なかよし野ねずみ『ぐりとぐら』が森の奥で見つけたのは大きなたまご。
料理好きで食べることの大好きなふたりが作ったのは、目玉焼きではなく卵焼きでもなく、カステラでした。
森ぢゅうに漂うあまいけむりとにおい。森の住人・どうぶつたちは分けあっておいしくたべました。
完全食品と言われ、「物価の優等生」とも言われ続ける鶏卵。あたかも北極星のように不動の位置を占めています。
さて、そこで「鶏卵検定試験」、略称ケイランケン。つぎの問題を考えてみてください。
- 生産高第一位は? @中国 Aアメリカ B日本
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消費第3位は日本ですが、国民1人あたり年間何個使っているでしょうか。
@234個 A345個 B456個
- ふつうの家庭がふつうにたまごを食べるようになったのはいつから? @明治時代 A大正時代 B昭和時代
- たまご1個の標準の重さは? @50グラム A60グラム B70グラム
- 黄身はひよこのどの部分に? @くちばし Aあし Bおもに筋肉
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「金の卵」つて?
@求人難の高度経済成長期に、集団就職などで、将来を期待された若い人たち
A合金で鋳造されたたまご
B金曜日にとれたたまご
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「ミックスたまご」って?
@異なるサイズのたまごが一つにパックされたもの
A黄身と白身がすでに撹絆され、販売されているもの
B有精卵
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「温泉たまご」とは?
@茄だったばかりのアツアツのたまご
Aたまごを68〜70°Cのお湯の中で30〜40分茄でた、黄身は硬く白身はまだ軟らかい、半熟のたまご
B雪が舞う屋外の温泉で、頭だけ出して浸かっているニホンザルの子どもたち
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殻を割らないで「ゆでたまご」と「なまたまご」を見分けるには?
@光にかざして透明感があるのが」なま」、ぼけたような輪郭は「ゆで」
A水の中で速く沈むのが「生」
Bコマのように回してよく回るのが「ゆで」
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中国の大道芸で、壊れやすい「たまご乗り」を見せてくれます。
いったい何個あれば60キロのおとなが乗っても大丈夫でしょうか?
@10個 A20個 B30個
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ひよこになるもともとの細胞はたまごのどこにあるのでしょうか。
@カラザという、より合わせた糸のようなものの黄身の付け根
A黄身のド真ん中
B黄身の表面にある胚と呼ぶところ
絵本の『ぐりとぐら』が出版されて46年。すでに180刷、いや200刷くらいでしょう。
「巨人・大鵬・卵焼き」と並んで大人から子どもまでこころを引きつける力は、なににあるのでしょうか。
わたくしたち大人は、何か置き去りにして先を急いでいるようでなりません。
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