■ ススキ(上高地)
■ シラカバ
■ ヤブミョウガ
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今年の夏の気候は例年とはかなり違っていました。
夏活動のあたりから変わりやすくなった天気は、下旬に入る前、真夏から一気に秋雨前線の停滞する9月中旬の天気図になりました。
一昨年もちょっと変でした。この年の夏は、8月の終わりに近づいても、暑い日が続きましたが、それでも下旬になると、植物には秋の気配を感じました。
高原のススキがいち早く穂を出し、平地ではツルボの花が見られ、センニンソウの白い花も咲きます。
8月半ば過ぎ、まだ残暑がきびしい頃から咲き出す花は、ツルボのほかには、日当たりのよい場所では見られませんが海岸ではハマカンゾウがこの頃から秋まで咲きます。
森の中では、ヤブランやヤブミョウガが盛夏の頃から咲きます。近ごろあまり見られなくなったキツネノカミソリ、ナツズイセンが咲くのもこの頃です。
雑草ではタカサゴユリ、庭木ではサルスベリが盛夏を彩ります。今年は、高原より早く平地でススキが穂を出したとテレビが報じましたが、それがどこなのか、私はまだ見ていません。
気候の大きな変動に、秋咲きの花、とくに秋の長雨の終わる頃咲くヒガンバナは今年はどうなるのでしょうか。
一般に、春の開花や芽出しは、寒暖によって前後しますが、秋の花は気温ではなく毎年、ほとんど暦どおりに咲き出すように思われます。
この秋は、よくよく見定めたいと思います。
話は変わって、夏活動の2日目(8/17)、六会で突風(竜巻とも)のため街路樹の桜が倒れ、家も壊れたとテレビで画面が出ていました。
30年位前、湘南台の一角で竜巻が起こり、屋根が飛んだということがありましたが、めったにない現象なので、現場を見に行って見ました。
十日以上も経っているので、倒れた木は片づいていましたが、虎模様のテープで囲んだ跡の穴と、大枝を切りすかした周りの木を見て、竜巻?の威力を実感しました。
壊れた家も(復旧)工事中のようでした。もうすぐ、イネの花が咲きます。
■ キツネノカミソリ
■ サルスベリ
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■ タカザゴユリ
■ 六会竜巻跡
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