目次:
DOWNLOAD (PDF:1.67MB)
PDFファイルを見るためにAdobe Readerが必要です。 Adobe Readerのダウンロードはこちら==>
Adobe

かたつむり

Logo

No.459   2018(平成30)9.16(Sun.) 藤沢市科学少年団

10月活動  施設見学(国立科学博物館)


 10月は国立科学博物館に行きます。ここは日本でも有数な規模の博物館で、みんなもきっと大満足だと思います。 ただ、でもちょっと広すぎて、…。1回の見学ではとても全部を回れません。次はぜひ家族で訪れてキミが案内をしてください。よろしくお願いします。
 なお、この活動はご家族の方の参加も歓迎します。


  1. 日時
  2. 10月14日(日) 8:30〜15:40


  3. 会場
  4. 国立科学博物館(東京上野)


  5. 集合
  6. 8:30
    JR藤沢駅みどりの窓口裏の連絡通路(図の矢印)


  7. 解散
  8. JR東海道線
    各自の最寄り駅
    (戸塚駅、大船駅、藤沢駅、辻堂駅等)
    下車駅が藤沢駅の場合15:40頃になります。
    当日の朝下車駅を確認しますので、あらかじめ決めておいてください。


  9. 持ち物
  10. 弁当、水筒、雨具、帽子、名札、バインダー、筆記具、
    スイカやパスモ(交通系ICカード)
    交通費(藤沢〜上野 往復1944円(小学生972円))
    交通費は藤沢駅までの往復分も必要です。念のため多めにチャージしておいてください。
    交通系ICカードを持っていない団員は、これを機会に必ず準備してください。
    子供用カードは駅で申し込めます。


  11. 欠席連絡
    • 原則前日までに連絡してください
        事務局 鹿児嶋まで
          自宅(留守電)
            (メール)kago@ea.mbn.or.jp(なるべくメールでの連絡が助かります
    • 当日連絡8:20までにお願いします  鹿児嶋携帯(録音)


  12. その他
  13. この活動はご家族の参加を歓迎します。
    ただし、ご家族の方担当の運営委員は付きません。
    また、団員とは全て別行動をとっていただきます。
    参加された皆さんの自主的な行動をお願いします。
    なお、国立科学博物館の入館料は620円になります。






8月活動 夏季宿泊活動 長野県大鹿村方面

 8月18日(土)〜20日(月)の2泊3日で行ってきました。天気にも恵まれ大変充実した活動になりました。 詳細は冬に発行予定の特集号に譲るとして、ここでは画像をもとにごく簡単に振り返ってみようと思います。

■杖突峠展望台より(左手奥が諏訪湖です)





■長谷公民館、戸台の化石です






■飯田市立美術博物館
中央構造線で見られる岩石の予習です






■早朝散歩参加者 何と30名オーバー
最後に日の出を見て満足しました






■ふ〜ん、これが中央構造線か







■なぜかサンプル見本が地面に、誰の仕業?
しっかり見比べよう!






■原水の味見 お、おいしい!
思わず笑みが






■中尾峠
実際の地形を地形模型と比べよう






■水引体験
素晴らしい作品ができあがりましたね!







■テキストと見比べて









■中央構造線溝口露頭







■宿舎の夕食 おいしかったね







■いざ大鹿へ
  5台のマイクロバスに分乗して出発です






■ロープを使って ちょっと冒険気分!







■塩づくり
  焦げないようにゆっくりと?
  あっ、塩は焦げないか!!






■中央構造線博物館にて
  中央はお世話になったK学芸員です






■天気図教室
  いそぎんの出番です
  あまりの天気図の複雑さに、・・・。






大鹿村に行ってみました
運営委員 鈴 木 照 治

安康露頭前景
■安康露頭前景
安康露頭接写
■安康露頭接写
安康露頭の岩石標本
■安康露頭の岩石標本
(中央構造博)
 科学少年団の夏活動の現地を見たいと希望してかなえられた家族旅行でした。 車で浜松から北へ、古代からの塩の道、秋葉街道に沿って、遠山郷を進むと、中央構造線程野露頭の看板が目に入り、 車を降りて歩き回りましたが、散在する何枚もの図入りの看板にもかかわらず、よくわかりません。 説明では、ここは中央構造線に沿った横ずれ断層の断層面で、横断するガケではなかったのです。 周りの地形がほぼ現在の形に形成されてからの大規模な横ずれ断層によって山の尾根や小川の谷が水平に数十mずれたのを、 地形図で説明する看板が3枚もありました。さらに北上し、地蔵峠を越えて間もなく安康露頭の看板がありました。 道路わきのごくせまい細道をたどって川原に降りると、対岸に高さ2mほどのがけが続き、 目の前に黒い筋が縦に2本あり、ここが中央構造線の断面でした。 中央構造線博物館に行くと、この露頭の岩石の標本が展示されてありました。 この博物館の裏庭には中央構造線の真上にあたる標柱(ステンレス製)がありました。 大鹿村の北端にあたる分杭峠は、鋭く深いV字形の切れ目で、遠くの美和湖からも切れ込みがよく見えます。 その湖の北端に溝口露頭があり、階段を降りた現場にはわかりやすい説明版がありました。 そのがけの真上にあたる公園にはステンレス製のきれいな標柱が立っていました。 余談になりますが、分杭峠はすごいパワ−スポット(0磁場)で、バスを連ねて観光客が訪れます。 一番近い温泉ホテルには、有名な三谷幸喜さんのサインが2枚もかざってありました。 科学、俗学いずれにも面白い、安家族旅行の適地なのかもしれません。
溝口露頭の現場
■溝口露頭の現場


美和湖(溝口露頭の真上から)
■美和湖(溝口露頭の真上から)
中央構造線の標柱
■中央構造線の標柱(溝口露頭の真上)
中央構造線の標柱
■中央構造線の標柱


分杭峠
(中央構造博物館裏)
■分杭峠(バス駐車場から撮影)




こわい話を科学するB 〜霊感が強い人、弱い人〜
運営委員 山 田 佳 子

 私の友だちに、たまたま霊感が強い人が集まっているグループがあります。 霊感がとても強いAちゃん、次に強いBちゃん、その次に強いCちゃん、それほど強くないFくんがいます。 私は「霊感がまったく感じられない」と言われました。霊感が強い人たちは会って話すだけでそれがわかるそうです。 他のみんなは、「仲間がこんなにたくさんいる」と盛り上がっていました。
 そのグループでご飯を食べに行こうと、日曜日の夕方頃、お話をしながら駅に向かっていました。辺りはだんだんと暗くなっていました。 昼と夜が入れ替わる時間。この世とあの世が近づき、人間と幽霊の区別がつかなくなる逢魔が時(おうまがとき)と言われる頃でした。
 駅に近い商店街で工事中のお店がありました。お店の前に白いシートがかかっていて、中の様子が見えなくなっています。 日曜なので工事の音は聞こえません。はじめにFくんがそわそわしだしました。私は気にせず、そのまま話を続けていました。 けれど、他のみんなも話に身が入らないような感じがしました。何か変だと思いましたが、駅に向かいました。
 あるところまで来ると、Fくんが「さっきのところ、アレ、やばかったんじゃないか?」としかめ面で言いました。 私には『さっきのところ』がわかりません。すると、Cちゃんが「やっぱそう思った?!」と、元気よく言います。 言いたくてたまらなかったけれど、黙っていたようです。 「なんか居たよね。わたしはヤバいって思って、視ないようにしてたんだけど」暗い顔でBちゃんが言います。 この『視る』は、幽霊を視ることです。ふつうの見方と少し違うようです。Aちゃんは「うん居たよ」とあっさりと言いました。 Aちゃんが認めたので、半信半疑だったみんなはやっぱりという表情をしました。

JAIMA 一般社団法人 日本分析機器工業会

「電磁波で見える世界」
 Aちゃんには「作業着を着たおじさんがお店のすぐ横の小道を曲がっていくのが視えた」そうです。 Aちゃんは幽霊でも生きている人間と同じようにみえ、近くまで来て「違う」と気づくそうです。 BちゃんとCちゃんは、その場所で人のようなものが曲がっていくのがわかり、Fくんは薄ぼんやりと「何かがいた」と思ったそうです。 ちなみに私はみんなが異様な緊張感を持ったのは気づきましたが、おじさんには気づきませんでした。
 みんながしばらく気づかない振りをしていたのは、幽霊にそれを知られてはいけないからだそうです。 視えていることがわかると、ついてきてしまうそうです。 作業着を着たおじさんが角を曲がってどこかに行ってしまったので、みんなはその話を始めたようです。

 物を見るには光が必要です。太陽や電灯のように、自分から光を出しているものを光源と言います。 光源でない物は、光源から出た光が当たり、反射した光が目に入ってきて見ることができます (ただし、反射光を光源として扱うこともあります)
 その場所に『物質』があったのなら、光源(夕方の太陽)から出た光が当たって反射され、おじさんの姿が私にも見えたはずです。 また、はっきりみえた人とそうでない人がいることは起きないでしょう。 そのため、実在のおじさんがいたわけでも、幽霊が物質として存在していたわけでもないことになります。
 では、どうしてそのようなことが起きたのかを考えてみます。幽霊が可視光線ではない光を放つ光源だったとしたら?

福岡教育大学 福原のページ(植物形態学・分類学など)
「紫外線透過フィルタで撮った花」
 少し難しい話になりますが、『光』は電磁波で、波長が3.8×10-7mから7.7×10-7mの可視光線のことを言います。 波長の違いが色として感じられます。紫外線・赤外線はこの可視光線の外側の電磁波で、人間の目では見えません。 昆虫は紫外線まで見えていて、植物の養分をい取るのに便利なように葉脈が見えるそうです。
 霊感が強い人は、幽霊と言われているものが発ている人には感じられない光(電磁波)を「視ることができるのかもしれません。
 その見えない光を視る能力が、霊感の強い弱いにっている。そんな未知の光の正体を探ってみるのも楽しいかもしれません。
 10月活動で、国立科学博物館を見学する予定です。
 科学博物館には、光に関する展示もいろいろなところにあるので、そこで勉強をして考えてみてください。



参考にしたHP
関西電力「16 光、残像 物はどうして目に見えるの?」
Illustrator イライラ・ストレス解消委員会「光とカラー」




シダクウムシモスキズキ
団長 石 井 幹 夫

 先日(6月25日)、何気なく玄関にある植え込みを見たらシダの葉が減っている。 ン?よく見ると、なんとそこには芋虫が!えっ、シダを食べる幼虫がいるんだ!で、調べました。
 多分マダラツマキリヨトウの幼虫。残念ながらチョウではなくガの幼虫でした。でも、かわいいでしょ!

  そして、成虫は左のような感じです。
  絶句!
東京23区内の虫 2




かわいい蛇ちゃん
いそぎんちゃく M.K.


(2018年6月29日)

 学校で遅くまで、色々していた帰りに……

 会いました、アオダイショウに。

 とっても可愛くて、触っても噛まない(噛まれるときもある)蛇ちゃんです。
















 何か良いことが有りそうです!!!




□お知らせ□
□夏季活動の会計報告に関して□

 夏季活動の会計に関しては、現在集計中です。まとまり次第報告します。なお、概算で今年はちょっと赤字? 万が一赤字の場合は団費から補填させていただきますのであらかじめご了承ください。



□お知らせ□
□地形模型写真・夏季活動感想文を未提出の団員は早めにお願いします□

 写真・作文について、未提出の場合は事務局より確認の連絡をさせていただきます。 まれにメールの不具合などがあるので、確認しています。
 未提出のままですと、夏季活動特集号(文集)に掲載できなくなってしまいますので、日が経ってしまう前に提出してください



□お知らせ□
□原稿募集□
 「かたつむり」では常時原稿を募集しています。あまり肩肘張って構えるのではなく、日常に転がってている「何気ないもの」がいいです。 もちろん肩肘張ってもかまいません!写真1枚でもいいのでそこにコメントをつけて送ってください。 FAXの際は鉛筆ですとかすれて読めない場合があります。ペンでなぞってから送ってください。

送り先   石井幹夫宛
    fjnc_master@fjnc.sakura.ne.jp  /  bqv00023@jcom.home.ne.jp







この印刷物は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の補助を得て作成しています。