赤道の下より −マレーシアレポート No.6− |
元7班 S.H. |
こんにちは。マレーシアのS.H.です。 今回は学校のスクールトリップ・・・いわゆる修学旅行・4泊5日で行った 「Pulau Perhentian(※プラウ・プヘンティエン)についてのレポートです。 「Pulau」とはマレー語で「島」のこと。つまり南の島という訳です。 Pulau Perhentianは、は大小二つの島からなる、珊瑚礁に囲まれた遠浅のリゾート・アイランドです。 KL(クアラルンプール)からバスでなんと7〜8時間!さらに本島からフェリーで1時間半!! たっぷり昼寝のできた移動でした(笑) 遠浅のためフェリーでは上陸出来ず、ボートで上陸。 そのときに見た海水の色がもう青というか、緑というか、正しくマリンブールだったんです! 浅瀬に寄っていくと、水面からもマリンブルーの中から珊瑚礁が透けて見えてきました。 上陸したころにはもう昼過ぎで、暫く海岸で自由時間。今度の海岸はこの前と違って、真っ白! しかも珊瑚と貝殻がゴロゴロしてました。珊瑚と貝殻の比は、8:2ぐらいで珊瑚の方が多かったです。 海岸の綺麗さにも驚いたのですが、それより驚いたのは蚊の多さ!めちゃくちゃ多かったんです! しかも虫除けがあまり効かなくて・・・夜は大変でした。 蚊の種類は日本にいるヤブカのように全体が薄茶色でした。私は一日6匹ぐらい殺したような・・・。 次の日にはシュノーケリングで珊瑚礁の海に潜りました。浅瀬には小さな魚、 深くなっていくほど大きな魚が見れました。 テーブル型のもの、脳みそのような(!)形のものなど珊瑚の形も様々で、 イソギンチャクがくっ付いているものもありました。 映画ですっかり有名になったクマノミやナンヨウハギも見れたそうなのですが、 私は見つけられませんでした・・・。残念! また別の日に、今度は場所を変えて潜りました。 そこにはウニの仲間―多分針が長かったのでガンガゼだと思います―や、 とても小さな魚の群れなどが観察できました。そのまた別の場所では、 珊瑚が隙間なくびっしりと生息していました。 そこには色鮮やかな魚も多く、なんと小型のサメも見られました。 また、島の中央部は山になっていて、その山にも登りました。 少年団の合宿で鍛えられていたため(?)私は比較的楽に感じたのですが、急な上り坂でした。 足元の落ち葉が湿っており、滑る・・・。しかもここでも蚊が多い!蚊に刺され、アリにも噛まれ、 1時間半でやっと頂上へ。そこから海も見えました。 その間にとげのあるソテツの様な植物や大きなヤドリギのツル、1.5cmはありそうな巨大アリ、 切り株にくっ付いたアリ塚らしき大きな土の塊など色々な日本とは違うものに触れることができました。 そのときセミの抜け殻を見つけたんですが、持って帰る過程で壊れてしまい、 写真ではボロボロになってしまいました・・・ごめんなさい。 セミの抜け殻は木の幹の地面から1mほど上の辺りにくっ付いており、日本のものよりもずっと小さめでした。 成虫のセミの声は、どこかアブラゼミのようで、アブラゼミよりも大人しいようなそんな感じでした。 でも声は聞こえど姿は確認できませんでした。 私達が泊まったリゾートのキャビンの近くでも蚊やゴキブリ(もちろん多かったです。) 以外にも色々な動物がいました。 モモンガ(かも?)がいました。 写真では見にくいかもしれませんが白く囲っておいた中のコブのような物体です。 彼(彼女かも?)は次見たときにはもうそこにはいませんでした。 次に、ヤシの木の下に日本でも見覚えのあるぽこぽことしたくぼみがたくさん。 アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)の仲間の巣でした。アリを落としてみると、ちゃんと捕まえましたよ。 でも日本のよりもちょっとのんびりだったかも・・・。 日焼け止めは30+と50+の強いものを持って行ったのですが、 やはり熱帯・南の島の日差しには勝てずに、こんがり小麦色を通り越して焼いてしまいました。あ〜あ・・・ でもまあ、楽しかったから良いとしましょう! ではこれで、今回のレポートを終わります。 ※ 「パーヘンティエン」「ペルヘンティアン」「プルフンティアン」などと言う人もいます。 |