このレポートは、かたつむりNo.414[2015(平成21)6.14(Sun.)]に掲載されました

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ミニの稲を育てよう!
運営委員 小 野 哲 夫
 
 お米のなるイネ(稲)を育てましょう!
でも、このイネは、普通のイネとは少し違います。 普通のイネは70〜80pほどに育ちますが、写真のように20p程度とミニサイズのもので「乙女稲」という品種です。
 前団長佐藤顧問が県立総合教育センターから入手した「種モミ」を昨年育てて、たくさんの「モミ」を収穫しました。 そのモミを4月15日に水に浸して発芽するのを待って、22日に育苗用のロックウールに蒔きました。
(ロックウールというのは、鉄鉱石を溶かして鉄を取り出すときに鉄鉱石に一緒に含まれている岩石が溶けたスラグと言われるものを、綿菓子のようにしてから押し固めたもの)
 種まきして7週間、写真のようにロックウール上で4pほどに成長しました。
 入団式の日にお話ししたように、団員の皆さんも家でこのイネを育てましょう!

7月活動日(7月5日)に、ロックウールに育っているものを渡します。
 このイネは水稲(すいとう)と言って、水の中で育てます。したがって、土と水の入る容器が必要です。(植木鉢では底に穴が開いてダメですネ)
また、根の長さが7〜8pあるので、容器の深さは12〜13センチから14〜15センチ欲しいです。
 空き缶とか花瓶が良いと思いますが、ガラス瓶などでは光が入りやすくなり根の育ちが悪くなることから、避けた方が良いでしょう。 もし、どうしてもということでしたら、土が多く入るように太いものを使うとよいでしょう。

 7月活動日に、下の写真のようにロックウールに育っている苗を、紙コップに入れて渡します。 家に帰って植えることのできるよう、マグカップなどの容器とそれに入れる土を用意しておこう!


乙女稲

種まきして7週(6/10)

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