このレポートは、かたつむりNo.416[2015(平成27)08.31(Sun.)]に掲載されました

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新米団長の独り言5
団長 石 井 幹 夫
 
 皆さん、こんにちは。新米団長の石井です。今回も今年の夏季活動についてです。
 ところで、夏季活動で雨に降られた経験はありますか?
 以前小野先生が団長の時、台風の直撃を受け日程を1日短縮して逃げて帰ってきたことはあります(2003年度です。今から12年前ですね。) が、それ以来(全くとは言いませんが)雨らしい雨に降られたことはありませんでした。これはどうしてか?答えは簡単です。 前団長の佐藤先生が「晴れ男」だったからです(ちなみに台風を引き寄せた小野先生は「嵐を呼ぶ男」と命名されています)。 それが今年は2日目が1日中本降りの雨でした。佐藤前団長のパワーはそこまであったのか、と改めて思い知らされました。 そこで私は佐藤前団長のニックネームを変えました。「晴れ男」改め「晴らす男」です。今年からは、石井・鹿児嶋ペア。 しばらくは雨が続くことを覚悟してください。
 私たちはよく強がって「雨もまたよし」といいます。 でも本当は晴れた方が良いに決まっていますよね!その雨の日の強力な味方が「雨具」です。夏季活動の説明会で鹿児嶋先生から雨具の説明がありました。 「傘と合羽の両方を用意してください。合羽はセパレートの方が良いと思います。」この説明をどれだけ真剣に受け止めたのでしょうか。 普段私たちが行動するとき、まず合羽のお世話にはなりません。傘で十分なところばかりだからです。 特に家族で動く場合、車での行動が多いと思います。 そうすると傘の出番すらない!そんな場合も多いのではないでしょうか。 そうすれば「えっ、合羽までいるの?なくても大丈夫じゃないの?何とかなるよ!」そんな会話が聞こえてきそうです。  いくら少年団の夏季合宿であっても合羽のお世話になったのは数えるほどしかありません。 でも、雨が降って、傘をさせないところでは、合羽しか頼りになるものはないのです。 今回も雨の降り方、活動する場所を考えて、今回は合羽、今回は傘と指示を出しています。是非合羽の重要性をご理解ください。
 そして、今年から石井鹿児嶋ペア。自慢じゃないけど、・・・。しばらくは雨の夏季活動になるでしょう。
 もう一つ、鹿児嶋先生からあった注意。「虫刺され等の可能性がありますので、ズボンは長ズボンでお願いします。」 少年団では過去に痛い(かゆい)経験があります。「おしゃれ命」の中学生の女の子。 2年連続くるぶしが出る短いズボンで登場し、2年連続見事にブヨに刺される。 あれは、痛いし、かゆいし、堅くなるし、少なくとも3週間は元に戻らない。結構きついんです。
 少年団が歩くところはもちろんまともじゃありません。いろんな生き物がいます。今年はヒルにやられてしまいましたね。 いくら装備しても場合により靴下の上からもやられます。肌が露出していれば、やられない方がラッキーです。 是非自然観察の時に必要な服装を考えてください。よろしくお願いします。
 ところで、今年の夏季合宿はいかがでしたか?雨に降られたとはいえ、充実した3日間だったのではないでしょうか。 温泉はどうでした?硫化水素泉。独特のにおいがありましたね(あれは硫化水素のにおいであって、硫黄のにおいではありません。硫黄は単体では無臭です)。 慣れるととても心地よいにおいだったのではないですか?箱根の大涌谷と同じにおいです。箱根の騒動が1日も早く収まることを願っています。
 来年は今のところ伊豆半島を考えています。さあ、どんな夏季合宿になるのか、今からとても楽しみです。
 てるてる坊主でもつくるかな(無駄か!)!!


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