このレポートは、かたつむりNo.427[2016(平成28)05.22(Sun.)]に掲載されました

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アシナガバチ
あめふらし(保護者会)N.T.
 
 土曜日の朝、雨戸を開けた夫から「見ない方がいいよ。びっくりするものがいる。」と報告が。
 そう言われると好奇心が刺激されるもの。家の窓から外を見てみると、外の収納バケツの側面にアシナガバチが巣を作り始めています!
 夫婦ともにこんなに身近で蜂に巣を作られたことはなく、もちろん何の知識もなく、それどころか子どもの頃にアシナガバチに刺されて腫れた経験をもつ夫。
 さて、どうやって撤去しようかと考えても、慌ただしい1日だったため、とりあえず夜になったらいなくなるかもと思い、放置したまま外出しました。
 帰宅後、暗くなった時間に家の中から見たところ、このハチは移動しているだけでずっと巣にへばりついたまま。
 それどころか心なしか巣が大きくなっているような。
 夜も遅いので撤去はあきらめ、翌日に持ち越しました。

 翌朝、何の調べもしないまま、夫が虫網を振りかぶり巣ごと捕獲し、植物用のベニカxファインスプレーをハチに吹き付け、 ちょっと弱ったところでビニールに包みました。
 ちょうど科学少年団の日でしたのでハチの習性などを指旗先生に伺いたかったのですがお忙しそうでしたので、まずは投稿してみました。
 この対応で良かったのでしょうか?

 後でネットで調べたところ、5月上旬ごろにまず女王バチが巣を作り出すらしく、やがて働き蜂となる卵を産みつけ、 卵がかえると今度はその働き蜂達もこぞって巣を大きく作っていくんだとか。
 4月のうちから作り出していることに今年の気温の暖かさを感じつつ、何故こんなに地面近くで人の出入りが激しいところに作り始めたのか不思議に思いつつ。
 とりあえず一件落着です。
(巣には卵がすでに産みつけられており、可哀想に思った子どもは、近くの公園に巣を置いてきました。)
 さて、末尾になりますが、いつも運営委員の皆さま及びいそぎんちゃくの皆さまに助けられ、日常では得難い経験をさせていただき、とても感謝しております。
 本来の仕事もお忙しいのに、貴重なお時間を割いて子ども達に向き合っていただけることがとてもありがたく、頭の下がる思いです。
 ありがとうございます。


 団員保護者のTさんより原稿をいただきました。「かたつむり」は様々な方からの原稿で作られることを希望しております。 ぜひこれに続きまして、次の原稿をお待ちしております!(事務局)




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