このレポートは、かたつむりNo.434[2016(平成28)12.03(Sat.)]に掲載されました

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友人の旅先から・アイスランドの地形
3班 保護者 S.K.
 
こうして境目を歩くこともできるようです↑
 しばらくまえにアイスランドを訪れた友人が、地形地質好き向けかな? という写真を送ってくれましたので、みなさまにご紹介したいと思います。

ここはギャウと呼ばれる大地の割れ目。ユーラシアプレートと北アメリカプレートの境目なのだそうです。
プレートの境目が地表で見られるのはアイスランドだけなのだとか。→



 以下、アイスランドに関する書籍が近所の図書館になかったので、インターネットで調べた情報をまとめてみました。
アイスランドは北極圏のすぐ南に位置し、グリーンランドの東にある島。(北緯63度から66度)
火山活動が活発で、大西洋中央海嶺(プレート境界)上に位置し、境界が島の南西から北東にかけて横切る。
島の1割強が氷河に覆われ、海岸部はフィヨルドを形成、多くの間欠泉を有す。豊富な地熱をエネルギー源として利用。
暖流メキシコ湾流(ガルフストリーム)と偏西風の影響を受けるため、緯度は高いが比較的温暖。 首都レイキャビックの平均気温は8月12.6℃、1月−0.2℃である。


 友人による旅行者としての体感としては、「風が強く実際の気温よりも寒く感じる。 9月だったのでオーロラは鮮明に見えなかった」とのことでした。


ブラックサンドビーチと柱状節理。つねに強風が吹くため、過去に高波で人がさらわれてなくなったことも。 波打ち際を歩かないよう、厳重に注意される海岸。



ストロックル間欠泉。
湯温80℃〜100℃。数分に1 度吹き上がる。




グトルフォスの滝。欧州最大の水量を誇る。
簡易な柵しかなく怖いとのこと。

ヨークルスアロンの氷河湖の氷。
強風のためボートクルーズは中止になったそう。
それくらい風が強い日が多いようです。



以上、簡単ですがご紹介でした。

 ほかにも世界最大の露天風呂があったり、電力を水力発電と地熱発電でまかなっていたりと、調べるほど興味深いアイスランド。
 写真を送ってもらうまでBjo..rkの出身地で火山の島、名前からして寒そう、 というイメージしかなかったのですが、意外と温暖だというのが最大の驚きでした。
(写真提供 Y.A.)



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