博物館紀行〜大阪市立科学館を訪れて〜 | |||
運営委員・いそぎんちゃく 藤 本 俊 二 | |||
入口で迎えてくれたのはトリックアートでした。 このトリックアート、実物で見ると当然ながら錯覚で絵が動いているように見えますが、 驚いたことは写真に撮ってパソコンの画面で見ても動いて見えることでした。この原理を探るのはとてもおもしろそうです。 展示は「宇宙」、「身近な化学」、「親子で楽しむ科学」、「電気とエネルギー」のテーマに分かれていました。 「宇宙」では、太陽系の模型が約5億分の1のサイズで出迎えてくれています。改めてみると、太陽の大きさがよくわかります。 その他にも、イトカワのレプリカやカミオカンデについての展示などがありますが、興味深かったのは「宇宙のかんづめ」でした。 これは、約3億光年内にある15000個の銀河がどのようにあるかを立体的に表した展示となっており宇宙の大きさを感じることができます。
そして、この科学館にはプラネタリウムがあります。投影機はコニカミノルタ製「インフィニウムL-OOSAKA」です。 この投影機はこの科学館のみで使われているオリジナルの投影機で、星数は役9000個を映すことができます。 星数は多くはありませんが、その分、一つひとつの星が鮮明に映し出される特徴があります。
実際に行ってみると、1日いても楽しめる科学館です。大阪に出かける機会があれば、ぜひとも行ってみたいスポットです。 |