このレポートは、かたつむりNo.555[2025(令和7)08.31(Sun.)]に掲載されました

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科学少年団”適”コミック案内 Vol.3
副団長 鹿児嶋 英克
 
 科学少年団「適」コミック案内として、マンガやアニメ化の情報を連載しています。 ネタが尽きるまで続けます。

おすすめ第3回はこれ!
「わいるどらいふっ!身近ないきもの観察図鑑」一日一種(著) 山と渓谷社(出版)
1巻〜3巻

 夏季活動では、たっぷりと生きもの観察ができたと思います。それにちなんでマンガ版生きもの観察図鑑の紹介です。 図鑑と言ってもほとんど4コママンガのシリーズです。
 作者の「一日一種」さんは「野生生物の魅力を伝えたくて漫画やイラストを描いている元野生動物調査員」 と自己紹介されている方です。

意外と知らない生きものたちのクスッと笑えるエピソードをコミックでご紹介! 自然・生きもの好きを中心にSNS で話題のいきものイラストレーターの一日一種さんの連載『わいるどらいふっ!』を書籍化。 どんぐりを埋めた場所を忘れるリス、鳴かないと全然わからないホトトギス…… オリジナルイラスト図鑑も収録し、生きもの好きにはたまらない1冊です。
(山と渓谷社サイトより)

 野生動物をテーマにしたイラスト図鑑は他にもいくつかありますが、一日一種さんのイラストは「面白い」んです。 絵の正確さよりも、親しみやすさやギャグ優先といった作風で、読んでいて笑えます。 ストーリーも悲喜こもごもでついつい読み進めてしまいます。
 雑誌では野鳥観察の専門誌「BIRDER(バーダー)」に見開き2ページのマンガが良く掲載されています。 他に、「探検!里山いきもの図鑑」(絵と文一日一種・PARCO 出版)があり、こちらは図鑑よりの構成です。 いずれも絵が楽しく可愛いので、生きもの観察が好きな団員にはおすすめの一冊です。




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