すごい台風でしたね |
団長 石 井 幹 夫 |
前号でも同じタイトルで台風15号のことを書きました。まさか2ヶ月連続で台風関連のことを書くことになるとは、・・・。 今回は夏季活動に絡めて書きます。 今年の夏季活動の最終日に八ッ場ダムの見学をしました。本体工事が完了し、あとは水をためるだけの状態でした。 あのときは、ダムの底に沈んでしまう景色を見てもらいたく活動に組み込んだのでした。 本体工事が完成したダムは、次に試験湛水(たんすい)を行います。 試験湛水とは、ダムの本格的な運用を始める前に、実際に水を貯めてダム堤体および貯水池周辺の安全性を確認するためのものです。 徐々に水を貯めながらダムの強度等をチェックするので3〜4ヶ月の期間をかけて行います。満水は1〜2月くらいの予定でした。 今回の試験は10月1日から始まりました。少しずつ水がたまり始め、鉄橋等が沈みかけた矢先の出来事でした。 一晩でほぼ満水になったのです。水位は一気に50m以上上がったそうです。 このダムの役割については、いろんな見方考え方が唱えられています。 これに関しては皆さんで色々情報を収集し、皆さんなりに考えてほしいと思っています。 今、私が話をしたいのは一晩であのダムがほぼ満水になったという事実。 どれだけの雨が降ってどれだけの水が流れ込んだのかということです。 以下、国交省のHPからの抜粋です。
|