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12月は星の観察です。冬になると夜空が澄んできて、星がとてもきれいに見えますね。 また、やや地味な秋の星座から、冬の星座に移りゆくと、オリオン座やプレヤデス星団などスター級の星たちが現れ、とても華やかな夜空となります。 そんな星空の観察を今年は12月活動でおこないます。今回も天体望遠鏡の組み立てや操作を団員のみなさんにまかせる予定です。 ここ2年ほど続けていますが、少しずつできる団員が増えているように思います。さて、今年は去年より自分たちで目標の天体をとらえることができるでしょうか。 また、双眼鏡を使った観察も望遠鏡とはちがった役割がありとても有効です。自分で用意できる団員は持ってきてください。
10月活動 施設見学 相模原市立博物館/JAXA 相模原
新林公園の特色
運営委員 鈴木照治
ここでの活動は7回目になりますが、片瀬の新林地区が整備され、新林公園として公開されたのは、1983(昭和58)年ですから、 できてから、33年になります(新林小学校も、科学少年団もこの頃できました)。 植えた木は、30年で成木(青年期の大きく育った若木)になります。今、公園はそのような成木の見本林になっています。 ケヤキ、カツラ、カエデ、ウメなど、昔から日本人の生活に関係の深い木を植えてあるのもこの公園の特徴です。 中央の園地をぐるりと取り囲む山は昔の雑木林や植林を残した自然公園として遊歩道がつくられています。 この森では、アキザキヤツシロランという珍しい腐生植物(緑葉を持たず、菌類から養分を得て生活する)も見つかっています。 また、里山の復活をめざす人たちの協力で、ヤマユリやキンラン、クマガイソウなどが育つようになりました。 まだ、それほど目立ちませんが、半世紀も前、人々が里山に囲まれて生活していた頃には、花束にしてとっても、 なくなる心配もないほどありふれていました。時代の流れで自然が後退し、ここまで足をはこばなければ見られなくなりました。 新林公園は、6月中下旬に行ってみることをお勧めします。アジサイの原種であるガクアジサイと、 その変種で日本に昔からあるアジサイやその後品種改良された西洋アジサイのどれもが見られます。 さらに近年日本でも改良が進んだニューフェースのアジサイ(ブルーウェーブ)もあります。 池の先の湿地にはハンゲショウがありますが葉の先が白くなるのは6月下旬です。 長屋門の横の山際に、ミズキ、ヤマボウシ、クマノミズキの近縁3種が並んでいます。 5月から6月にかけてが開花期なので、くらべて見ると違いがわかります。
■お知らせ■
□2017年度 在団・退団意向確認を行います□
中学3年生を除き、2017年度(来年度)の意向確認を行います。 在団して引き続き科学少年団で活動をするのか、退団して別の分野に力をそそぐのか、一人ひとり考えてください。 12月中に意向確認の書類を郵送します。記載された締め切り日までに返送してください。 とくに来年中学生になる小学6年生は中学生の先輩に話を聞いておくと良いと思いますよ。 保護者のみなさまには、団員が自分の意思で来年度のことについて決めることについて、ご支援をお願いします。 時々在団のつもりなのに書類を出さない団員がいますが、これは困ります。 意向調査をもとに来年度新入団員の募集枠を決めています。責任のある行動をお願いします。 一方で、迷ってなかなか決められず、返事が遅れる団員もいます。相談したいことがありましたら、事務局までお知らせください。 ■お知らせ■
□2017年度夏季活動 日程・行き先決定(再掲)□
来年度の夏季活動の日程と行き先が決まりました。再度お知らせします。
山梨県と静岡県の県境に位置する町です。南アルプスの麓にあり、 糸魚川静岡構造線「フォッサマグナ」に関する地層が観察できるほか、様々な動植物の観察が期待できます。 団員のみなさんは、予定表に今のうちから書き込んで、参加できるように予定を空けておきましょう。 ■お知らせ■
□保護者メーリングリストに参加しませんか?□
詳しくは先月号のかたつむりをご覧ください。QRコードのみ再掲します。
■お知らせ■
□原稿募集!□
かたつむりの原稿をお待ちしています。ちょっとした発見や気になること、団員のみんなに知らせたいこと。 気軽に投稿してください。保護者のみなさまの投稿もお待ちしています。 原稿は事務局鹿児嶋までお願いします。(なるべくメールでいただけると助かります) |