このレポートは、かたつむりNo.557[2025(令和7)10.13(Mon.)]に掲載されました

戻る

科学少年団”適”コミック案内 Vol.5
副団長 鹿児嶋 英克
 
 科学少年団「適」コミック案内として、マンガやアニメ化の情報を連載しています。 ネタが尽きるまで続けます。

 おすすめ第5回はこれ!
「鬼桐さんの洗濯」 ふくさかえみ(著) バンブーコミックス・竹書房(出版)
 1巻〜7巻(連載中)

 晴れて大学生となり上京した茶子が偶然見つけたアルバイト先がクリーニング屋さんでした。 しかし、店頭に貼られていたバイト募集のポスターは他の人が見ると真っ白な紙。 茶子は自分でも気が付かなかったのですが、他の人には見えないものが見えるようです。
 そのクリーニング屋の店主は「鬼桐(おにぎり)シオ子」と名乗るれっきとした「鬼」。 そしてこのクリーニング屋さんのお客さんは人ならざるものたちばかり。
 そんなファンタシーなのですが、なぜ「科学少年団適」なのか。 それは随所に「洗濯は科学だ」と感じられるエピソードが詰まっているからです。 なかなか勉強になりますよ。
 作者のふくさかえみさんもこのマンガを描きつつ国家資格のクリーニング師免許を取得してしまった強者です。
 それにしてもこのマンガ、キャラが可愛いんです。科学をさておいても、キャラが可愛いんです。はい。



どんな汚れも「洗濯屋鬼桐」にお任せ!!
東京の街角に佇むクリーニング店「洗濯屋鬼桐」で住み込みバイトを始めた大学生の茶子。 ごくふつうのお店と思ったら、店主は鬼の鬼桐さん。 さらにお客様も、魔王・バンパイア・人魚…人ならざるものばかりで−−−!?
お客様は亜人、妖怪、魔王様…!? 東京なのに異世界!?
不思議なクリーニング店のお仕事コメディ!(竹書房サイトより)


 合わせてコミックではないのですが、関連してこの本も紹介しておきます。
 「汚れの科学」汚れはどのように発生し、どのように消えるのか
 (サイエンス・アイ新書) SB クリエイティブ(出版)



戻る