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令和8年度入団式 いよいよ新しい春が始まります。団員の皆さん、進級、進学おめでとうございます。 きっと新しい年への夢と希望に胸をふくらませていることでしょう。 少年団は、今日18人のお友達とお別れをしますが、4月には24人の新しいお友達が加わり、計76人でのスタートになります。 そこで、次のとおり入団式を行いますので、新入団員をみんなで大いに歓迎しましょう。 なお、会場の定員の関係で保護者の皆様のご参加は新入団員の保護者を除きご遠慮くださるようお願いいたします。
2月活動 電気工作〜タイマー
怖い話を科学する 〜夜明けのチャイム(はんだがあれば怖くない)〜
運営委員 山 田 佳 子
これは、1年くらい前の話です。明け方の4時くらいに玄関のチャイムに起こされました。私の家は短いメロディが流れます。 こんな時間に誰が来たのだろうと思っていると、二回目のメロディが流れました。 早朝だったので、何か大変なことが起きたからチャイムを連打しているのかもしれないと思って身支度をして玄関へ向かいました。 外は真っ暗です。ドアを開けるのが怖かったので「どなたですか?」と声をかけました。返事はありません。 声が小さくて聞こえなかったのかもしれないと思い、大きな声で「どちら様でしょうか!」と言いました。それでも返事がありません。 移動して横の小窓から外を見ました(悪い人かもしれません。開ける時は安全を確認してからにしましょう)。 誰もいません。チャイムを押してすぐに逃げてしまっていたのかもしれません。 こんな時間にそんなことをしなくても良いのにと思いました。 人間がしていたらかなり悪質な嫌がらせです。違ったら怖いので『人がやった』と思うことにしました。 そんなことが一日おきくらい続きました。だいたい暗い時間でしたが、昼間の時もあったので、 急いで玄関に行ってすぐにドアを開けました。でも誰もいません。走り去る気配などもありません。 こんなことができる人間はいません。人外(生きていない人間など)がやったのかもしれない。 そう思いましたが、考えないようにしました。幽霊は気が付いてもらえると嬉しいので、考えてはいけないのです。 記憶に残さないようにしました。 ある日、ドアを開けて玄関でヘルパーさんと話をしていました。大した話ではなく世間話程度です。 すると、チャイムが鳴りました。誰もボタンを押していません。「押してないですよ」慌てたようにヘルパーさんが言いました。 それは私も見ていました。「古い家なのでたまに鳴るんです」慣れていた私はそう答えました。 チャイムを鳴らしている何かは、調子に乗ったのか連打しています。メロディが終わるとすぐに次のメロディが始まります。 まるで意思があるかのようです。『早く帰れ』とでも言いたいのか、なり続けます。 「怖い怖い怖い」そう言ってヘルパーさんは帰っていきました。 笑顔でそれを見送り、いつまでも止まらなかったので家の中のチャイムのスピーカーの電池を外しました。 メロディが止まり、静かになりました。 これは無視をしていることができません。でも私が怖がるのは現実で異常がないのを確認してからです。 いつでも取り出せる場所にあるプラスのドライバーを持って玄関の外に出ました。 チャイムのボタンを見ると、ねじがついています。それを外して中を見ました。 白いコードが切れてぶらぶらしていました。 何かの拍子に線が違うところに当たって、それでボタンを押していなくてもメロディが流れたのでしょう。 幽霊の仕業ではありませんでした。 単純な作りだったので、ペンチとはんだを持ってきて付けました。図1の腕前でも直りました。
図1は2月活動の前に作ったデジタル時計の裏面です。 高木先生と山本先生に「こんなにひどいのは見たことがない」と言われました。 余分な線をニッパーで切り、電池をつなげるといちおう点灯します(図2)。 はんだが大きな団子になっても隣の線とはつながらないようにしたからでしょう。 図1になった原因は道具をそろえずに作ったからです。 さびたはんだごて(熱したはんだが茶色に変色したらさびています)、太いはんだ(図3)、 作業中にニッパーとドライバーが見つからなかったので使いませんでした。 活動が終わった後、はんだごては変えていませんが細いはんだ(図3下)でニッパーとマイナスドライバーを用意して作り直しました。 山本先生から教わった「はんだごてで線をよく熱して『はんだをちょん(少しだけはんだをつける)』」を繰り返して、 基盤の◎をはんだでしっかり埋めるとできました(図4)。電池をつなげれば時計としてもタイマーとしても使えます(図5)。
できることがわかったので、図1の失敗作も直しました(図6)。 はんだははんだごてで熱すると、くるんとまるまります。それをうまく基盤の◎に乗せます。 多すぎるはんだははんだを取るリボンで取り除きます。 何度もあきらめたくなりましたが、隣の線とつながらないようにしてはんだをつけました。 すべて埋めて電池をつなげると12:00と表示されました。ただ、スイッチが反応しなかったので、時計としか使えません。 その理由は、何度もはんだごてで熱したため、基盤が変形してしまったからです。 変形も少しなら平気ですが、けっこう内側まで溶けて表面の◎もなくなってしまいました。 こうなるとはんだが基盤に付きません。 できなかった子も、保護者さんとがんばってみましょう。やけどなどの心配があるのでひとりではやらないように。 『やりたくない』と思っても、やってみて12:00という表示を見ると嬉しいです。『やってよかった』と思えます。 あきらめそうになったら、少年団の活動の時に持ってきてください。その時、工具も持ってきてくれると良いです。 それと、はんだごてを保存するときは、先端のはんだは落とさずにつけておいてください。 熱したはんだが茶色になったら図1まっしぐらです。 直した後は、家のチャイムが誰もいないのに鳴ることはありません。 電源(電池)から電気が流れてぐるっと一周できることをイメージして、他とはつなげないように線をくっつけることが大切です。 それと、失敗したら原因を考えてやり直しましょう。それが偉人達が言っている『失敗は成功の母』です。 言葉もやってみて自分で体験すると理解できます。 栂池自然園だよりA 〜雪融け後の開花〜
運営委員 松 下 理恵子
前回は、栂池自然園の水芭蕉の事について書きました。水芭蕉以外にも雪が融けると直ぐに咲く花があります。 ショウジョウバカマ(猩々袴)、イワカガミ(岩鏡)、サンカヨウ(山荷葉)等です。 植物の名前はカタカナ表記が普通です。でも少々難しい字も含まれますが、漢字で覚えると覚えやすい時があります。 栂池自然園のビジターセンターの所長が、動植物の師匠でしたが、植物の名前は漢字で覚えたという話を聞き、 私も漢字で花の名前を覚えるようにしました。どれも多年草です。
ショウジョウバカマ 猩々袴 猩々は酒を好む架空の動物で顔が赤いので、この花の色から名前を付けたようです。(この写真では左上の花です) 袴は這いつくばっている細長い葉を袴に見立てています。(この写真では右下の葉です) 雪の下では葉がペッタンコと地べたに這いつくばっていますが、 雪が無くなると写真のように葉が立ち始め花の茎が出て開花となります。
イワカガミ 岩鏡 私が好きな花の一つです。色が可愛く、葉がテカテカしてきれいです。 岩場にある鏡のようにつやのある葉、という意味から“イワカガミ 岩鏡”という名前になりました。 この写真は、岩鏡以外の葉が何種類もあって分かりにくいですが、 ユキノシタの葉の形に似た緑というよりは濃い色の丸い葉がそうです。 つやがあって鏡のように見えるでしょうか?
サンカヨウ 山荷葉 この花は最近話題になっています。その理由は、ぬれると花びらに見える白い部分が透明になるからです。 スケルトン・フラワー(ガラス花)と呼ばれています。 雨にぬれた時より朝露にぬれた時の方がきれいに透明になる、と師匠が言っていました。 上の写真は朝露でぬれたものです。下の写真は、雪融け後ニョキニョキッと出てきたサンカヨウです。 右3本は出てきたばかりで、葉が丸まってつぼみも見えますね。左の2本は葉が開いてきました。 葉の形がハスの葉(荷葉)に似ていて山に生えるので、サンカヨウ 山荷葉 と呼ばれています。 白い部分は、花びらの役目をしている“がく”です。 秋になると黒い丸い実がつきます。実は食べられます。
自然園の入り口から見ると、右の写真のように雪だらけですが、雪が融けた所ではお話ししたような花が咲き始めています。 ペロブスカイト太陽電池
運営委員 藤本 俊二
2月活動でカーボンニュートラルについてのお話があったことはみなさん、覚えていますよね!
その中で、「ペロブスカイト太陽電池」の紹介があったのを覚えていますか?
聞きなれない名前で「???」と思った人もいるかもしれませんね。
私もそうでした(笑)正直、覚えきれませんでした(苦笑)その時に市役所の方が見せてくれた写真がこちらですが、すごい電池なんだなということは皆さん感じていると思います。 そして、本題ですが、2月活動の1週間後、箱根に行ってきました。 行きは全く気が付かなったのですが、帰りに箱根湯本駅の改札を通ろうとした時に、何やら見覚えのある物を発見しました。 よーく見たら、なんと、そこにはペロブスカイト太陽電池の展示がありました。しかも実物です。 カーボンニュートラルのPR展示でこの日が展示の最終日でした。
1月活動で見た国際宇宙ステーション(ISS)の話
副団長 山 本 明 利
1月10日の活動「冬の星空を見てみよう」は、予報に反してすばらしい晴天に恵まれ、 木星・土星などの惑星や冬の星座をたっぷり楽しむことができました。 しかも国際宇宙ステーション(ISS)の通過の観察のおまけつき。明るく光る星のようなものが、 大庭城址公園の林の上から、中学校の校舎の上をかなりの速さで動いていき、オリオン座のあたりで消えるところまで、 しっかり見ることができましたね。ここで、ちょっと復習しておきましょう。 国際宇宙ステーションって何? 国際宇宙ステーション(ISS)は、アメリカ、ロシア、日本、カナダ、 ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が協力して建設した巨大な有人の人工衛星です。
2008年6月には星出彰彦宇宙飛行士の活躍により日本の宇宙実験棟 「きぼう」の船内実験室(図1矢印)がとりつけられました。 ISSには常時6人以上の宇宙飛行士が滞在して任務に当たっています。 現在は、日本人宇宙飛行士は乗っていませんが、1月活動で皆さんが見たときは、油井亀美也さんが長期滞在中でした。 国際宇宙ステーションっていつ見えるの?
図2のように左側から太陽の光が当たっているとき、Aの位置では空が明るくて見えず、 Cの位置では太陽光が当たらないので見えません。でも、Bの位置なら地上では空は暗くなっていますが、 上空の人工衛星にはまだ太陽の光が当たっているので夜空をバックに明るく輝いて見えます。 このような条件は日の入り後と、日の出前のわずかな時間に限られます。 どんなふうに見えるの? 1月活動で皆さんも観察したように、ISSは星のように明るく輝く点に見えます。 明るさは明るいときの金星ほどの−4等にもなります。 夜空を横切って動いていきますが、飛行機のように光が点滅したり、音が聞こえたりすることはありません。 音もなくまっすぐ通過していきます。以下のサイトで予報を見ることができます。 自宅のベランダや窓からでも観察できますので、チャレンジしてみてはいかが?※詳しくはKIBO宇宙放送局のWebページへ→ https://lookup.kibo.space/ 幼稚園での実験?
運営委員 安 井 麻奈未
私は幼稚園で働いていますが、子ども達からの疑問や発言を出来る範囲で実験?とまではいきませんが実行しています。
秋にヒヤシンスの球根を水栽培しますが、球根と言わずに「何に見える?」と毎年聞いています。勿論、正解をすぐに言う子どももいますが、想像力豊かな子ども達は、 「クリスマスツリー?」「豆!」「玉ねぎ!」と言ってくれます。 いつもはかわいいな、で終わり、「何になるか楽しみだね」で終わっていましたが、 今年度は実際に玉ねぎを買ってきて、同じように栽培してみました。 そして、子ども達と、どうなるかを楽しみに待ちました。 答えはこれです。写真を添付しました。 「この葉っぱは玉ねぎの匂いがする」「お花が咲いたから、やっぱり球根だったね」となりました。 日に日に変化する様子に3歳児〜5歳児は興味津々でした!
そしてもう1枚。昨日、てんとう虫が歩いていました! (20260217)
おもしろい!!!スゴイですね!
冬のテントウムシ| NHK for School
電柱や石の裏で冬越しをするテントウムシを観察する映像です。 科学少年団”適?”コミック案内Vol.10「総集編」
副団長 鹿児嶋 英 克
まさかこんなに続くとは思わなかったコミック案内。いかがでしたか? 2025年6月から2026年3月まで番外編も含めて10作品を紹介しました。 さてみなさん、なにか読んでいただけましたか?お気に入りの作品で出会えたとしたら幸いです。 最後に第10回として「総集編」です。これまで紹介した作品をまとめて紹介します。
会計報告です
今年度も、今年も公益財団法人東京応化科学技術振興財団様より多額の補助をいただきました。ありがとうございます。 昨今の物価上昇の影響で、当団においても財政的にかなり厳しい状況になっています。 大変心苦しいのですが、令和9年度に向けて団費値上げの検討を進めて参ります。
本年度は 301口=301,000円のご協力をいただきました。厚くお礼申し上げます。 用途は上記支出概要欄の通りで、有効に支出させていただきました。 次年度につきましてもご協力をよろしくお願いいたします。 ■お知らせ■
□令和8年度の活動予定について□
正式には入団式の際お知らせしますが、現段階で分かっている範囲でお知らせします。 今後変更になる場合もあるかもしれません。その際はご容赦ください。
上記の活動以外に,特別活動として 5月 5日(祝)みらい子どもフェスタ(少年の森) 10月10日(土)自然体験フェスティバル(少年の森) があります。 ■お知らせ■
□緊急連絡MLの登録に関して□
令和7年度で退団する団員の緊急連絡MLの登録は、事務局にて本日以降早急に削除いたします。 また、継続団員に関しては、お申し出がない限り退団まで登録を継続しますのでよろしくお願いします。 ■お知らせ■
□原稿募集□
「かたつむり」では常時原稿を募集しています。あまり肩肘張って構えるのではなく、日常に転がっている「何気ないもの」がいいです。 もちろん肩肘張ってもかまいません!写真1枚でもいいのでそこにコメントをつけて送ってください。 FAXの際は鉛筆ですとかすれて読めない場合があります。ペンでなぞってから送ってください。
この印刷物は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団の補助を得て作成しています。
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