このレポートは、かたつむりNo.524[2023(令和5)05.21(Sun.)]に掲載されました

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保護者の方からのお便りです
2班8年 W.Y.さん父 T.Y.様
 
 みなさん、4月活動の雑草を食べる会はいかがでしたか?
 私も先生方にたくさん教えていただき、てんぷらもおいしくとても楽しかったですね。

■雨雲の様子 4/16 17:20


■降水の様子 4/16 12:30〜13:30


■降水の様子 4/16 13:000〜14:00


■東京アメダス 4/16
 実は活動中とても気になっていたことがありました。 富士山の方向(北西)にはカリフラワーのようなモコモコ雲がたくさん浮いていました。 活動日は晴れていましたが、前日は強い雨が降って地面はぬかるんでいましたよね。 寒冷前線という気圧の低いところが関東付近を通り、湿った空気が上昇・膨張し、雨が降っていたのです。 ところが日曜日もまた次の気圧の低いところが通っていて、モコモコ雲が成長していたのです。 活動中は汗ばむほど暑かったですよね。 太陽の強い日差しが地面を暖めてますます気圧が下がり空気が上昇していたことでしょう。 私はいつザーッとした雨が降り出すかソワソワしていました。
 幸い少年の森付近では雨が降ることなく活動を終えることが出来ましたが、 家に帰って関東周辺の空の状況を調べると、午後1時30分過ぎから、 少年の森よりももう少し北側(町田市、相模原市、川崎市、東京)では雷雲(積乱雲)へと成長し雨が降っていました。 その後は気圧がどんどん上がり、6時間で6hPa(ヘクトパスカル*注1)以上も上昇したので、 みなさんには、60m分の空気(*注2)又は60kg/1uの重さがさらにズシリとのしかかり、 大きな変化が身近に起こっていたんだなと考えると自然ってすごいですね。
 今日は気圧をテーマにした活動ですね。 気圧と雲と雨について、ご紹介しましたが、毎日色々な所で私たちは気圧を利用した仕組みや便利な機械にお世話になっています。 直接目に見えないので気づきにくいのですが、今日の少年団の実験がヒントになっていつか素敵なアイディアに繋がりますよ。 是非探してみてくださいね。

  *注1:ヘクトパスカル 圧力(気圧)の単位
  *注2:1hPa=約10m換算

■湘南台から
見えた積雲

Y様、ありがとうございました。私は下ばかり見ていて雲の記憶がありません。 降られなくて本当に良かったです。 M.





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