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かたつむり

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No.474   2019(R1)10.27(Sun.) 藤沢市科学少年団

11月の活動   自然観察 泉の森
 11月は自然観察です。今年は引地川の源流(泉の森)に行きます。 爽やかな秋の1日を満喫したいのですが、今年はなぜか雨が多い(でも、担当が佐藤顧問だから心配ないか!)
 みんなで爽やかな秋の1日を満喫しましょう!
 なお、この活動はご家族の方の参加を歓迎します。
  1. 日時
  2. 11月10日(日) 9:00〜15:00ころ


  3. 方 面
  4. 泉の森(引地川源流)小田急線大和駅から歩いて行きます


  5. 集合
  6. 9:00 湘南台駅地下広場(夏季活動で集合した場所です)


  7. 解散
  8. 各自の小田急線最寄り駅(流れ解散)
    帰りは鶴間駅から小田急線に乗車します。下車は各自の最寄り駅になります。 あらかじめどこで下車するか決めておいてください。


  9. 持ち物
  10. 弁当、水筒、雨具、帽子、名札、バインダー、筆記具、
    <あれば双眼鏡など
    スイカやパスモ(交通系ICカード)
    交通費(湘南台〜大和)大人片道189円
    交通費は行きの湘南台駅までと帰りの分も必要です。念のため多めにチャージしておいてください。


  11. 欠席連絡


  1. 雨天
  2. 天候が優れない場合は新江ノ島水族館に行きます。
    天候判断は湘南台駅で行いますので天候にかかわらず湘南台駅に集合してください。
    天候が怪しい場合、新江ノ島水族館の年間パスポートをお持ちの方は持参してください。


  3. その他
  4. この活動はご家族の参加を歓迎します。ただし、ご家族の方担当の運営委員は付きません。
    また、団員とは全て別行動をとっていただきます。参加された皆さんの自主的な行動をお願いします。






9月活動 夏季宿泊活動事後学習

9月15日、第一中学校で実施しました。当日は、夏季活動の振り返りを兼ねて、カルデラの再現、温泉水電池、噴火実験などを行いました。 また、百年石もお渡ししました。
その1 ココアとコンデンスミルクによるカルデラの再現











その2 温泉水で電池を作ろう











その3 力作揃いの百年石



その4 コカコーラとメントスを使った噴火実験



 


 





私は無事です
いそぎんちゃく F.K.


■Kさんの自宅の裏山です
 凄まじい台風でしたね。皆さんお変わりないことを願います。
 こちら、福島県のKは無事でございます。
 前回の台風(15号)では、昼間とは言え1時間以上停電してしまい、(すぐ復旧したともいえるのですが、) 私共セーター屋は編み機が止まると何にもできなくて、個人的にけっこうショッキングな出来事でした。
 そんな気持ちも真新しかったので、こんな山奥で夜停電するのは真面目に辛いと思い、 コンセントのない石油ストーブを買って、灯油も買って、ガソリンも満タンにして、 缶詰なんかもいくらか買って、前日に私なりの備えをしてみました。
 幸い、私の住む地域は、ライフラインの影響も全くなく、特別警報も出ていましたが (土曜は出勤日かつ残業していて、避難所に移動するのも危うい状況だったので自宅待機でした。)、 家や車も私も無傷でした。
 とは言え、家の裏は崖なので、しばらくは気が抜けませんが。今日も雨だったし、明日も雨らしいし。


■↑→二本松市在住の先輩が撮った写真です。中通りの川沿いは被害が大きかったことがわかります。

 夜が明けて、またしてもTLを眺めると、知り合いの住む町が被害にあっていることがわかりました。 あの町もこの町も、、かつて私が住んでいた市も場所によっては被害が大きかったようで、 怖くなりました。福島だけでなく、八王子の友達や仙台の友達の顔が脳裏に浮かびました。
 あの晩は、テレビが家にないので、ネットラジオを聞きつつ、TLを追っていました。 今回驚いたのは、こちら(福島県浜通り地方)で凄まじい雨の時に、藤沢の幼馴染から、 こっちもすごい雨だよと言われたことでした。神奈川はとっくに過ぎたかな?なんて思っていたので。。 どれほど大きくて強力な台風なのか身をもって知りました。




■私が先週末にドライブしていて撮った写真。(田村市から郡山方面へ向かう途中)
郡山駅は、福島で一番賑わう駅ですが、その駅のすぐ近くも浸水被害があったようです。 家財道具を全て外に出して、道までものが溢れていました。
僅かな高低差で、被害がある場所とそうでない場所の差があったのが印象的でした。 高低差というと、遊行寺の坂を思い浮かべてしまいますが、もっとずっとなだらかな坂でした。
川の近くに住む時は覚えておきたいです。。


 日曜日は、そんなこんなでそわそわしながら、色んな友達に連絡を取りました。 逆に、友達やお世話になった人からも私への安否確認の連絡があり、そういう人の存在が真にありがたいなとも思いました。
 会社の人や、私の友人たちも聞く限りは無事のようで何よりです。
 しかし、断水や停電の続いてる地域もあります。 今日車で買い物に出かけたら、通行止めの道や、道路が崩れている箇所、土砂で半分道が埋まっている箇所などがありました。 浸水被害で、家具をすべて外に出して片付けをしているお家もありました。
 よく行くスーパーも(というかその周りの他の店も)、トイレが使えなくなっていて、割とリアルに困りながら帰路を急ぎました。 (説明しよう、Kは山奥に住んでいて、このスーパーから車で30 分位走らないと家にたどり着けない。)
 たまたま、今回は自分に影響が出なかっただけだなと心底思いました。 次は自分の身に降りかかる出来事かもしれないという気持ちを忘れずに日々を過ごせたらいいなと思いました。
 台風はある程度予知のできる災害です。今回、首都圏の鉄道各社が運休を決めたのは英断だったと思います。
 運休というと、駅員さんたちもお休みなのかと思いきや、ある鉄道会社に勤める友達は、 台風によってかえって連勤が続く羽目になったらしく、本当に大変な仕事かつ、人々の役に立つ仕事だと思ってみたり。。 (余談なのですが備忘録です。悪しからず。)
 当たり前の暮らしが、実は全然当たり前じゃないよなあと思った数日間でした。
 文字通り、気休めにもならない休日でしたが、明日からも頑張って働こうっと。。




すごい台風でしたね
団長 石井 幹夫

 前号でも同じタイトルで台風15号のことを書きました。まさか2ヶ月連続で台風関連のことを書くことになるとは、・・・。
 今回は夏季活動に絡めて書きます。
 今年の夏季活動の最終日に八ッ場ダムの見学をしました。本体工事が完了し、あとは水をためるだけの状態でした。 あのときは、ダムの底に沈んでしまう景色を見てもらいたく活動に組み込んだのでした。
 本体工事が完成したダムは、次に試験湛水(たんすい)を行います。 試験湛水とは、ダムの本格的な運用を始める前に、実際に水を貯めてダム堤体および貯水池周辺の安全性を確認するためのものです。 徐々に水を貯めながらダムの強度等をチェックするので3〜4ヶ月の期間をかけて行います。満水は1〜2月くらいの予定でした。
 今回の試験は10月1日から始まりました。少しずつ水がたまり始め、鉄橋等が沈みかけた矢先の出来事でした。 一晩でほぼ満水になったのです。水位は一気に50m以上上がったそうです。
 このダムの役割については、いろんな見方考え方が唱えられています。 これに関しては皆さんで色々情報を収集し、皆さんなりに考えてほしいと思っています。
 今、私が話をしたいのは一晩であのダムがほぼ満水になったという事実。 どれだけの雨が降ってどれだけの水が流れ込んだのかということです。
 以下、国交省のHPからの抜粋です。
令和元年台風19号における八ッ場ダムの試験湛水状況について
●台風19号の影響により、長野原観測所では累加347ミリメートル※1の降雨を観測しました
※1:10月11日2時〜13日5時(時間最大37ミリメートル 12日18時)
●この降雨により、八ッ場ダムにおいては、総貯留量約7,500万立方メートル、 最大流入量約2,500立方メートル/秒を貯め込み、ダムの貯水池は518.8メートルから573.2メートルまで、 約54メートル水位が上昇しました。
 
八ッ場ダムの試験湛水において貯水率が100パーセント(平常時最高貯水位)に到達しました
 令和元年10月15日午後6時頃に、平常時最高貯水位(常時満水位)標高583.0メートルに到達し、 貯水率が100パーセントとなりましたので、お知らせします。
 この試験湛水は、実際に水を貯めて、ダム堤体および貯水池周辺の安全性を確認するために行っているもので、 現在のところ異常は確認されておりません。
 今後、満水状態を約1日継続したのち、1日1メートル以下のスピードで水位を最低水位まで降下させ、 試験湛水を完了することとしており、引き続き、安全性の確認を実施してまいります。
【令和元年(2019年)10月15日時点の試験湛水状況】
水位状況:貯水位を維持(安全性の確認中)
貯水位:標高583.0メートル
貯水率(貯水量/有効貯水容量の割合):100パーセント




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この印刷物は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の補助を得て作成しています。