このレポートは、かたつむりNo.457[2018(平成30)07.01(Sun.)]に掲載されました

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雑草知識
保護者OB K.K.
 
 5月に実家の畑の草取りをしました。高齢の父が入院し今年は畑の耕作の準備ができていませんでした。
 雑草を抜いていて、ハコベ、カラスノエンドウ、ヤエムグラ、ヒメオドリコソウ、ハルジオン…。知っている草の多いこと!
 タガラシ(写真)が、こんなに生えていたら畑は、大変!タンポポも、こんなに伸びて根をはっていたら畑には雑草! 太いアザミはトゲに気を付けて抜いて、ノコンギクも可憐な花を所々で咲かせてましたか、抜きまくりました。 スイバは大きな株になっていてどんなに引っ張っても抜けず、スコップで掘り出しました。

 私は田舎育ちの癖に、大人になっても雑草の名前なんか知りませんでした。 我が子が科学少年団に入団し、何回も何回も「雑草を食べよう」に保護者として参加し、次第に雑草の名前と生えている場所を覚えました。
 少年の森の雑草は知っていたけど、こうして畑で雑草を見ると生きた教材の様です。 雑草を知ると、雑草の対策と生えている場所の環境がわかるような気がします。 …もしかして農業技術って品種改良とか、土づくり、肥料や農薬などの技術改良だけでなく、 こう言う科学的観察と植物の特性を知ることかも〜と、妄想してしまいました。
 さて、草取りに戻って…畑の隅にヨモギを発見!これは、このままいかしてやろう。 なんだこの、ネギっぽい葉は…。と、抜いてみたら、なんとノビル(写真)! 収穫するには量がまだ少なかったので、ノビルは畑のはじに寄せて植え、次回行ったときに増えていることを楽しみしたいと思います。

 家の敷地の回りに、小さなツンツンした葉が生えていました。茎や葉がちょっと赤いので、たぶんエノコログサ。 今はかわいいけど、種を付けたら増えるから、今のうちにチョチョっと取って…。おー、ドクダミがこんなに群生してる…。 目立つところだけちょっと草取りしました。
 え、ドクダミは食べないかって?…また今度にします〜


追伸   この文章を書くにあたりいくつかの雑草の名前をネットで確認しましたが、いくつかは間違っていました。 今回は間違ったまま掲載しています。(フィクションだと思ってください)
検索したサイトの中に、農協関係のサイトもあり、雑草の知識は農業に直結していることを知りました。


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