このレポートは、かたつむりNo.398[2014(平成26)05.11(Sun.)]に掲載されました

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8班K君母からの投稿です
8班 保護者 K.K.
 
 25年度の活動では、保護者向けにいくつもの企画をしていただき、保護者としても楽しく過ごさせていただきました。
 「雑草を食べよう」では、その年の春の息吹を感じ、江の島探検では、川地先生に、大人の為のディープな江の島を案内いただきました。 同行したお子さんによる「砂茶碗」の大発見があったりと、楽しく充実した一日を過ごすことが出来ました。
 夏季活動の説明会の日には、鈴木照治先生に、江の島の植物についてお話をしていただいました。 鈴木先生のお話は、植物学の知識からまた長年の観察からの植物の変化や発見等ここでしかを聞けないお話しでした。
 秋の境川遊水地への野外活動でも、鈴木照冶先生にご案内いただき、子どもたちのチェックポイントのほかに、遊水地へ行くまでの道すがら街路樹から庭木や雑草など、 さまざまな植物の話をお聞きすることが出来ました。こんなに近場で秋を満喫し、動植物にも触れることができ、とても満足出来ました。 (田舎育ちの私ですが、目と鼻の先で野生の雉を見たのは初めてでした!)
 先日の保護者会では、高木先生にスマートタウンや、太陽光発電について、私たちお母さんにも分かりやすくお話しいただき、 新エネルギーについてたくさんうなづけました。
 こうして活動に参加したり、保護者会などに顔を出すと、運営委員の先生方が、ボランティアながら、綿密なカリキュラムを組み、企画を立て、 充実した学びの場を作ってくださっていることがよくわかります。また、同行して遠くから活動の断片をのぞいていると、子どもたちは年長者の声かけに従い、 年少者の声を聴きいれながら自分たちで自主的に行動しているようです。 これが科学少年団の醍醐味です。年齢も学校も違う子どもたちが活動を通じてコミュニケーションをし、活動を通じて心を通わせているようです。
 しかし親が近くにいると子どもは子どもで、気になってしまうようです。それではせっかくの活動に水を差してしまいます。 活動の間は子どもが集中して活動に参加できるよう、保護者は遠巻きに見守っていきたいと思います。
 こんなに子どもを夢中にさせる科学少年団の活動を、ただ子どもを見送るだけなのは悔しいから、今年も“保護者参加可”の活動では、 大人はおとなで、「科学少年団」を楽しみたいなと思っています。

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