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かたつむり

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No.471   2019(R1)7.7(Sun.) 藤沢市科学少年団

8月の活動   夏季宿泊活動
      群馬県浅間山・草津方面

■浅間山(左側)
 さあいよいよ、待望の夏季宿泊活動です。
 今年の見学先は、群馬県浅間山・草津方面です。浅間山は群馬県でも有数の活火山、過去の噴火で流れ出たでた溶岩は「鬼押し出し」として有名です。 高山植物が咲き乱れる池の平湿原も訪れます。そして、草津は日本でも有数の温泉。強酸性の温泉です。 草津から流れ出る川の水はコンクリートを溶かし、鉄釘を溶かし、とても生き物は住めない!そこで登場するのが「中和工場」。 さらに、完成間近(つまりまだ水が入っていない)の八ッ場ダム。ダムを造るっていうことはどんなことなのか、みんなで感じたいと思います。
 ということで,今年も見所満載(いや、ありすぎ)の夏季活動です。みんなで楽しみましょう。
  1. 期日
  2. 8月17日(土)〜19日(月) 2泊3日


  3. 方面
  4. 群馬県 浅間山・草津方面


  5. 集合
  6. 8月17日(土) 6:50(時間厳守)
    湘南台駅地下広場地下鉄改札口前


  7. 解散
  8. 8月19日(月)17:30頃
    湘南台駅地下広場地下鉄改札口前
    交通事情により時間が変更になる可能性もあります


  9. 宿泊
  10. 草津高原ユースホステル
    http://kusatsuyh.com


  1. 交通
  2. 往復貸し切りバス2台


  3. 費用
  4. 24,000円


  5. その他
  6. 詳細は、夏季活動説明会で配られる要項をご覧ください。






6月活動 野外観察 江の島

6月2日(日)、少年団始まって以来の2週連続活動の2週目でした。今年は穏やかな天気に恵まれ密度の濃い活動になったのではないでしょうか?


■トンボロが出現し、江の島は島ではなくなり岬になりました。その砂州で砂鉄や貝などを採集しました。




■聖天島、しっかり金網に囲まれてしまいました。




■今年の竜宮城(片瀬江ノ島駅)は建て替え工事中でした。来年は立派な竜宮城になっているでしょう。







■いよいよ島に上陸です。せっかく脚立を用意したのに、そんなのには目もくれずに、・・・。







■磯の観察の時間を多くとりました。お目当てのウメボシイソギンチャクを始め、いろいろな生き物に出会えましたね。









■二ツ山での地層観察、嬉々として登っていきます。










■サムエルコッキング苑の中のシーサイドキャンドル、シーイングが悪く残念でした。







K君コーナー

 いそぎんちゃくのK君からは次から次へと面白い画像が届きます。毎回とっても楽しみですね。

その1 前回の挑戦状の解答

団員の皆さんからは「3秒でわかった!」との声も、・・・。




 K君によると、これはマイマイガの幼虫とのことです。いかにもケムシケムシしていますね。
 葉っぱなら何でも食べてしまうそうで、これが大発生すると、そのすさまじい食欲と個体数であらゆる草花・樹木の葉を食い尽くしてしまうそうです。
 1令幼虫には毒がありますが、それ以外は毒はないそうです。でも毛が刺さり少々痛いかも。まあ、触りたくなるような可愛らしさはあまり感じませんね! M.





K君コーナー

 いそぎんちゃくのK君からは次から次へと面白い画像が届きます。毎回とっても楽しみですね。

その2 面白い形の雲  5月22日、バイトの帰り道で

 写真中央付近の波打つような形の雲です。
 雲の図鑑で調べたら、巻積雲の一種で、波状雲というそうです。レア度、星3つでした。
 巻積雲は上空5000m〜10000mの空高いところの雲で、氷の粒でできています。うろこ雲ともいいます。 M.

         参考 雲のカタログ[空がわかる全種分類図鑑]  草思社





今日は七夕
団長 石 井 幹 夫

 今日は七夕です。ところで七夕ってどんな日でしたっけ?
 確か毎年7月7日、織姫(こと座延ベガ)と彦星(わし座のアルタイル)が年に一回天の川を渡って会える日でしたね。
 ところがこの7月7日、梅雨のまっただ中で私の記憶では晴れた日がありません。 もし、奇跡的に晴れたとしても、もはや藤沢で天の川を見ることは不可能です(50年前は見えたんだよ!)。 だから藤沢で二人が出会えることは絶対にあり得ません。
 でも、晴れた日に夜空を見上げると藤沢でもこと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブは観察可能です(あわせて夏の大三角形でした)。 また、夏休みに地方へ旅行に行く人は夜空を見上げてみてください。月がなければ天の川がはっきり見えることと思います。 そして天の川の両側に織姫と彦星がいるのがわかります。
 この天の川の両側にいる二人、地球から見る限りはすぐ近くにいて、出会うのも簡単そうですが、・・・。本当はどれだけ離れているのでしょうか?
 ベガとアルタイルは14.4光年離れています。つまり光の早さでもで14年以上かかる距離です。きりよく14光年として考えてみましょう。
 ある年、ベガに18歳のお姫様、アルタイルに10歳の王子様がいたとします。 14年後、24歳になった彦星が18歳のベガ(14年待たないとベガの18歳の姿は届かない)を見て一目惚れ!そしてバッチンとウインクをしました。
いやはや、果てしなく時間が流れていってしまいますね。

 この七夕伝説、本来は旧暦の7月7日です。今年の旧暦7月7日は8月7日(水)にあたります。 8月7日なら今日よりも晴れている可能性は高そうです(晴れる確率はだいたい50%だそうです)ね。 また、旧暦は月の満ち欠けを基準にしてできた暦です。つまり旧暦の7日は月齢6(上弦の前日)になります。 ということは日の入り頃に真南よりちょっと西にいて、その後沈んでいくので月明かりの影響が少なく、天の川も見えやすいんですね (いくら昔でも満月じゃあ天の川は見えません)。
 もしよかったら8月7日(水)、星空の観察をしてみましょう。そこには織姫と彦星の仲睦まじい姿があるかもしれません。




源流探訪〜境川の源流を目指して〜
運営委員 藤 本 俊 二

 前回は、富士山の横顔を紹介しましたが、今回は自転車で境川の源流を目指す旅をしてみました。
 境川の河口である片瀬江の島駅からスタートしました。江の島駅周辺では境川はとても大きく見えます。


 ←片瀬江の島駅付近の境川


しばらく、上流に進むと、境川と柏尾川の合流地点があります。場所は藤沢市川名です。 新林小学校の近くです。この合流地点より上流は少し川幅が小さくなっています。



藤沢市川名付近の合流地点→


 東海道線の線路を越えて、藤沢橋付近ではさらに川は小さくなっていますが、ここから先、 町田駅付近までは、何回かの小さい合流はありましたが、同じような大きさが続いていきます。


↑藤沢橋付近
    
↑町田駅付近での境川の様子


町田から先、特に町田街道からは境川の大きさが小さくなっていくのが感じられました。


 ←町田街道「常盤」交差点付近の境川



 境川の源流は町田市のキャンプ場施設、「大地沢青少年センター」の敷地内にあります。 行ける所まで自転車で行ってみたのですが、キャンプ場の途中からは登山道でしたので、最後は15分ほど歩いて境川の源流に辿りつきました。


境川源流を発見!!→




ここから少しずつ水が湧き出ていました!→


 ←源流案内の看板



 江の島から距離にして約52Km、自転車で休憩時間も含めて約4時間15分の境川の旅でした。
 境川は、藤沢では境の違いが分かりませんが、上流では東京都町田市と神奈川県相模原市の境目を流れています。これが境川の名前の源ではないかと思われます。
 境川を見続けて感じたのは、源流では小さな水量にも関わらず、途中で何度も合流をして大きくなっていくことです。 同時に川も成長を繰り返して旅をしていることに気が付かされました。

 大地沢青少年センターは城山湖のすぐ北側にあります。興味があったら調べてみてください。
 境川は藤沢市北部では藤沢市と横浜市の境を流れています。 境川沿いにはサイクリングロードが整備されているので、源流までは無理としてもサイクリングしてみるのもいいですね。 M.



■お知らせ■
□日本生命財団から望遠鏡が寄贈されました□

 以前にもお知らせしましたが、今年度日本生命財団より60万円の補助をいただき、望遠鏡を2台購入しました。
 夏季活動や1月活動にて活用させていただきます。本当にありがとうございました。
 今年は東京応化科学技術振興財団とともに二つの財団より資金援助をいただき、当団の社会的意義が再確認される年になりました。 これからも活発な活動を行っていこうと考えていますので,今まで以上のご理解・ご協力をお願いします。








■お知らせ■
活動日変更のお知らせとお詫び□

 2019年度はすでに5月活動の活動日を変更しご迷惑をおかけしましたが、 1月活動の活動日も変更することにしました。 すでに予定を組まれている方に改めてお詫びいたします。
 当初予定は1月11日(土)でしたが、これを1週間延期し1月18日(土)にします。 これは事務局の確認不足で1月11日(土)が満月であったためです。 満月の日の星空観察は非常に厳しいので、やむなく1週間延期します。申し訳ありません。
 なお、この日程変更で参加が難しくなった場合は、その旨を事務局鹿児嶋までお知らせください。公欠の扱いにします。
 1月18日(土)は月がなく、星空の観察には好適な日です。また、今年は新たに望遠鏡が2台寄贈され、活動内容も一層の充実が見込まれます。 団員並びに保護者の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。



■お知らせ■
□原稿募集!!□

 「かたつむり」では常時原稿を募集しています。 あまり肩肘張って構えるのではなく、日常に転がっている「何気ないもの」がいいです(もちろん肩肘張ったものも大歓迎!)。
 写真1枚でいいのでそこにコメントをつけて送ってください。FAXの際は鉛筆ですとかすれて読めない場合があります。ペンでなぞってから送ってください。
 首を長〜くしてお待ちしています。保護者の方からも大歓迎です。
送り先   石井幹夫宛  
    mail fjnc_master@fjnc.sakura.ne.jp (団公式)
      bqv00023@jcom.home.ne.jp (石井個人)



■お知らせ■
□夏季活動に関する日程□  *忘れずにお願いします*

7月16日(火)まで   ・夏季活動の参加費を振り込む
 または、不参加の連絡を事務局にメールする
8月 6日(火)ころ   ・活動のしおり・健康カード等が郵送されます
8月11日(日)〜   ・健康カードに健康状態を記録する
8月16日(金)まで   ・地形模型を完成させ、自分と一緒に写真に写り、事務局へ送る
8月17日(土)   ・健康カードの提出 当日集合時
9月15日(日)まで   ・夏季活動(または夏休み)の感想文を事務局へ送る



■お知らせ■
食物アレルギーについて連絡願います□


 食物アレルギーがある団員、食物アレルギーでメニューの変更を必要とする団員は、事務局の鹿児嶋までご連絡ください。 (
kago@ea.mbn.or.jp


■お知らせ■
□夏季活動参加費の返金について□

 雨天に予定している有料施設を使用しなかった場合等、残額が一人あたり1000円を超える場合は返金をしています。 これまで、定額小為替にて返金していましたが、返金のために手数料や送料がかかってしまうことが課題となっておりました。
 そこで返金額2000円までについては、図書券にてお返しすることにしています。ご了承いただきますよう、お願いいたします。



■お知らせ■
□夏季活動参加費は7月16日までに□ *不参加連絡も*

 夏季活動の参加費振込は7月16日(火)締切です。 参加する場合は、期日までに振り込みをお願いします。
不参加の場合は、事務局に不参加の旨をメールか電話でお知らせください。
 振込も、不参加連絡もない場合は、7月19日頃に直接電話にて意向をお伺いします。
 参加費振込にあわせ、後期賛助会費(1口1000円で2口以上)のご協力をお願いします。  夏季活動が終わったら,すぐに来年度の夏季活動へ準備が始まります。その支えになります。
 なお、前期賛助会費のご協力、ありがとうございました。夏季活動の下見等に有効に支出させていただいております。



■お知らせ■
□団費・参加費・賛助会費はインターネットでも振り込めます。□

 団費等の振込は,今まで通り振込用紙で振り込めますが、インターネットバンキングによる振込でも、可能ですのでご活用ください。
 金融機関名 ゆうちょ銀行   支店名  〇二九 当座
 口座番号 0010589 受取人名 フジサワシ カガクシヨウネンダン
  ☆振込人名義を「出席簿No+団員名」としてください。
 (出席簿Noは、入団式で配布した名簿にある3〜4桁の番号です。)
☆振込人は,入力しないと既定の口座名義人になってしまいます。必ず入力してください。
☆振込先口座確認ができる時間帯に振り込んでください。
 確認できる時間内では、口座番号を入力すれば「フジサワシ カガクショウネンダン」と表示されます。







この印刷物は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の補助を得て作成しています。