このレポートは、かたつむりNo.456[2018(平成30)06.10(Sun.)]に掲載されました

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発電所の話あれこれ(7) --発電所のお化け煙突(番外編)−−
運営委員 小 野 哲 夫
 
 「お化け煙突の配置」の問題に対して、48人と多くの友達が答えてくれました。 解答用紙に何度も書いたり消したりと、一生懸命に考えたようすが分かって大変よかったと思います。さすが、科学少年団です。
 さて、配置を考える上で「1本に見える」というのが、戸惑い難しかったのではないでしょうか? 4本の煙突が3本や2本に見えるときの煙突の太さは、4本のときと同じ太さに見えます。 しかし、1本に見えるときは、その太さが太くなってしまいます。 それゆえに、補助線という線を描くなどの工夫の跡が多くの団員に見られました。 中には、5月活動時に見せた模型のように、煙突に見立てたポールを立てて写真を撮ってくれた友達もいました。(下の写真)
 正解は、前号「解答編」で示したようにひし形になるように配置することです。 しかし、ひし形に並べながらも煙突が細すぎて(丸が小さくて)1本に重なるように見えない図が沢山ありました。 また、1本に重なるように描いているのですが、ひし形ではなくいわゆる平行四辺形とした解答も多かったです。 これは、出題している前々号「発電所の話あれこれ(5)」の写真「3本に見える」を見れば、建物との関係からひし形であることが分かるので、少し残念でした。
 いずれにしても、「かたつむり」紙面から問題を出して回答を求める試みに、多くの団員が応えてくれてよかったです。 素晴らしい団員だと思います。また、機会を見つけて行います。
 お約束の賞品は、模型によって調べたS君に特別賞を、正解者には正解賞、そして一生懸命考えて答えてくれた友達には努力賞として、 それぞれにきれいに磨かれたスティック状のメノウを贈りました。



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