毎年2月になると梅、3月には早咲きの桜の開花を見てまわります。
「春になれば、花は咲くのは決まりで、何の不思議もない」。と簡単に片付けずにお読みください。
ある民話では、春の神様は、遠い国から馬車に乗ってやってくるので、年によって早い遅いが生ずるのだそうです。
暦の春は、地球の年周運動の春分点通過で決まるのに、
気候は海流が大気の循環に及ぼす影響による寒気の訪れ方の違いから、冬の冷暖が生ずるのですが、
歴史以前から人々は、年毎に冬の寒暖の差があることに気付いていたと思われます。
さて、2012年の場合、梅の開花は、15日ほど遅くなりましたが、桜(ソメイヨシノ)は数日の遅れでした。
(カワヅザクラなど早咲きで2週間、ソメイヨシノは4〜5日遅い開花でした。)
今年(2013年)は、早咲きの梅の開花が遅れたので前の年と同じパターンかと思っていました。
普通の品種も半月ほど遅れて開花し、見ごろは3月上旬でした。
早咲きの桜(カンザクラ)は2/23日に、1〜2輪、満開は10日ほど遅れました。河津桜も同様です。
例年なら、2/15には開花する私の家の桜(玉縄桜系)も今年は昨年同様半月遅れています。
ここまでは前年と似た経過をたどりましたが、コヒガンザクラが今年は平年並みに開花し、
ソメイヨシノの開花予想は平年より1〜2日はやいとの予想で、前年とは異なる開花パターンになる予想です。
なぜ、こんなことをくだくだ書くのか、…これが、今の私にとっての「新しい発見」……
(梅、桜それぞれ、品種群ごとに開花プログラムがこんなにも違うのか)……につながるからです。
「夢を追い続けること」つまり「やりたいことをやる」ということは「生きがい」ですから、飽きることなく続くのです。
遊びとも学びともつかない行為です。3月10日、羽根木公園(小田急線梅ヶ丘駅前)に行き、
まだよく咲いている遅ればせの梅見を楽しみました。
これから、遅咲きの桜が咲き終わる5月にかけて、桜を見て回る私の旅は続きます。
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