このレポートは、かたつむりNo.471[2019(令和元)07.07(Sun)]に掲載されました

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源流探訪〜境川の源流を目指して〜
運営委員/いそぎんちゃく 藤 本 俊 二
 
 前回は、富士山の横顔を紹介しましたが、今回は自転車で境川の源流を目指す旅をしてみました。
 境川の河口である片瀬江の島駅からスタートしました。江の島駅周辺では境川はとても大きく見えます。


 ←片瀬江の島駅付近の境川


しばらく、上流に進むと、境川と柏尾川の合流地点があります。場所は藤沢市川名です。 新林小学校の近くです。この合流地点より上流は少し川幅が小さくなっています。



藤沢市川名付近の合流地点→


 東海道線の線路を越えて、藤沢橋付近ではさらに川は小さくなっていますが、ここから先、 町田駅付近までは、何回かの小さい合流はありましたが、同じような大きさが続いていきます。


↑藤沢橋付近
    
↑町田駅付近での境川の様子


町田から先、特に町田街道からは境川の大きさが小さくなっていくのが感じられました。


 ←町田街道「常盤」交差点付近の境川



 境川の源流は町田市のキャンプ場施設、「大地沢青少年センター」の敷地内にあります。 行ける所まで自転車で行ってみたのですが、キャンプ場の途中からは登山道でしたので、最後は15分ほど歩いて境川の源流に辿りつきました。


境川源流を発見!!→




ここから少しずつ水が湧き出ていました!→


 ←源流案内の看板



 江の島から距離にして約52Km、自転車で休憩時間も含めて約4時間15分の境川の旅でした。
 境川は、藤沢では境の違いが分かりませんが、上流では東京都町田市と神奈川県相模原市の境目を流れています。これが境川の名前の源ではないかと思われます。
 境川を見続けて感じたのは、源流では小さな水量にも関わらず、途中で何度も合流をして大きくなっていくことです。 同時に川も成長を繰り返して旅をしていることに気が付かされました。

 大地沢青少年センターは城山湖のすぐ北側にあります。興味があったら調べてみてください。
 境川は藤沢市北部では藤沢市と横浜市の境を流れています。 境川沿いにはサイクリングロードが整備されているので、源流までは無理としてもサイクリングしてみるのもいいですね。 M.



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