このレポートは、かたつむりNo.313[2008(平成20)5.25(Sun.)]に掲載されました

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公式HPから farmさんからの投稿です
farm
 
雑草の会はいい天気で行われましたね。^^
雑草料理はうまくできたでしょうか?いそぎんちゃくの雑草入り卵焼きはどうでしたか?
先日、机の上に置きっ放しにしていたかたつむりを整理ついでにやっと、しっかり中を読んだのですが・・・。(^_^;)
4月活動の連絡が書いてあるNo311のかたつむりには団長の挨拶文が載っていました。 その中で桜の花の散り方について変だと書かれている文章がありました。
この話、近年ちらほら人から聞いたりニュースで見たりしたことがあります。 自分自身は実際に確認したことがないのですが、桜の花がバラバラに散らずに椿の花のように丸ごとポトリと落ちる。
原因は小鳥による仕業だということです。
スズメは花の付け根を突くため花柄が痛み、ポトッと落ちる。 ヒヨドリにおいては花柄の部分でプチンとちぎってくわえる所を観察されているようです。
これらの行為はどちらも桜の花の蜜を吸っているのだろうと思われています。 今のところ、スズメやヒヨドリ以外にもメジロも桜の花をいじっているのが観察されているようです。
この桜の変わった散り方は昔は見られず、ここ数年観察されているようです。何がきっかけなのか小鳥たちは桜の花の蜜がおいしいと気づいたようです。 はたまた最近になって桜の蜜が甘くなったなどの変化があるのでしょうか?
いずれにせよ小鳥達が蜜を吸うことを覚え、それを見ていた小鳥達、 親鳥から教わった幼鳥達へと徐々に小鳥の世界では桜の花の蜜ブームが拡がっているのは確かなようです。
もう桜の花の季節は過ぎてしまいましたが来年、 科学少年団の皆で自分のうちの近くの桜を調べて何本中何本が変な散り方をしているのか調べてみるのも面白いかもしれませんね。 運がよければ蜜を吸っている鳥も見れるかもしれません。
個人的にはハラハラと桜が舞うように散るのが好きなのでブームがあまり拡がずに過ぎてくれるといいのですが、 人間のブームとは違って年々変な散り方は増えていくような気がします。

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