このレポートは、かたつむりNo.560[2026(令和8)01.10(Sat.)]に掲載されました

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科学少年団”適”コミック案内 Vol.8
副団長 鹿児嶋 英克
 
 科学少年団「適」コミック案内として、マンガやアニメ化の情報を連載しています。 多分今年度いっぱい続けます。
おすすめ第8回はこれ!

「ディノサン」
木下いたる(著) 藤原慎一(監修) バンチコミックス・新潮社(出版) 1巻〜8巻(連載中)

 このマンガ、舞台は江の島です。しかしファンタジーです。 何がファンタジーかというと、江の島が丸ごと恐竜の動物園になっているという設定です。 でも、シーキャンドルはちゃんとあるし、見覚えのある背景もたくさん出てきます。なんだか不思議な気持ちになります。
 あるきっかけで現代に恐竜がよみがえり、それが動物園のように展示飼育される世界です。 ところがその恐竜ブームが去り、斜陽の恐竜園「江の島ディノランド」。 そこに就職したての新人飼育員「すずめ」がこの物語の主人公です。
 設定はファンタジーですが、ストーリーは人間と動物との関係性。 展示される動物(恐竜)は飼育員になついているように見えますが、ある失敗からそれは思い上がりであったことに気がつきます。 人間と恐竜、生きもの同士の尊重し合う想いと、決して分かり得ない現実。そんなことにも感銘を受けます。 読んでいくうちに、作者が伝えたいメッセージを感じていくことができるでしょう。


「2021 年・江の島。恐竜の飼育員になる夢が叶いました。」
1946年にとある島で生き残りを発見。その後、繁殖や遺伝子操作によって、現代に再生されることとなった恐竜。 圧倒的存在として人々を魅了してきたが、ある“事故”がきっかけでブームはすっかり下火に。 そんな中、経営難の恐竜園「江の島ディノランド」に新人飼育員の須磨すずめが入社し――。 「もしも」を叶える、恐竜飼育物語開園!(新潮社サイトより)




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