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12月活動
食品の科学:紅茶の科学
はっきりしない天気が続いていますが、いかがお過ごしですか? さて、12月はいそぎんちゃくのお兄さんお姉さんが練りに練った(時には練りすぎた)プログラムで行う「食品の科学」です。 みんなも楽しみにしているよね! 今年のテーマは「紅茶」。 さあ、いそぎんちゃくのお兄さんお姉さんは紅茶をどう科学してくれるのでしょうか?乞うご期待!
10月活動 施設見学(国立科学博物館)
10月14日(日)に出かけました。 日本でも有数の博物館だけあって見応え十分でしたね。時間が全然足りなかったのではないでしょうか? 今度、ぜひ家族で出かけて、キミが案内してあげてください!
チョウ(蝶)のお話 その4 「庭を訪れたチョウたち」
運営委員 伊原 泰信
チョウのことから少し詳しく説明します。写真からすぐにツマグロヒョウモンの♀とわかりました。 標本を比較するとよくわかりますが、メスアカムラサキの♀に似ていますが、本州には生息していません。 主に九州より南の奄美諸島、沖縄諸島などに生息する南方系のチョウで、他にスジグロカバマダラ♀にも似ています。 ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)は数十年前までは、藤沢市内には生息していませんでした。 私が中学生の時に、はるばる八丈島まで採集に行きました。最近の温暖化現象で関西地方から関東地方まで広がっているようです。 見かけるのは♀が多いかもしれませんが、♂は地味なヒョウ柄模様であまり目に入らないかもしれません。 花の吸蜜に訪れるたり(自宅で撮影)、♀は産卵に訪れる場合もあります。 このチョウの食草は、スミレ科の植物でスミレ、パンジーやビオラの葉にも産卵します。 これからの時期に苗を植えておけば、来年の5月ころまで産卵に訪れるかもしれません。 ただ、幼虫(自宅で撮影)はとてもチョウの幼虫には見えません。 いかにも痛そうなトゲトゲがたくさんある幼虫ですが、まったく毒もない飾りです。 これは鳥などから身を守る手段で、タテハチョウ科には多い形態です。 わが家にも9月ころホトトギスという野草が花を咲かせます。ある時、こんな幼虫を見つけました。 ツマグロヒョウモンと同様に素晴らしいトゲがあり、触ったら刺されそうです。でもこれも飾りでゴムのような感触です。 花をすべて食べつくされましたがタテハチョウ科のルリタテハです。標本と羽化した写真を比べると、表と裏の模様が違います。
食草はホウセンカのほかにヤブガラシ、ノブドウ、サトイモなどです。 このガの幼虫は成長が非常に早く、農作物の葉を食い荒らす厄介な幼虫、数日で畑が全滅するほどだそうです。 スズメ科の幼虫は尾部に特徴があり、尾角(→)と呼ばれるしっぽのような突起があります。 触っても刺されることはありません。特にセスジスズメの幼虫は、尾角を進行方向に対し平行に振るという非常に珍しい種類です。 T君は気が付いたでしょうか? 成虫も他のガと違い、ジェット戦闘機に似ている通り非常に高速で飛行します。速度は時速50Km以上の飛行が可能です。 しかも、ハチドリのように空中でホバリングつまり静止できるので、その状態で樹液や花の蜜を食べることが可能です。 このように、幼虫を見つけたら何の幼虫か調べ、さらに観察・飼育して、さらに成虫を飛ばしてみるとさらに興味深くなると思います。 夏休みの自由研究にはもってこいのテーマになるでしょう。 少年団の皆さんも、庭で見つけた小動物(昆虫など)を観察・飼育をして、生き物の生命力に感動そして感激してほしいと思います。 最後に、一冊あれば市内で見られるたいていのチョウとガの幼虫・成虫がわかる図鑑を紹介しておきます。 イモムシハンドブック文一総合出版 全3巻のNo.1(税抜1,400円) T君の見つけた2頭(チョウやガは頭で数えます)ものっています。野外活動でも十分使える1冊、活用するとよいと思います。 参考文献および写真
どこにいるかな?
いそぎんちゃく M.K.
その1 アマガエル
お庭に出たらアマガエルがいました。どこにいるでしょう? その2 ナナフシ
学校の帰り道に、昆虫を見つけました。さて、どこにいるでしょう?? (答えは次号のかたつむりにて!)
なお、K君からは「君の名は」というタイトルの画像も送ってもらっています。これは次号以降で紹介しましょう。 こわい話を科学しない 〜見ていない心霊写真
運営委員 山 田 佳 子
そして、久しぶりにその友達に会いました。はじめは関係ない話をしていたのですが、ふとした時に箱根から送った写真の話になりました。 すると、友達はとても言いにくそうに「あの写真、どうして送ったの?」と聞いてきました。 「桜がきれいだったから」と答えると、「おじさんが写ってたの、どうして?」と言われました。 人物は撮らずに景色だけ撮っていたので、わけがわかりませんでした。 まだ送信メールが残っていたので確認したのですが、おじさんは写っていませんでした。 それを見せると、「おじさん、写ってないね」と友達も言いました。桜の前に、ニコニコ笑ったおじさんが写っていたそうです。 でも、ニコニコしていたので、悪い写真ではないと思ったそうです。 その写真を見せてもらおうとしたのですが、「知らないおじさんだったから消しちゃった」と言っていました。
それから携帯で写真を送る時は、少し考えるようにしています。 □お知らせ□
□来年度の夏季宿泊活動の方面が決まりました□
来年度の夏季宿泊活動(通称夏季合宿)の方面が決まりましたのでお知らせします。 来年のカレンダーが手に入ったら忘れずに○をつけておいてくださいね。
□お知らせ□
□来年度の在退団意思確認について□
来年度の在退団を考える時期になりました。 詳細はかたつむり12月号に掲載しますが、来年度どうするのかの相談をそろそろ家族で相談を始めてください。 特に来年度環境が大きく変わる団員(受験準備を始める、中学校に進学する等)は本当に団活動を続けることができるのかしっかり検討してください。 在団はしたものの欠席が増えてしまうとほかの団員に大きな迷惑をかけてしまいます。 少年団だけが全てではありません。自分の1年を見通して自分にとって一番いい道を選んでほしいと願っています。 □お知らせ□
□公式ホームページのアドレスが変わりました□
セキュリティ強化のため、科学少年団の公式HPのアドレスを変更しました。 自動で切り替わるように設定しましたが、切り替わらない場合は入力してご覧いただくようお願いします。 旧)http://www.fjnc.sakura.ne.jp/ 新)https://fjnc.sakura.ne.jp/ □お知らせ□
□原稿募集□
「かたつむり」では常時原稿を募集しています。あまり肩肘張って構えるのではなく、日常に転がってている「何気ないもの」がいいです。
もちろん肩肘張ってもかまいません!写真1枚でもいいのでそこにコメントをつけて送ってください。
FAXの際は鉛筆ですとかすれて読めない場合があります。ペンでなぞってから送ってください。
この印刷物は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の補助を得て作成しています。
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