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科学少年団では、恒例の食品の科学。年間の活動の中では最も人気があるという噂も聞きます。 活動で取り上げるのは、毎日食べているお米。お米に含まれる「でんぷん」の科学です。 そして、活動はいそぎんのお兄さんお姉さんが担当します。お米を炊くので、 お弁当はおかずのみと言っていますが大丈夫でしょうか? いそぎんの言葉を信じ、 「おかずのみのお弁当」、お椀、お箸を持ってきてください。
10月活動 施設見学 科学技術館
10月活動は東京にある「科学技術館」の施設見学でした。 2階から5階までが展示しつで、巨大歯車、自動車、ロボット、新しいエネルギーなど、さまざまな展示がありました。 皆さん、展示品に触れ、楽しみながら科学を学ぶことができました。
ミニ稲 ミニ特集(その2)
10月の「かたつむり」で、1班5年生のM.N.さんの「ミニ稲の観察」を紹介したところ、 9班5年生のT.N.さんからもミニ稲成長のメールをもらいました。小野先生のミニ稲の観察と合わせて掲載します。 科学団9班T.N.です。 いただいた稲ですが、稲穂ができて、稲の花が咲いています。 ちょうど良い大きさのマグカップがなかったので、ガラスのコップに土を入れて、室内の、 西日がよく当たる窓辺に置いて、水を切らさないようにしていただけですが、たくさん稲穂ができて、うれしいです。 ミニの稲を育てよう!(その6)
―もう収穫です!―
運営委員 小 野 哲 夫
市内の水田の大部分では稲刈りが終わっていますが、稲刈りの終わった水田をもう一度見てみましょう。 イネを刈り取ったのに、刈り取った根元からまた緑の稲が伸びてきています。 これは根が生きていてイネが成長を続けることから生じるもので、「ひこばえ」と呼ばれます。 この「ひこばえ」は寒くなると枯れてしまいますが、タイやベトナムなど暖かい東南アジアではこの 「ひこばえ」を育ててお米を収穫することも行われています。 もちろん、日本でも暖かくしてやれば育てることができます。ミニ稲でも、当然できます。チャレンジしてみませんか? 写真のように色づいてくると、お米を収穫することが可能です。 一粒のお米から1本の苗ができて、その1本の苗からいくつのお米ができたのでしょうか? ぜひ、教えてください! 天空庭園の植栽から
運営委員 鈴 木 照 治
出来ることと推し量ること
運営委員 道 上 定
牛飲馬食の輩が増えたのか、それとも自宅の庭を野草で飾ろうと生け垣代わりに使ってひとり楽しんで…。ナニに使おうと盗掘しているのか知らん。 どうしたわけかハマカンゾウが激減しているといいます。 で、ほうっておけないと、大日本印刷と東芝の社員がプロジェクトチームをつくり、細胞工学の技術を使いながら繁殖させようと、いま取り組んでいます。 カンゾウの仲間は科学少年団の年度はじめの4月に行われる「雑草を食べる会」で紹介される「おいしい雑草」のひとつ。 ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニッコウキスゲもユリ科の同じなかま。葉っぱは抵抗なくおいしくいただける。酢味噌和え、味噌汁などとりわけ好評です。 異業種の、しかも扱うものが「生き物」を真ん中にすえての「商品開発」に、期待とそこまでやるか、の意外性に気を使います。 農業ではハウス栽培で栽培環境の囲い込みをはかり、暖冷房などの調節を手作業で行っていました。そこに電気を引き込み自動制御。 さらに日照・湿度・換気など細かく設定し、いまでは野菜の工場生産は驚かなくなってきました。 ペルトコンベアで日替わり環境を通過して、生育した野菜が出口から出てくるのを待つ、ソコまできています。 日照や水など、基本が出来ていないとうまくいかないのが農業ですから、逆に厳しい気象環境の砂漠や南極でも野菜工場が稼働できる、ことになります。 山の中で「海水魚を育てる・出荷している」話しも、採算性を別にして増えていくことでしょう。野菜工場はもう実用の領域に入っているようです。 「雑草を食べる会」の4月、ドングリの樹の多い雑木林のなかにキンランやギンランを見つけホツとしますが、 いずれ簡単な繁殖技術を手に入れて希少価値をなくす、そのようになるでしょう。 が、「時代の流れ」だからと、すませていいの? 科学者も政治家も経営者も、先生と呼ばれる人たちよ、もう少し先を見ながらの発言・実行をお願いします。 ■お知らせ■
□夏季活動の返金の受領書の返送をお願いします□
夏季活動の返金(1000円)を定額小為替で郵送します。同封の受領書を返送してください。 期限は11月末日までとなっています。ご協力お願いします。 ■お知らせ■
□来年の夏季活動のお知らせです□
先月、平成28年度は伊豆に行く予定であることをお知らせしましたが、宿舎も決まり、 伊豆半島南部にいくことが本決まりとなりました。まだ来年のカレンダーはないと思いますが、 手に入ったら真っ先に赤で丸印を付けておくこと!日程は8月7日(日)〜9日(火)です。 楽しみにしてください。 ■お知らせ■
□来年度の在・退団について□
詳細は来月のかたつむりに掲載しますが、そろそろ来年度どうするかを考え始めてください。 運営委員会は今年の団員全員に残って欲しいと願っていますが、様々な事情の中でうまくいかない場合もあると思います。 特に小学校6年生は、来年は中学生です。部活が始まります。 団や近所の先輩から中学校のようすをよく聞いてしっかり考えてください。よろしくお願いします。 ■お知らせ■
□10月活動 科学技術館「ワークシート」の解答の訂正です□
K電線の不思議パワー 電線を巻いて電磁石になる金属はどれでしょうか? この解答が「A 銅」となっていました。 「正しい解答は「C鉄」です。 「銅」は磁石にくっつきません。 磁石にくっつかない金属は、導線のコイルの中に入れても磁石にはならず、電磁石ができないのです。 「変だな〜?」と思ったのではないでしょうか。悩ませてすみませんでした。 ■お知らせ■
□原稿募集□
「かたつむり」では常時原稿を募集しています。あまり肩肘張って構えるのではなく、日常に転がっている「何気ないもの」がいいです。 写真1枚でもいいのでそこにコメントをつけて送ってください。FAXの際は鉛筆ですとかすれて読めない場合があります。 ペンでなぞってから送ってください。 送り先 : 高木茂行宛 mail: fjnc_master@fjnc.sakura.ne.jp/ takagi_shigeuyuki@cameo.plala.or.jp |