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11月は自然観察です。今回の目的地は藤沢市中心部に豊かな緑を残す新林公園です。 団員のみなさんも学校の遠足や身近な遊び場所として一度入ったころがあるのではないでしょうか。 身近な公園ですが、実は自然がとても豊かで様々な同植物が観察できる貴重な場所です。 遊び場所としての新林公園が実はこんなに貴重な場所だった!ということを、今回の活動でぜひ気がついてほしいと思います。 今回は秋の自然観察として訪れますが、5月ごろの観察もお勧めです。今回をきっかけに貼るにも訪れてみてください。
9月活動 夏季活動のまとめ
(先月の原稿)この植物はいったいなんでしょう?
7班 7年 T.H.
旅行中那須ゴンドラに乗り標高1410mまで上がりました。 地上の気温は29度あったのですが山頂駅では22度。 涼しくて地上では鳴きまくっているセミの声が全くせず、赤とんぼが大量に飛び回っていました。 ブナ遊歩道を散策したところ変わった植物を見つけたので報告します。 ネギ坊主のような丸い物体の大きさ半径2〜3センチくらい。松葉のように固いトゲトゲで、手で触ると針山のよう。 針の間には蜘蛛の巣のような白い糸状のものが絡まり埋まっていました。 葉っぱはふきの葉のようでした。 家に帰って植物図鑑を見てみたのですが何の植物かわかりませんでした。 ついでに藤沢ではあまりみかけないアサギマダラが飛んでいたので写真を載せます。 (原稿に返事)7班 T.H.さんへ
運営委員 鈴木照治
那須山の旅行で見た不思議な植物の写真を見てすぐ思い出したのはゴボウの花です。昔は、家の近くの畑にも、ゴボウが見られたのですが、近頃は見られません。 実物を見てないのですが、他に似た果実はありません。 那須山にゴボウが生えているとは、とうてい信じられませんでしたので、図書館に行ってゴボウについて調べました。 すると、APS牧野図鑑では、ゴボウの原産地はヨーロッパ(冷温帯)で、食用にするのは日本だけ、 しかも一部雑草化していると記載されていました。 那須山のような冷温帯(ブナ帯:標高600〜1200m)に生えることは、十分ありえます。 というわけで写真の植物は「ゴボウの果実」でした。 10月活動 施設見学ワークシートの解答
毒との遭遇
いそぎんちゃく M.K.
夏季活動から帰ってきた3日後に家族と“群馬”に旅行?に行きました。行くときには私が車を転がしましたが、群馬は遠いですね。 圏央道が出来たおかげで4時間ぐらいすみましたが。 群馬についたら、行く前から親が言っていた“谷川岳”に登りました。 運転していたので少しだけ仮眠を、と思いましたが車で寝るのは狭いので外で仮眠をとりました。 そんな時に役立つのが新聞紙!下にひいて、上から被せればあったかいんだから! 話がズレました。題名で「毒との遭遇」と書きましたが、谷川岳で遭遇しました。 その毒がこの写真に! どこやねん!! と思われる方もいると思います よーく見ると…(真ん中らへん) こいつです。 名前は「ヤマトリカブト」 大きくなると大体150cmになる多年草で、夏から秋にかけて3cmぐらいの青い花をつけます。 こんなにキレイな花を持っていますが、猛毒を持っています。 この植物、特に根っこの部分を食べると、めまい、嘔吐、腹痛、下痢、痙攣、体温低下、 呼吸麻痺などの体に悪いことがフルコースで襲ってきます。 そんなに危ないのに食べる奴がいるのか? いるんです。しかし、故意にではなく間違って食べることが多いそうです。 何と間違えるかというと、“ニリンソウ”とよばれる植物で同じような場所で、同じ葉の形をしている植物です。 “ヤマトリカブト”と“ニリンソウ”の違いは根茎と花咲く季節とその色。 ・ニリンソウは、根茎が横に這い、春先に白い花をつけます。 ・ヤマトリカブトは、根茎が横に這わずに、秋(8月から10月)に紫の花をつけます。 山では色々な植物がありますが、むやみやたらに知らない植物は食べないように! ドクダミは体に良いですよ。 参考資料 「新装版 野外毒本 被害実例から知る日本の危険生物」 著:羽根田 治 ISBN978-4-635-50035-7 出版社 山と渓谷社 ■お知らせ■
□2017年度夏季活動 日程・行き先決定!□
来年度の夏季活動の日程と行き先が決まりました。
山梨県と静岡県の県境に位置する町です。南アルプスの麓にあり、糸魚川静岡構造線「フォッサマグナ」 に関する地層が観察できるほか、様々な動植物の観察が期待できます。 団員のみなさんは、予定表に今のうちから書き込んで、参加できるように予定を空けておきましょう。 ■お知らせ■
□地形模型写真・夏季活動感想文 まだの団員は提出を□
地形模型写真・感想文、先月の活動日に間に合わなかった団員は、これからでも良いので出すようにしましょう。 提出がない場合は、文集に載せられない場合があります。(最終案内とします) ※写真について、7月活動ですでに撮影済の場合は送る必要はありません。 ■お知らせ■
□保護者メーリングリストに参加しませんか?□
希望制で緊急連絡メールに「保護者会グループ」を作成し、 誰もが呼びかけたり質問を投げかけたりすることができる環境を5月より設定しています。 保護者参加可能の月において、参加を呼びかけたり、その月の保護者会独自活動について発信したり、 今年初めての保護者の方が質問し、それを経験のある保護者の方が答えたりする活用を考えています。 このメールは緊急連絡メールとは別の任意参加となります。また、緊急連絡メールとは異なり、参加者全員が発信可能です。 設定ページでは参加者が一覧で表示されますので、ご了承ください。 参加を希望される方は、野々村運営委員までメールで申し出てください。 (anono@d1.dion.ne.jp) なお、発信のしかたは、宛先に「fjnc.g100@ra9.jp」を指定していただく必要があります。 届いたメールの返信では受け付けられませんので、ご注意ください。
■お知らせ■
□原稿募集!□
かたつむりの原稿をお待ちしています。ちょっとした発見や気になること、団員のみんなに知らせたいこと。 気軽に投稿してください。保護者のみなさまの投稿もお待ちしています。 原稿は事務局鹿児嶋までお願いします。(なるべくメールでいただけると助かります) |