このレポートは、かたつむりNo.556[2025(令和7)09.15(Mon.)]に掲載されました

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科学少年団”適”コミック案内 Vol.4
副団長 鹿児嶋 英克
 
 科学少年団「適」コミック案内として、マンガやアニメ化の情報を連載しています。 ネタが尽きるまで続けます。

おすすめ第4回はこれ!
「BLUE MOMENT ブルーモーメント」  小沢 かな(著)  KADOKAWA(出版)
1巻〜3巻(連載完結)

 もともと小沢かなさんの作品は、『ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-』がきっかけで知ることになりました。 こちらはグライダーを操る大学生たちのお話で、気象要素満載かつ恋愛ものですが、 そのあとに発表された本作はガチで気象・防災がテーマのストーリーです。監修は荒木健太郎氏。 知っている方も多いと思いますが、登場人物もなんとなく似た感じです。
 読み進めていくと、気象観測や天気予報と災害対策の現場が生々しく描かれていて、気象が好きな団員にはおすすめです。 まぁ、マンガですので現実では絶対無理なぶっ飛んだ展開もありますが、そこはドラマとして楽しんでください。
 また、話の中で主人公とヒロインのそれぞれの引きずる過去がしばしば登場します。 それに彼らがどう向き合い、折り合いをつけていくのかも、 読んでいて胸が苦しくなるシーンもありますが感銘を受けるところです。



一瞬の判断が命を救う。気象災害に立ち向かう本格ドラマ!
天気予報が存在するたったひとつの意味、それは―――
仕事はできるが難のある性格が災いして派遣先をクビになった雲田彩(くもたあや)。
彼女が新しい職場・気象庁気象研究所で出会ったイケメン研究官”雲王子” こと晴原柑九朗(はるはらかんくろう)には、もう一つの顔があった。 それは自然災害から人命を守るために活動する【SDM本部(特別災害対策本部)】 の一員として災害発生現場の最前線で奮闘する姿で――
集中豪雨、河川氾濫、台風……。命を守るために、出来ることは、やるべきことは……!?
知恵と知識で気象災害から命を守れ! 気象災害に立ち向かう本格ドラマ!  出会いと誓いの第一巻!

(KADOKAWA サイトより)



 2024 年には実写ドラマ化もされ、山下智久さんが主演されました。 ちなみに私は、マンガやアニメの実写ドラマは苦手で・・・実は見ていません(ごめん)。



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