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かたつむり

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No.544   2024(令和6)11.17(Sun.) 藤沢市科学少年団

12月の活動  月と土星を観よう



 今年も1ヶ月早く実施します。 天気は安定しているはずですが、冬の星座を堪能するにはちょっと早く、オリオン座がいないのが寂しいです。 帰る頃にきれいに見えるかな。
 でも今年は、タイトルにある月と土星以外にも金星、木星が綺麗に見えるはずです。豪華ですね。 月は月齢5.9、半月のちょっと前のやや太めの月が見えます。
 寒さに負けずに楽しみましょう!
 なおこの活動は、保護者・ご家族のみなさまの参加を歓迎します。みんなで冬の星空を楽しみましょう。

  1. 日時
  2. 12月7日(土)16:00〜19:00(土曜日に実施します。お間違えのないように。)
    終了時刻が遅いので、必ず保護者の方のお迎えをお願いしいます。
    曇・雨・雪などで星が観られない場合は中止とします。
    実施の可否は、13:00ごろに緊急連絡メールにて連絡します。


  3. 会場
  4. 藤沢市立大庭中学校(案内図はこちら
    JR辻堂駅北口よりバス
    湘南ライフタウン行(辻24・28)/慶応大学行(辻34)/湘南台駅西口行(辻26)
    所要10分 大庭小学校下車 徒歩7分 270円(子どもはICカードで50円、現金140円)
    小田急湘南台駅西口よりバス
    辻堂駅北口行(辻26) 所要20分 ライフタウン中央下車 徒歩7分 340円 (子どもはICカードで50円、現金170円)
    バスは他にもあります。各自でお調べください。
    バスの時刻も各自でお調べください。 https://www.kanachu.co.jp/bus/route/


  5. 持ち物
  6. 弁当(軽食)、水筒(温かい飲み物を入れてください)、帽子、名札、バインダー、筆記具、 うわばき、双眼鏡(できれば)
    集合後軽食にて軽く腹ごしらえをしたあと(多分立ち食いになります)、観察を行う予定です。
    おにぎり、菓子パン、サンドイッチ等の準備をお願いします。


  7. 服装
  8. 夜は大変寒いので、防寒には十分配慮してください。とくに足下やえり元に注意!


  9. 欠席連絡
  10. 原則前日までに、事務局 鹿児嶋携帯まで
      事務局 鹿児嶋まで
    (メール)kago@ea.mbn.or.jp(メールでの連絡が助かります)
    当日連絡は15:40までにお願いします(メールまたは鹿児嶋携帯(録音)


  11. お迎え
  12. お迎えに誰が行くのか、または誰と一緒に帰るのかなど、団員自身がよく理解しているようにお願いします。


  13. その他
  14. 自家用車で迎えに来られる場合は、学校の業務に支障を来すので18:00以降にお願いします。
    この活動は保護者やご家族の皆さまの参加を歓迎いたします。皆さんできれいな星空を堪能しましょう。 最初から参加される場合は、公共の交通機関をご利用ください。



10月の活動 施設見学 国立科学博物館

 10月14日(月)、上野にある国立科学博物館に行ってきました。日本有数の博物館で、見応え十分でしたね。 当然1回で全部見ることは不可能なので、今度は家族で是非言ってください。









































西湖の魅力
2班7年 M.O.




第29弾 少年団の夏季合宿とは逆方向から攻めてくれました。カヤックとは涼しげでいいですね。 さて、真実の口の先には一体何があるのでしょうか? M.



紫金山・アトラス彗星
10月半ばにニュースを賑わせた「紫金山・アトラス彗星」、見ましたか?
桐山先生がこの彗星をアイフォンで撮影しました。とくとご覧あれ!




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ただいま奮闘中!

 食品の科学に向けていそぎんちゃくのお兄さんお姉さんが奮闘しています。活動を楽しみに待っていてください。








 コロナの影響で実施出来なかった「食品の科学」。やっと今年から再開することができました。 今年のお題は「牛乳」。牛乳からバターを作ったり、チーズを作ったり、と色んなことに挑戦しています。
 活動は1月26日(日)に新林小学校で行う予定です。是非楽しみに待っていてください。
 さあ、いったいどんなものを食べさせてくれるのかな?

入賞おめでとう

 毎年夏の宿題で頭を悩ます「自由研究」。 この自由研究で6班のR君が日本学生科学賞神奈川県作品展で地区特別賞に入賞し、また藤沢市総合かがく展でも入賞しました。 おめでとうございます。
 このR君の作品は昨年からの継続研究で、昨年度は「一瞬で凍る過冷却〜炭酸の影響を探る〜」というタイトルで 藤沢市総合かがく展で入賞(かたつむり531号、公式HPから見ることができます)しています。 その際、ビールについてが今後の課題だとしていましたが、今年はそのビールについての研究を進めました。 題して、「一瞬で凍る過冷却〜缶ビールの謎に迫る〜」です。
 今号と次号の2回に分けて紹介します。









不時現象

 運営委員間で、こんなメールのやりとりがありましたので紹介します。

(安井)全く活動とは関係ないのですが、昨日出勤途中に恩田川沿いのソメイヨシノの桜並木で、 1本の木に何ヵ所か、桜の花が咲いているのを発見しました!!
 まさか〜と思って帰り道、車を停めて歩いて見てみると、やはり本当に咲いている。そこで撮った写真を添付します。
 今朝、他にも咲いている木がないか探しながら出勤すると、やっぱりあるある!
 隣り合っている2 〜 3 本の木は、どこも一本の木に数ヵ所咲いている。 (日当たりの加減でしょうか)少し間隔開けて、また数本の木に咲いている。
 例年だと、夏が過ぎてから徐々に紅葉していく桜の葉の色の変化を楽しみながら出勤しているのですが、 今年の夏は暑かったので、紅葉、というより、日に日に暑さで焦げて乾燥して落葉していく様子を見ながら出勤していました。
 紅葉は楽しめませんでしたが、ほぼ全部の葉が落ちた後に、数輪の桜の花を楽しめました。

(石井)たぶん気候のせいなのでしょうね。不時現象と言うそうです。
ソメイヨシノが狂い咲き!春以外に咲く不思議な現象の理由|
庭木の剪定専門サイト https://art-sentei.com/4201.html

(山本)「不時現象」のご報告、興味深く拝見しました。
 サクラは葉がダメージを受けると狂い咲きするという話は聞いたことがあり、私も何度か見たことはありますが、 神奈川県は今年は台風には見舞われていないので、狂い咲きの原因はやはり陽気のせいなのでしょうか。 先日、急に寒くなった後、また夏のような陽気になりましたからね。
 もう一つ、珍しいお話を・・・
 わが家では30 年以上にわたってスズムシを飼育しています。毎年この時期に最後のメスが息を引き取ります。 最長12月上旬まで生きた例はありますが、たいてい11月の声を聴く頃にはいなくなります。 土中にはおびただしい数の卵が残されて、冬を越します。スズムシの子は親の姿を見ることはありません。普通は・・・
 ところが昨日、最後の死骸を片付けていると、飼育箱の中になにやら動くものが・・・。アリか? とよく見るよさにあらず。なんと、孵化したばかりの体長数ミリの赤ちゃんスズムシが歩き回っているのです。 こんなことは30年間一度も経験したことがありません。
 いつもの年ならスズムシの卵は途中まで発生が進んだところで冬を迎えて卵のまま休眠状態に入ります。 こうなると土が乾いても平気で、春まで乾燥卵としてお休みするのです。暖かくなって、 サクラの花が咲くタイミングで乾いた土に水やりをすると、数週間で孵化が始まります。 この間、寒い冬を経験することも大事で、ずっと暖かいところに置くとうまく孵化しません。 ヒートショックが引き金になっているらしいです。
 今年は秋が来ると見せかけて、また夏日が続くというフェイントがかかったのでダマされてしまったのかもしれません。 詳しいことはわかりませんが、とにかく珍しいことです。
 生まれてしまった幼虫たちがこの先冬を越せるとは思えません。少なくとも子孫は残せないでしょう。 時期を間違えて出てきたセミやカエルは配偶者を得ることができないからです。 いつまでもつかわかりませんが、かわいそうな気候変動の被害者たちをしばらく観察してみようと思います。

(安井)鈴虫の話、とても興味深いお話しです!
 実は幼稚園で毎年飼っているカブトムシも、いつもは9月には息を引き取るのですが、今年はまだ、のらりくらりと生きています。
 危うく息を引き取ったと勘違いしてお墓の準備を始めようと思った程の弱々しさですが。


公益財団法人東京応化科学技術振興財団様からの助成金の贈呈式に行ってきました


 去る10月23日(水)、公益財団法人東京応化科学技術振興財団様からの助成金(30万円)の贈呈式に、 佐藤顧問と石井団長で出席しました。東京応化様からの助成は2018年度からこれで7年連続となります。 充実した活動を展開することができ、本当に感謝しています。
 当日は2023年度の活動報告としてポスターセッションを行いました。使用したポスターは次ページに掲載してあります。
 ルーペサイズで申し訳ないのですが、昨年度1年間の様子がよく分かるものになっています。是非、ご覧ください。


ポスターセッションに使用したポスターです。



お気に入りの図鑑を紹介します
団長 石井 幹夫

 団員に草の名前を聞かれれば「これは草!」木なら「これは木!」岩石なら「これは石!」 と言ってはばからなかった団長ですが、ちょっと心を入れ替えて図鑑を買ってみました。

  おもしろ樹木図鑑  林将之著  主婦の友社刊

                        税別2200円


 写真がきれいで、説明の文章もなかなかGOODです。嫌でも好きになってしまいそうな文です。 試しにみんなもよく知っているイチョウのページを紹介します。
 よく読むとなかなかすごいことが書いてあります!




■お知らせ■
□大庭中学校の案内図です□

  • 暗くなってからの集合・解散になります。事前に下見をよろしくお願いします。
  • 保護者の方が最初から活動に参加される場合は、自家用車での来校をお断りします。 公共の交通機関をご利用ください
  • 自家用車でお迎えに来られる場合は、学校業務に支障を来すので18時以降にしてください。
  • バスの時刻と料金は下に載せましたが、詳しくは各自でお調べください。

バスの時刻
辻堂駅北口発 大庭小学校下車
 大人270円 子ども140円(現金)、50円(ICカード)
2番乗り場  辻24,26、34  15:14,20,34,40
3番乗り場  辻28、29、33  15:29,35
湘南台駅西口発 ライフタウン中央下車
 大人340円 子ども170円(現金)、50円(ICカード)
3番乗り場  辻26  15:00、20
湘南台駅西口発
 弁天前下車
6番乗り場藤34  15:07  大人270円 子ども140円(現金)、50円(ICカード)




■お知らせ■
□来年度の在退団意思確認について□

 来年度の在退団を考える時期になりました。 詳細はかたつむり12月号に掲載しますが、来年度どうするのかの相談をそろそろ家族で始めてください。
 特に来年度環境が大きく変わる団員(受験準備を始める、中学校に進学する等) は本当に団活動を続けることができるのかしっかり検討してください。 在団はしたものの欠席が増えてしまうとほかの団員に大きな迷惑をかけてしまいます。
 少年団だけが全てではありません。自分の1年を見通して自分にとって一番いい道を選んでほしいと願っています。

■お知らせ■
□原稿募集!!□

 「かたつむり」では常時原稿を募集しています。 あまり肩肘張って構えるのではなく、日常に転がっている「何気ないもの」がいいです(もちろん肩肘張ったものも大歓迎!)。  写真1枚でいいのでそこにコメントをつけて送ってください。FAXの際は鉛筆ですとかすれて読めない場合があります。 ペンでなぞってから送ってください。
 首を長〜くしてお待ちしています。保護者の方からも大歓迎です。

  送り先   石井幹夫宛  
  E−mail fjnc_master@fjnc.sakura.ne.jp(団公式)
  bqv00023@jcom.home.ne.jp(石井個人)







この印刷物は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の補助を得て作成しています。