このレポートは、かたつむりNo.518[2023(令和5)01.14(Sat.)]に掲載されました

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今年もかわいく咲いていました
団長 石 井 幹 夫
 
 新年、あけましておめでとうございます。さあ、新しい年が始まりました。 新型コロナウイルス感染症の影響がまだまだ色濃く残っていますが、飲み薬が承認されたりと、 少しずつ日常を取り戻す準備が整ってきました。 少年団でも少しでも正常に近づけるよう、1年を過ごしていきたいと願っています。
 さて、以前にも紹介しましたが、今年も咲いていました「ホトケノザ」と「オオイヌノフグリ」。
 元旦(1月1日午前中)に近所の神社に初詣をし、その帰り道に境川沿いのあぜ道を歩いていると、 やっぱり咲いていました。 そして今年は去年よりも数が多いような気がしました。

■我が家からの初日の出(2023.01.01 07:53)


■ホトケノザ(2023.01.01)







■オオイヌノフグリ(2023.01.01)

 本来の花期は3月〜なので、本当に早咲きなのですが、それだけ気候が変わってきたと言うことでしょうか。 これで5年連続ぐらいお正月に花を確認しています。 このまま行くと花期そのものを書き換えなくてはいけなくなるのでしょうか?


コニタビラコ(ウキペディア)

 この「ホトケノザ」、よく春の七草と間違えられます。 春の七草の「ホトケノザ」は 前のページのOさんのイラスト の通りです。 今は「コオニタビラコ」と呼ばれるのが普通です。 キク科の植物で少年団の「雑草を食べる会」で登場したこともあります。 私の撮影した「ホトケノザ」はシソ科で食べられません。昔、子どもが花の蜜を吸うことはあったようです。 でも、あんまり食べたいとは思いませんよね。
 気候がだんだん変わりつつあります。 毎年同じ日に同じ場所で同じ植物を観察すると(これを定点観察と言います)、 いろんな変化に気がつくのではないでしょうか。
 よかったら是非地道にコツコツ続けてみてください。


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