

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No.413   2015(平成27)5.10(Sun.) 藤沢市科学少年団

6月の活動   野外観察 江の島

 藤沢市科学少年団6月の野外活動といえば、”江の島”です。昨年は大庭に行きましたが、 今年は、またまたまた、江の島です。なんといっても、観察ポイントがいっぱい。 地層あり、植物あり、歴史ありです。そして、団員の皆さんが、最も楽しみにしている磯の生き物ありです。
 爽やかなこの季節、”みどりの江の島”を片手に、自然と文化を満喫しましょう。 保護者の方の積極的な参加もお待ちしています。


  1. 日時
  2. 6月14日(日) 9:00〜14:30


  3. 集合
  4. 9:00 小田急片瀬江ノ島駅
    よほどの降りでない限り、雨天実施の予定です。
    荒天の場合は別プログラムとします。
    その場合は、新江ノ島水族館を見学しますので天候にかかわらず集合して下さい。
    従って、朝緊急連絡MLは流しません。


  5. 解散
  6. 14:30頃 モースの碑の前(予定)


  7. 持ち物
  8. 弁当、水筒、帽子、雨具★かならず、名札、バインダー、筆記具、ルーペ、敷物
    図鑑類、双眼鏡など各自で必要と考えたもの
    (新江ノ島水族館の年間パスポートを持っている団員は、雨天プロになりそうなとき持って来てください)


  9. 欠席連絡
  10. ・前日まで事務局鹿児嶋自宅まで、
    ・当日は 事務局鹿児嶋携帯まで
    8:30〜50にお願いします。
     
    なお、自宅は常時留守番電話になっていますので、そこに入れておいてください。
    携帯も出られない場合の方が多いと思いますので、留守番電話に入れておいてください。




4月活動 雑草を食べる会

 4月19日(日)少年の森で恒例の「雑草を食べる会」が行われました。 新入団員のみなさんにとっては初めての月次活動でしたが、ワークシートの植物はみつかりましたか?  ドクダミのお味はいかがでしたか?


<活動のようす>

■集合して活動の開始


■雑草の観察と採集


■熱気あふれる調理の様子


■恒例 佐藤顧問の植物の説明


■採取した雑草の仕分け


■自分たちで作った料理は美味

<お品書き>
各班の小学生が頑張って作ったお品書き。力作です。


■1班

■2班

■3班

■4班

■5班

■6班

■7班

■8班

■9班

■10班



特別活動 第21回子どもフェスティバル

 5月5日(火)に開催された「こどもの日 第21回子どもフェスティバル」のようすです。







新米団長の独り言2
団長 石 井 幹 夫

 皆さん、こんにちは。新米団長の石井です。今回は団のシンボルマークである「かたつむり」についてです。 少年団では過去に二人の先輩の「かたつむり研究」がありますので、今回と次回の2回に分けて紹介します。
 今回はかたつむり300号記念号(2007年6月17日発行)に投稿してくれたT.M.君(当時中3)の研究成果です。
「かたつむり」、おめでとう300号!!…?シンボルマークの”かたつむり”?
7班3年 T.M.

■「ヒダリマキマイマイ」のカタツムリの絵

 次の活動のお知らせなどが載っている「かたつむり」。その「かたつむり」の右上に科学少年団のシンボルマークがしるされています。
 このシンボルマークの中に描かれている”かたつむり”が、いったい何の種類の”かたつむり”なのか疑問に思い、調べてみました。
 すると、右の絵の「ヒダリマキマイマイ」ではないかと、わかりました。 なぜかというと、シンボルマークに描かれている”かたつむり”の殻は、左巻きである!
 これに該当する”かたつむり”は、僕が探した中では、オナジマイマイ科の「ヒダリマキマイマイ」しか見つけることができなかったからです。 「ヒダリマキマイマイ」は、その名の通り殻の渦巻きが左巻きで、関東・中部地方に生息している”かたつむり”です。
 そのシンボルマークの「かたつむり」、おめでとう300号!!
 左にあるのが藤沢市科学少年団のロゴマークです。上のT.M.君の絵と比べて見てください。確かに左巻きですね。 この殻の巻き方に着目してかたつむりの種類を同定してくれたのは、T.M.君が初めてでした (この時すでに少年団が発足して24年もたっていましたが、ここまでは誰ひとりとしてやってくれませんでした。)。
三鷹市公式サイト
トップページ
>三鷹の魅力
>公園・自然
>みたかいきもの図鑑
>第45回ミスジマイマイ(三筋蝸牛)
 このT.M.君の研究に刺激を受け、さらに研究を深めてくれたのが現いそぎんちゃくのK.T.君です。 次回はK.T.君の研究の成果を紹介しようと思います。意外な事実が判明します。お楽しみに!
 ところで、保護者の皆様はもうお気づきのことと思いますが、最近めっきりカタツムリの数が減ったように感じます。 自然がだんだん壊されているからでしょうか。
 藤沢で通常見られるカタツムリは「ミスジマイマイ」(右の画像:三鷹市のHPから)です。 雨上がりにどこかを這っていたら、捕まえてお子さんと一緒にじっくり観察してみたらいかがでしょうか。 自由研究にも使えるかも!もちろん「かたつむり」にも投稿してくださいね。




白花シラーの出現
運営委員 鈴 木 照 治

シラーペルビアナ青花
■シラーペルビアナ青花
白花出現2004年
■白花出現2004年
大きく育つ2年後
■大きく育つ2年後
目立つ白花
■目立つ白花
復活した白花2013年
■復活した白花2013年
 庭に、シラーという青い小花を多数傘状につける丈夫な球根があり、種子でも繁殖するらしく、庭中に繁殖して、毎年、 春(4月下旬)には咲きそろい、数十年間にわたって、雑草を抑えて茂っています。 十年ほど前、その中に真っ白な花をつけるものが、たった1株だけ現れました。 これまで、白花を見たことがありませんので、それからというものは、毎年白花が咲くのをそれは楽しみにしていました。 近くに住む園芸に詳しい有名な先生がこれを見て、 「この白花の種を採って育てると、子は青花だが、孫にピンクの花が出るかもしれない」と教えてくれました。 それには少なくとも10年はかかります。数年たって白花をつける花茎が2本に増えて間もないころ、ある日、 ちょうどその球根の真上が、無残につぶされていて、地下浅くの球根が強いダメージ受けた様子がありありと、うかがえました。 門がなく、通りから3mほど入ったところで、初めは誰かがその球根だけをねらって取り去ったかと思いましたが、 あとで隣家に入った植木屋さんが、そのピンポイントに、はしごをかけて作業をしたと聞きました。 その翌春は青花ばかりが咲くだけでがっかりしました。その翌年もまたその翌年も白花は咲かず。 あきらめかけた頃、花のカタログを見ると、珍しく白花のシラーが売り出されていました。 カタログに出るくらいなら、それほど珍しくはないのかもしれませんが、園芸店でも、よその庭でも、 わが家のほかに白花の実物を見かけたことは一度もないので、私にとっては珍しい宝ものに違いありません。 それから数年たったある日、再びあの白花が同じ場所に咲きました。まだ小さい花茎ですが周囲の青花と見事なコントラストです。 一度失われたものが、ふたたびもどってきてくれたことがこんなにもうれしいものかと思いました。 長生きできれば、ピンクの花を拝めるかもしれないとがんばる気がわいてきました。 しかし、残念なことに、次の年はまた青花ばかりになり、それ以来、再び白花を見ることはありません。 地下の球根はまだ生きているかも知れないので、来年の春にかすかな期待をかけています。
周りは青花
■周りは青花
丈夫に育つ
■丈夫に育つ
近縁の球根釣鐘草
■近縁の球根釣鐘草




テスラとマスクの電気力
運営委員 道 上   定

平凡社新書『知られざる天才ニコラ・テスラ』
■平凡社新書
 『知られざる天才ニコラ・テスラ』
 米国のテスラ・モーターズが住宅用・据え置き型電力蓄電池を、日本ではこの8月から発売すると4月30日、発表しました。
 その価格は同業他社の「半値以下」にすると言うのですから、驚きです。 電気自動車で、しかも斬新なデザインの、実行力のある会社で有名ですが最高経営責任者・イーロン・マスク氏みずからの発表ですから、 まず実現することでしょう。NASAの有人宇宙船ドラゴンを運行する宇宙開発の民間会社・スペースXを立ち上げたのがマスク氏。

 で、テスラはなに?
 1856年、クロアチア生まれ。発明家で、電気に関する特許でエジソンと張り合った一徹な変人! 電気エネルギーを、動力も通信も総合的に扱おうとして時代に遅れ、あるいは時代の最先端を示唆した魔術師。 最近その業績が見直されています。

 藤沢市内在の作家・新戸雅章さんがこのほど『知られざる天才 二コラ・テスラ −エジソンが恐れた発明家−』 を平凡社新書の一冊として出版しました。テスラに関する文献はあまり出ておりません。 研究者も少ないようです。テスラ入門にちょうどよい新書判です。

「地球温暖化」、その原因といわれる「CO2の削減」、「大量生産・大量消費の抑制」等々ヒトの活動にともなう廃棄物など、 欲望のままに過ごす日々の在り方が大きく問われています。

 日本の人口減少も問題ですが、世界の人口爆発はなおいっそう大問題です。エネルギーの調達は焦眉の急です。 需要に応じて、きめ細かな供給がなされれば、今のところ「電力」が最適で、「ベースロード電源には原発」 を強引に組み込まなくてもやっていけるのです。テスラの言う「無線送電」は実験段階を終わり、 人工衛星・太陽電池群と地上受電基地への送電が構想中です。安全な送電波長が見つかれば、の話です。
 蓄電池はリチウムイオン電池で容量10キロワット時/2000ドルが爆発普及のポイント。もうそこまできています。 イーロン・マスクCEOの眼力は鋭い、と思います。




理科で好きなこと−1

 今年の新入団員に書いてもらった作文を順に紹介します。今回は1班〜4班です。

1班 4年 Y.K.
 わたしが理科ですきなことは、じしゃくです。じしゃくにはおもしろいことがあります。 たとえば、さ鉄は、じしゃくにつくのに、ほかのすなはじしゃくにつきません。
次に発見したことは、じしゃくのはしっこはつくのにまんなからへんは、つきません。
ほかに発見したことは、コンパスのはりがじしゃくにつくことは、さいしょは、わからなかったけど、 じっけんをしてからこのようなことがわかりました。
 ほかにも、じっけんをしてわかったことは、じっけんする前は、十円玉と一円玉と五円玉と五十円玉は、 じしゃくにつくと思いました。でも、じっけんを、やってみたらつかなかったです。
 わたしは、このようにおもしろい力があるじしゃくがすきになりました。


1班 4年 T.F.
 ぼくの家のにわで、トマト、いんげん豆、きゅうり、なす、オクラを育てて、夏にとって食べました。 たくさんとれておいしかったです。落花生も育てて食べました。 ひとつだけ土の中にのこっている落花生があったから、紙コップの中に土と落花生を入れて、めが出るかもしれないと思っていたら、 めが出て来ました。大きく育つかどうか楽しみです。
 さつまいももたくさんとれて、おいしかったです。にんじんも、少しだったけどおいしかったです。 大根は、くさってしまいました。大根は、むずかしいからやめようとお父さんは言っていました。 これからも、たくさん野さいやくだ物を育てて食べたいです。


2班 4年 A.M.
 わたしは、理科が好きでもきらいでもありません。その理由は、たいけんが少ないからだと思います。 学校の教科書やプリントだけだとおもしろくありません。なのでそのたいけんをするためにこの理科たいけん教室に行きたいと思いました。
 私はたいけんが大好きです。はじめてやる事は、どきどきわくわくします。知らない事を発見したり、 わかったり、知ったりすると、とても楽しいです。実けんをする事も楽しいです。なので、とても楽しみです。
 一年間で理科で好きな事、もっと知りたい事をみつけたいと思います。


2班 6年 K.N.
 僕が理科で一番好きなことは、電気の力で動く物をつくる電子工作です。理由は、自分で作った物が電気の力で動き楽しいからです。
 小学校四年生の時、姉が学校でつくっていた左右も進める手作りのモーターカーを見て、僕は、 「電子工作をしてみたい」と思ったのがきっかけで、学校で作ったモーターカーをコントローラーで動かせるようにしたり、 三年生の時の実験で使った豆電球を利用して、信号機を作ったりしました。もう一台あるモーターカーは電磁石が磁石とくっついたり、 はなれたりして回転するとタイヤも回るというもので、改良してリニアモーターカーと同じ原理で走らせてみたいです。
 僕はまだLED電球や、きばんを使ったことはありませんが、科学少年団に入ったらちょうせんしてみたいです。


3班 4年 K.K.
 ぼくは、虫がすきです。その中でもクワガタムシがすきです。 なぜかというとカブトムシもすきだけどぼくはみためとかいやすさでクワガタムシのほうがすきです。 見ためはカブトムシのおすの 大きいからだと一本の大きな角とくらべればクワガタムシは、小さいけれど、 大きい大あごとみがるな体で木のうろや相手の下に入りこんで大あごではさんで投げとあすところがかっこいいです。
 今オオクワのペアが冬みん中ですが家にいます。
 ようちえんのときから春〜秋まで友だちと虫とりをしにいっています。ドライバーやとんかちを使ってようちゅうやせい虫をさがしてとっています。 今年はよくいく伊豆でミヤマヤヒラタをとりたいです。


3班 5年 K.Y.
 私は、植物の観察が一番すきだ。
葉がすっかり落ちてしまっている、桜などの木々が、春になると、色あざやかな花々を見せてくれるのは、不思議だ。
 考えると、なぜ、冬になると葉が落ちてしまうのだろう。なぜ冬になっても、葉が落ちない木があるのだろう。 なぜ、モミジやイチョウは、紅葉するのだろう。自然には、不思議な事がたくさんある。この不思議をできるだけたくさん分かりたい。
 星を見ることも好きだ。
 以前、母とふたご座流星群を見たことがある。初めてで、その時は2、3こしか見つけられなかったが、とてもうれしかった。
 どれがどの星か、を母に聞いてみたが、よく分からなかった。少しかなしかったので、自分で夜空を見て星が分かるようになりたい。


4班 4年 Y.O.
 ぼくは、豆電球のじっけんがすきです。三学期の理科のじゅぎょうででんちのとおりみち(回路)について勉強し、 ビンのシールをはがして回路につなげて電気がつくかを調べました。とても楽しかったです。 もっと他のいろいろなものを組み合わせて電気がつくかをしらべてみたいです。
 夏休み冬休み春休みには大阪のおばあちゃんの家に行きます。山に登って花の名前や鳥の名前をしらべます。
 冬山登山に行ったときは、手に鳥がとまりました。こわかったけど楽しかったです。

4班 5年 A.I.
 理科の授業で一番好きなことは、星の授業です。
 私が年長のころなかなかねれず、ベランダに出てみたら空に光るものがたくさんありました。 すごくきれいだったのでお母さんに聞いたら、それが星だと知りました。 三年生の理科で季節によっていろいろな星座があると分かり、四年生のプラネタリウム見学では、 昔の人は星を線で結んで星座を作っていたことを知りました。
 これからも星について勉強したり、望遠鏡で星空を観察して、まだ知られていない星を探して、 自分の星座を作ってみたいと考えています。



■お知らせ■
□団費は納入していただけましたか□

 団費の納入期限は4月24日でした。まだ4名 の方から振り込みがありません。早めの振り込みをお願いします。



■お知らせ■
□子どもフェスティバルに参加、ありがとうございました□

 5月5日(月 こどもの日)に少年の森で行われた「子どもフェスティバル」に参加された団員のみなさん、どうもありがとうございました。 おかげさまで無事終了することができました。