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かたつむり

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No.480   2020(R2)3.25(Wed.) 藤沢市科学少年団

令和2年度入団式は中止します

 新型コロナウイルス感染予防のため、残念ながら3月活動を中止にしました。 そして、令和2年度入団式も中止にします。
 また、4月活動は例年「雑草を食べる会」ですが、これも
次のように変更します。詳細はかたつむり4月5日号でお知らせします。
 団員の皆さんと保護者の皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけしますが、昨今の状況からこのように判断させていただきました。ご理解いただきますようよろしくお願いします。
 なお、5月活動時に簡単なセレモニーを行えるよう準備を進めています。



〜4月活動についてのお知らせ〜
4月活動   新林公園で「春」を感じよう
日時
4月19日(日) 9:00〜12:00

方面
新林公園

集合
9:00 藤沢駅北口サンパール広場もしくは新林公園
        どちらになるかは後日連絡します。

解散
12:00 新林公園(予定)

その他
午前中の実施ですので、お弁当は必要ありません。
        詳細はかたつむり4月5日号で連絡します。
 



2月活動 電気工作

 2月16日(日)、第一中学校で行いました。今年は2石(トランジスタを2個使ったという意味です)の発光ダイオード点滅装置でした。うまく作れましたか?


















3月で卒団する中学3年生からのメッセージです

 本当はお別れ会でお話を聞きたかったのですが、かないませんでした。 そこで、卒団する先輩方からメッセージをいただきました。

1班 M.I.
 まず、今までありがとうございました。お世話になりました。
 ラスト1年間は受験があるということで塾が忙しくなったこともあり、思うように科学少年団に出れなかったので、最後の〆として3月活動を楽しみにしていました。 こんな形の最後になってしまってショックです。(チリメンモンスターにも興味があったので(笑)
 私が今まで科学少年団をやってきて良かったなと思うことは、個性的で面白い子に出会えたことです。 班活動では年下の子への気遣いや気配り、接し方などその1つ1つが自分自身の成長につながったように思います。 私は幼稚園の先生になることが夢だったので、とても良い経験になりました。
 ちなみになんですが、科学少年団は理科の成績UPにはならないだとか散々言われてた気がしますが、 個人的には中学生になって定期テストの理科応用問題や特色などで科学少年団の知識は確かに役立ちました!! 思い返せば「あ!これ科学少年団で前にやったヤツだ!!」ってなる時が結構あって、嫌でも科学少年団やってて良かったって思わされました。
 最後に団員のみんなに伝えるとしたら、理科好きになれたってだけでも得している部分はあるし、 科学少年団に入っている時点で周りとひと味もふた味も違う勝ち組になっているんですよ〜(笑)なんてことですかね。
 これからも科学少年団を楽しんでください。
 そして、科学少年団の先生方、いそぎんちゃくのみなさん、5年間ありがとうございました。


1班 H.K.
 僕は、科学少年団で理科の事に関する知識や技術だけでなく、挨拶、大人や先輩への態度など当たり前のようで出来ていない基本的なマナーも学ぶことが出来ました。
 また、長いようで短かった科学少年団に所属していた6年間は、班員や先生方の助けもあり楽しみながら活動をすることが出来ました。
 ありがとうございました。


2班 K.Y.
 一年最後の活動がこのような形で終わりを迎えてしまって、皆さんとても残念に思っているでしょう。 私もそう感じている一人なのですが、これまで私達が活動してきた経験は変わらず記憶に残っていますし、将来、生活のどこかで少年団での活動が役に立つことが絶対あるでしょう。 あるいは、大人になってから少年団での活動をきっかけにその道の研究者、プロになる人も出てくるかもしれないですよね。
 私は少年団で過ごした4年間で、まあベタなのですが「科学」の楽しさを再認識することができたと思います。
 少年団は、学校の授業で習ったことを発展させて毎回活動していて、「あぁ、授業でやったことは日常生活にこんなふうに関係しているんだな」と発見の連続でした。 それから、科学について話す先生方がとても楽しそうで、その姿を見ると私まで楽しくなったものです。
 今年で少年団の活動から離れてしまうことになるのはとても寂しいのですが、皆さんも残りの活動を楽しんでいってください!
 最後に2班のみんな、1年間ありがとうございました。また会えたら面白いですね。
 運営の先生方、いそぎんちゃくの皆さん、4年間とてもお世話になりました。これからもお体には気をつけて少年団の活動を続けていってくださると嬉しいです。


3班 A.K.
 在団生、そして中3のみなさん。今まで有り難う御座いました。 他の用事と重なり、休んでしまうことも多かったけど、先生方やいそぎんちゃくの方達が考えて下さった一つ一つの活動内容はとても充実していて、 他では体験できない事ばかりでとても興味深かったです。 科学少年団では小4から中3までの人たちの班で構成されているので、小学生にとっては内容が難しかったり、逆に中学生は小学生に教えてあげたり、 班をまとめたりと意外と大変なことも多いと感じました。 しかし、このように多学年で行うことも科学少年団ならではの楽しさだと思うし、学べることも沢山あると思いました。 在団生のみなさんも、卒団する時に悔いのないように一つ一つの活動を、毎年変わる班のみんなと楽しんで下さい!!


3班 M.N.(6か年皆勤)
 4年生の時に入団してからあっという間の6年間でした。 ほかの習い事もあったためフルで参加できることは少なかったのですが、たくさんの経験をすることができとても楽しかったです。
 6年間ありがとうございました。


4班 T.N.
 私は中2までは皆勤賞でこのままいける!って思ってたんですけど、中3になって全然活動に参加できなくて、 班員にもあまり班長らしいことができなくてたくさん迷惑かけたし、もっと参加できたらよかったな…という気持ちでいっぱいです。
 科学団の活動では、自分で1からやって自分の目で見て観察できたので学校の授業とは一味違ったことが学べてとても楽しかったです。
 これからも続ける団員の皆さんは、ぜひ皆勤賞目指して頑張ってください!
 今までありがとうございました!


4班 H.M.
 小学生の頃はよく行かせていただいていたのですが、中学生になって部活動もありあまり行けなくなってしまいました。 しかしたまに顔を出すだけなのに仲良くしてくれた後輩にはとても感謝しています。 あまり参加出来ない状況が続く中で、不意に参加した時でも優しく接して下さった先生方、いそぎんちゃくの皆さん本当にありがとうございました。 中学生になると色々忙しくて参加出来る回数が減ってしまうと思いますがやっぱり楽しいと思うし、 何より自分達の後輩が中学生の先輩を頼りにしていると思うので、中学生になっても是非続けてみて下さい。 今までありがとうございました。


5班 R.N.
 科学少年団の活動での体験は、学校では出来ないものです。私はその一つ一つの経験が生涯忘れられない、かけがえのないものになりました。
 科学少年団では、「入団したからといって理科の成績があがるわけではない。」とよく言われています。 ですが私の場合、学校で学ぶ理科と科学少年団で学んだことは直接的な因果関係にあったと断言できます。 小学生の頃は実験器具の使い方がスムーズに分かったり、クラスメイトは教科書の図や写真でしか見られない植物なども実際に触ったことがあったり…。 とても理解しやすかったです。中学生になってからは、レポート課題の参考にしたり、かなり役に立ちました。
 ところで、私は今、小学校4年生のときに入団してからもう6年が経つなんて、とても驚いています。そこで、入団当時の2014年について思い出してみました。
 まず2014年は、マララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞し、大きな話題になっていました。 4月には消費税が8%に引き上げられ、9月にはデング熱感染が拡大していました。 昨年の2019年度は、消費税は10%に引き上げられ、2020年に入ると新型コロナウイルスが流行り、学校も休校になり世界はパンデミックになっています。
 科学少年団に所属していた短いようで長いこの期間に世界はこんなにも変わりました。私自身は自分のことを客観視できるように変わりました。 今思い返すと、あの時ちゃんと真面目に聞いておけば…という後悔が多々あります。 自分が生きている世界だけではなく、たまには顔をあげて未来の自分を想像して欲しいと思います。 その一瞬は二度と来ることはありません。私が言えたことではないですが、未来の自分と今の自分を比べてから行動してみるのも良いのではないでしょうか。
 ちなみに少年団での私は未来など考えもせず、ただ 小4「真面目でおっとりとした少女」 小5「とても甘えん坊でやんちゃな少女(いそぎんのFパイセン、その際はお世話になりました)」 小6「おせっかいの隣のおばちゃん」、 中1は休団、中2「年齢不詳」 そして中3「副班長、班長とまるで合わせているかのように入れ替わりで来る人」 というキャラ?で過ごしました。
 在団している皆さんには、どんなキャラでもよいのでしっかりと自分の「意志」で活動に参加し沢山学んで欲しいです。世界は案外すぐに変わっていくものです。 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」といいます。素直に質問できるのは小中学生の特権です。師がいるうちになんでも質問しておくことをお薦めします。 科学少年団には質問すると一緒に考えてくださるいそぎんちゃくの先輩方や先生方が沢山いらっしゃいます。恵まれた環境であることを意識し、沢山の経験をしてください。
 科学少年団に入っていて本当に良かったです。
 ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


5班 T.Y.
 在団される皆さんへ
 まず、中学2年の皆さん、来年はほぼ確実に班長となってしまいます。 その上、受験等がある人は少年団の活動にやむなく参加出来ない、そんなことがあると思います。 私も残念ながら参加出来ないことが多々ありました。
 何とも不思議なことに、高校の説明会の日程が面白いほど少年団の活動日と被ります。
 「説明会に参加しないと受験出来ない」なんて学校もありますので、私も悔しく思いながら活動に不参加という決断をしました。 行けるときには何としてでも行きたいものです。来年は頑張ってください!
 次に、小学4年生の皆さん、この一年、あなたたちは一番年下の学年でしたがついに来年、後輩が入ってきます。
 もし新入団員が困っていたら、手助けしてあげてください。
 最後に在団する全ての皆さん、来年もぜひ楽しんで、活動に参加してくださいね。


6班 K.I.(6か年皆勤)
 私は6年間の活動を通して元々好きだった理科が今まで以上に好きになれました。 学校の成績が上がるわけではないと聞くことがありますが、授業や日常で疑問を持つことができ間接的に成績の向上につながってたと思います。
 そして違う学校、学年の人と関わることで自分にはない考えなどを知れて良い刺激になりました。 卒団までがあっという間だなって思ったのでみなさんも一回一回の活動を大切にしてください。


7班 M.U.
 この6年間、学校生活や普段の生活では得られない経験をたくさんすることができました。 学年や学校が違う人との交流をしたことで自分の自信にも繋がったと思います。 卒団する年になり、今までの活動で得られた知識や経験は自分の財産になっていることに気がつきました。 たくさんの先生方やいそぎんちゃくの先輩方が、私たちが興味を持てるように工夫してくださっていたことに感謝しています。 4年生で入団してから毎月の活動が楽しみで、友達に会うことも楽しみで6年間続けることができました。ありがとうございました。


8班 U.I.
 六年間ありがとうございました。 先輩方がおっしゃっていた通り科学少年団に入団したからと言ってやはり理科の点数がとてもよくなるということはありませんでした。 しかし、この6年間で学んだことはそれ以上の価値があることでした。 入団してからはディズニーシーにあるセンターオブジアースの岩をみて、あ!柱状節理だ!!とまで思うようになっていました。 また、入団し、今までは目にも止まらなかったような植物や生き物に興味を持つようになりました。 少年団に入って成績より視界や興味が広がったと私は思っています。今まで本当にありがとうございました。


8班 Y.H.
 6年間ありがとうございました。 少年団では理科の授業ではやらない事が出来たり、普段いけないような所に行くことが出来たりととても貴重な体験ができました。 中でも夏季合宿では天気図講座があったり、現地の人の話を聞く事ができたりして、とても勉強になりました。 正直理科の成績は上がりませんが、それ以上に自分の興味がある物、知識が増えたりします。 在団する皆さん、少年団の活動を休まず参加してかたつむりのバッチもらって下さいね。本当にありがとうございました!


9班 R.K.(6か年皆勤)
 私は少年団に入団した小学4年生のときから理科が苦手でした。 そのため最初の頃は少年団で行う実験などが嫌で、正直楽しくないなと感じるときも多々ありました。
 ただ、私の中で理科に対する感情が変わったきっかけは間違いなく少年団です。 今でも理科は苦手ですが、昔のように理科が嫌いなわけではありません。
 少年団に在籍したことで理科に対する興味が生まれ理科のことが好きになれました。 成績は中学校3年間上がりませんでしたが、少年団に入っていなかったら、理科に対する意欲の量が違ったと思います。
 今考えてみると少年団の活動は6年間を振り返っても面白いものばかりですべての活動に参加できたことは本当に幸運なことだったなと思います。 これから高校、大学と進学していく中で、少しでも少年団で手に入れた知識などを活用出来たら良いなと思っています。
 6年間、本当にありがとうございました。


9班 S.Y.
 6年間ありがとうございました。
 私は科学少年団に入って理科のテストが良くなったと思ってます。
 成績までは響かないかましれませんが、少年団で”天気図記号”、”実験”、”酸性やアルカリ性について”等私は深く理解することが出来たと思ってます。 少年団で興味が湧いたことはもっと知りたいと思うようになり、自分で勉強して理解が深まりました。 それに、学校では出来ないような実験が数多くあり、実際に目で見て確かめることが出来たからこそわかったこともあったと思います。
 科学少年団で学んだ事はひとつも無駄なことはありません。皆さんも理解することを楽しんでみてください。


10班 T.K.
 新型コロナウイルス対策の影響で、団員として最後の活動が無くなってしまい残念です。
 少年団の活動は、月に一度しかありませんが、毎回とても内容の濃い活動だと思います。 これだけ内容が濃い活動を毎週やっていたら、運営委員の先生方のみならず、参加している団員も、疲れてしまいます。
 6年前の4月活動で「雑草を食べる会(※洗礼と読む)」を受けて以来、最初はただ「楽しい」というだけで参加していたのが、 段々、先生方の言っていることが解るようになり、イソギンチャクの諸先輩方の「ヤバさ」が解るようになり、「凄い活動に参加しているなあ」と思うようになりました。
 団員の皆さんには、これからの月に一度の少年団の活動を、「噛めば噛むほど味が出る」あのスルメのように、よく噛んで味わって欲しいなとおもいます。



会計報告です



 本来であれば、3月の保護者会で承認していただくべき性格のものですが、それがかないませんでした。 令和元年度の会計報告は次の通りとなりましたのでご報告いたします。
 上段が団費、下段が賛助会費になります。
 今年は日本生命財団様から望遠鏡を2台寄贈していただきました。改めて感謝申し上げます。
 また、東京応化技術振興財団様からは25万円の補助をいただき、印刷物関係の充実に使わせていただきました。 なお、東京応化技術振興財団様からは来年度5万円アップの30万円の補助をいただくことが決定しました。 印刷物のより一層の充実が図れそうです。この場をお借りして感謝申し上げます。
 賛助会費に関しましても多くのご協力をいただきありがとうございました。
 新年度のになりますと早速5月の連休明けに夏季宿泊活動の下見に行って参ります。 夏季宿泊活動がより充実し、またより安全に、そしてパワフルに行えるようにするためには、多くの運営員の下見への参加が必須です。 その際に有効に活用させていただきます。本当にありがとうございました。




■お知らせ■
□科学少年団のFacebookページができました!□

 インターネットによる科学少年団の紹介は、これまで公式ホームページによって発信されてきました。
 この方針は今後も変わりませんが、もう一つの発信方法としてFacebookページ「藤沢市科学少年団Staff」というものを開設することになりました。
 このページは、団員の活動を紹介するものではなく、科学少年団のスタッフの活動を紹介するとともに科学少年団のOBや、 保護者のみなさま、科学少年団を応援したいみなさま向けの交流サイトとして開設しました。
 内容の充実はこれからの取組ですが、夏季活動の下見の様子や、活動の準備、予備実験で惜しくもボツになったネタ? など、スタッフのつぶやきも見られるかもしれません。 アクセスが可能な方は、ぜひご覧になってください。4月以降、更新を少しずつはじめていきます。



■お知らせ■
□帽子について□

 例年、入団式の際に帽子の注文を受けていましたが、今年はそれがかなわなくなりました。 そこで4月活動(新林公園)の時に注文を受けたいと考えています。詳細はかたつむり4月5日号をご覧ください。



■お知らせ■
□緊急連絡MLの登録に関して□

 令和元年度で退団する団員の緊急連絡MLの登録は、事務局にて年度末までに削除いたします。 また、継続団員に関しては、お申し出がない限り退団まで登録を継続しますのでよろしくお願いします。



■お知らせ■
□松本千鶴 雑草画集原画展のお知らせ□


ハスキーズ・ギャラリー
ブログ「松本千鶴のやすらぎのボタニカルアート」
 当団で以前副団長として活躍された故松本丈人先生の奥様でいらっしゃる松本千鶴先生の原画展の案内が届きました。 松本千鶴先生のボタニカルアート(雑草画)は大変美しいものです。もしよろしかったらご家族でお出かけください。
 なお、お出かけの際は「マスク着用で」とのことでしたので合わせてお伝えします。また、会場で「科学少年団です」と伝えていただくととてもうれしいです。








この印刷物は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の補助を得て作成しています。