このレポートは、かたつむりNo.281[2006(平成18)2.12(Sun.)]に掲載されました

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赤道の下より
  −マレーシアレポート No.15−
元7班 S.H.
 

 このシマオオタニワタリが着生した木は、 そこだけに違う種類の葉が茂っている何ともアンバランスな形になってしまいます。 成長したものは固まった根の部分がだんだん本体を押し上げていくので、 ヘタだけのパイナップルの様な奇妙な格好になっています。


 あけましておめでとうございます。マレーシアのS.H.です。
今回も植物シリーズで、着生植物の「シマオオタニワタリ」についてです。

 マレーシアの樹木を良く見てみると、 表面に他の植物が寄生・着生していることがあります。 よく見かける種類の一つがこちら、シマオオタニワタリです。

シマオオタニワタリ、 別名アスプレニウム・ニダス・アビスは亜熱帯から熱帯に広く分布しています。
幅の広い単葉が重なりあって杯状になる大型のシダで、 茶色の筋の胞子が葉幅の半分くらいに着いている種類です。

それではこれでレポートを終わります。
 
1ヶ月遅れで紹介しました。HさんのレポートはNo.16(2月号)も届いています。 No.16は紙面の都合で次回掲載しますのでお楽しみに

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