8班Wさんからこんなお便りをいただきました。 |
8班 Y.W. |
![]() 実はこの虹、運営委員の間でも話題になっていました。
昨日、昼前後に環状の虹が出ていました。
携帯で撮ったので写りはよくありませんが、最初直線に近い虹が出ていて、その後太陽の周りに出ました。(指籏)
今日の神奈川新聞の一面に写真が載っています。 「環水平アーク」(水平環)と呼ばれる現象で、比較的珍しいです。 「環水平アーク」は六角板状氷晶が六角面を水平にして揃っているときに、側面から入って底面に抜ける光が作る虹の弧です。 太陽の下側、水平線に平行な弧として現れるので「環水平アーク」と呼ばれます。指籏さんが最初に見たのはこれです。 太陽から下に46°ほど離れたところに現れるので、太陽高度が高いときにしか見られません。 これに対して、太陽高度が低いときには、天頂をとりまく輪として「環天頂アーク」が見られることがあります。 なお、太陽をとりまいて白っぽい輪が見られたのは、「22°のハロ」俗に「日暈(ひがさ)」と呼ばれる現象で、 鉛筆のような六角柱状結晶がランダムに配向しているときに生じます。 多くは白っぽく見えますが、条件がいいと虹色に色づくこともあります。二枚目の写真に写っているのはこれです。(山本) ![]() ![]() 以下は、神奈川新聞の記事です。 ![]() 横浜地方気象台によると「巻層雲は氷の結晶が集まったもので、氷が光を屈折させ太陽の周りに光の円を見せる。 彩雲と間違えやすいが、環水平アークは暖色系の色から始まるのが特徴」という。 |