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秋は自然を観察するにはとても良い季節です。 11月活動のこども自然公園には、たくさんの野鳥や多くの樹木があり、樹木には名前を示すプレートも付いています。 美しい紅葉を見ながら、野鳥や樹木の特徴を観察しましょう。 なお、今回は保護者の皆様の参加を歓迎いたします。ぜひ、秋の一日を紅葉がりと自然観察でお過ごしください。
9月活動 夏季宿泊活動事後学習(7月)
9月活動は、9月13日(日)に教育文化センターで行われました。 フズリナの観察やいつも通り岩石等の整理、水質検査も行いました。 団員の皆さんは、どの活動に興味を持ちましたか?
ミニ稲 ミニ特集
ミニの稲を育てよう!(その5)
―花が咲き、お米がなりました―
運営委員 小 野 哲 夫
「かたつむり」9月号(Na.427)でお話したイネの花は9月22日に咲きました。 写真に示すような、小さな白い花で、よく見ないと気が付かないほどでした。 この小さな花からお米ができるのは不思議といえば不思議ですが、また楽しみでもありました。 5月の中ごろから6月の初めに田植えをした市内の水田では、稲刈りが始まっていましたが、 7月に植えたミニ稲は花の咲くのがやはり1か月ぐらい遅くなりましたね。 花が咲いてから3週間たった10月の連休になると、イネの花もすっかり形を変えてきました。 外側にモミと言われる外皮かぶり、中にお米を育て丸々としてきました。その色も緑色から変わってきました。 昔の人は、お米が実って稲穂が垂れ下がった様子を「黄金(こがね)の稲穂」とか、 風に揺れると「黄金波打つ」などと言っていました。 その黄金色は「金色」を意味していて、黄色のような稲刈りをする頃の色です。 ところが写真を見ると、茶色のものがあります。どうしてでしょう? 今年、この稲を育てて気づきました。花が咲いたときの葉っぱと同じ緑色が、 実が膨らんで大きくなると共に茶色から黄金色に変わって行くのだと。 皆さんも気づきましたか? もう一度、気を付けて見てください。
新米団長の独り言7 スーパーカミオカンデ
団長 石 井 幹 夫
皆さんこんにちは、新米団長の石井です。いかがお過ごしですか? さて、このコーナーも7回目となりそろそろタネがつき始めてきました。 でも1回休むと絶対に復活できない自信があるので、今回もがんばります。
ところで、この原稿を書き始めたときのタイトルは「ノーベル賞」でした。 今年の受賞者の発表が始まったばかりのときで、医学・生理学賞を受賞した大村先生の話題で持ちきりでした。 このときは大村先生の紹介とノーベル賞の解説でもしようかなと考えていました。
そして、その翌日、・・・。ノーベル物理学賞に梶田先生が。ふ〜ん、二人目か、日本も大したもんだ。 で、受賞理由は?ん、ニュートリノに質量がある。そうなんだ。 えっ、ちょっと待てよ、ニュートリノと言えば小柴先生だ。スーパーカミオカンデだ。 今から10年前の2005年、科学少年団の夏季宿泊活動は岐阜県飛騨高山方面でした。 そしてそのときの目玉はなんと、スーパーカミオカンデの見学。 当時は小柴先生がノーベル物理学賞に輝いた(2002年)直後でもあり、みんなでわくわくしながら見学したことを覚えています。 今いそぎんちゃくで活躍しているYさんやM.F.君が小学5年の時でした。2人、覚えていますか? 当時の団員(小学5年)の感想を紹介しましょう。
夏活動で見た植物
運営委員 鈴 木 照 治
三日目の早朝散歩で温泉源を見に行く途中の山側から、ミズナラが道に枝を延ばしていました。 藤沢の山にはよく似た仲間のコナラ(同属)が見られます。(コナラより、葉脈の数が多く、葉柄がありません。) 湯の湖畔の砂礫の湿地にはアブラガヤ1種だけの群落がありました。 ホテルにもどる途中の公園にヤマボウシの木が赤くなり始めた実をつけていました。 三日目は記念写真を撮ってから出発しました。はじめは湯ノ湖の岸に沿って林の中を歩きました。 ちょうど手の高さにアスナロ(ヒノキに似て、球果が異なる別属、ヒメアスナロは庭に植栽)の枝が伸びて、 間近に葉を見ることができました。 湯滝に沿った急斜面を下り、湯の川に沿って林の中を歩きました。 渓谷の流れに洗われる岸の岩に、細く伸びた葉がぎっしり生えています。これはセキショウというサトイモ科の植物です。 湯の川を離れ、戦場ヶ原に近づくと、シラカバの林です。湿原の周囲に最初に生えてくる樹木はシラカバです。 やがて木道になり、湿原に入ると一面のスゲで根元は浅い水につかった状態で生育できる植物は限られています。 家族連れで来た人が「あれがヤチボウズだ」と教えていました。 若いころ、戦場ヶ原に行けば、道路沿いに谷内坊主(水面に首から上の頭のように突き出たスゲの株)が見られたのが思い出されます。 今回も、一か所よく見られるところがありましたが、写真に撮れませんでした。 このスゲはヤチスゲだと思いますが、確かめようがありません。 木道が終わりに近づくころ、道端に大きな木の根がオブジェのようにかざってありました。 地下水の移動がない湿原では、深いところは酸素不足で、シラカバの根が浅く地中に広がる様子を見せる展示なのでしょう。 半世紀も前、この辺り一面に、ニッコウキスゲの大群落がありましたが、今回は一本も見られなかったのが残念です。
■お知らせ■
□夏季特集号の発行に関して□
夏季特集号の原稿、ありがとうございました。 現在、高木運営委員が精力的に編集を進めていますが、本業が非常に多忙でなかなか作業が進まないのが実情です。 すべてボランティアでやっているので、勘弁してください。 団員の皆さんには申し訳ないのですが、現在の発行予定は3月です。 中学3年の団員が卒業するまでには、何とかお配りできると思いますのでよろしくお願いします。 ■お知らせ■
□夏季活動の返金について□
夏季活動の会計に関しては現在集計中ですが、ひとり1000円の返金ができる見込みとなりました。 後日郵便為替を郵送しますので,郵便局で現金とお引き換えください。 なお、為替証書の受領書は11月末までに事務局に着くように返送をよろしくお願いします。 ■お知らせ■
□来年度の夏季活動(方面)が決まりました□
平成28年度は西伊豆方面に予定です。お楽しみに!! ただ、まだ宿舎が決まっていません。それに伴って日時も未定です。決まり次第お知らせしますのでしばらくお待ちください。 ■お知らせ■
□原稿募集□
「かたつむり」では常時原稿を募集しています。あまり肩肘張って構えるのではなく、日常に転がっている「何気ないもの」がいいです。
写真1枚でもいいのでそこにコメントをつけて送ってください。FAXの際は鉛筆ですとかすれて読めない場合があります。
ペンでなぞってから送ってください。送り先 : 高木茂行宛 mail: fjnc_master@fjnc.sakura.ne.jp/ takagi_shigeuyuki@cameo.plala.or.jp |