もうすぐ、イネの花が咲きます | |
運営委員 小 野 哲 夫 | |
市内の水田では5月の中ごろから6月の初めに田植えをしていますが、今回のミニ稲は7月初めに渡しているので、 1か月以上遅い田植えということになります。このため、多くの水田のイネの稲穂が黄色く色づき、 多くのお米がついているのに対して、これから稲穂が出て花が咲きお米ができることとなります。 それゆえ、前号の(その3)に示した8月25日写真のから成長して、この8日には右の写真のように大きくなりました。 茎は3cmから7cmにと伸び、その先には葉陰に稲穂がわずかに見えるようになりました。 写真のイネを育てると同時に、次の種もみを取るためのイネを別の容器で育てています。そちらの稲で大変なことが生じました。 イネに害虫がついたのです。青虫に似た虫で、写真に示すものでイネツトムシと言います。 イネの葉を丸めてその中に住み、葉を食い荒らします。大きくなると、2枚の葉を使って筒を作って葉をどんどん食べまくります。 食べられた葉は枯れてしまい、イネの成長が悪くなってお米もできなくなります。 このような害虫がいたら、退治しなければいけません。手で取ってください。 もし、手でつかむのが嫌でしたら、割りばしなどを使うとよいでしょう。 そして、稲穂が出て、イネの花の咲くのを待ちましょう! |