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かたつむり

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No.359   2011(平成23)9.11(Sun.) 藤沢市科学少年団

10月の活動    施設見学  国立科学博物館




 10月は上野に出かけます。
 日本で最大規模の博物館。とても1日では見切れません。そこで今回は家族で出かけるための下見と位置づけたらどうでしょう。 めぼしいものを探して、今度は家族でゆっくり見学にいってください。
 なお、この活動は家族の参加を歓迎します。


  1. 日時
  2. 10月30日(日) 8:30〜16:00


  3. 集合
  4. 8:30 藤沢駅北口 サンパール広場
    上野駅までの往復切符を買ってから集合します
    よくわからない人は買わずに集合してください(後で一緒に買いに行きます)


  5. 解散
  6. 8:30 藤沢駅北口 サンパール広場
    16:00ころ サンパール広場
    よくわからない人は買わずに集合してください(後で一緒に買いに行きます)


  7. 持ち物
  8. 弁当、水筒、帽子、雨具、名札(2種類)、バインダー、筆記具
    交通費(中学生以上1900円、小学生940円 藤沢駅からの交通費です)
    お土産代(1000円程度まで)


  9. 欠席連絡
  10. 前日までは、事務局石井自宅まで、
    当日は、事務局石井携帯まで、8:10〜20にお願いします。
    電話に出られない場合の方が多いと思いますので、その場合は留守番電話に入れておいてください。


  11. お願い
  12. 野外活動では団員の確認に必要ですので、帽子は必ずかぶるようお願いします。






8月活動 夏季宿泊活動

 8月6日(土)〜8(月)の2泊3日で愛知県鳳来寺山方面に行きました。
 特集号は11月活動でお配りする予定でいます。ここではほんのちょっとだけ思い出してみましょう。



















古道に残る自然
運営委員 鈴 木 照 治


[奥州」古道.右側車道は県道57号
[奥州」古道.右側車道は県道57号
箭柄八幡宮
箭柄八幡宮
タマノカンアオイ箭柄八幡宮
タマノカンアオイ箭柄八幡宮
イチリンソウ黒川汁守神社
イチリンソウ黒川汁守神社
カンアオイ(カントウカンアオイ)新林公園
カンアオイ(カントウカンアオイ)新林公園
小山田緑地公園
小山田緑地公園
 古代の道を歩くツァーに参加しました。 ヤマトタケルや八幡太郎義家の通ったという奥州古道*は、今の横浜線淵野辺駅から、小田急多摩線唐木田駅へぬける古代からの道です。 淵野辺駅のあたりでは、県道57号線と一致して駅のすぐ南側で線路と交差しています。 そのまま北東に進み、中世に勢力を振るった淵野辺氏館跡あたりから県道を逸それて北へ向きを換え、両国橋で境川を越え、箭柄やがら八幡宮に行きます。 一般に八幡宮は戦いくさの神様で、戦勝祈願(今は試合に勝つ)に詣でるのですが、この神様は、昔、戦を止めさせたという言い伝えのある平和の神様だそうです。 少し変わったつくりの社殿のうらに広がる森に入ると、いくつかの野草の間にタマノカンアオイ(多摩地方地域特産種)の群落がありました。 昨年、小田急多摩線黒川駅近くの汁守(しるもり)神社の森で、珍しいイチリンソウの群落を見たとき、そのすぐ近くにタマノカンアオイが一株あったのを思い出しました。 昔は、もっとあちこちに見られたと思うのですが、今では社寺林のような自然が保たれる場所にしか残らないのでしょう。 ちなみに、藤沢では片瀬の新林公園の裏山に近縁種のカンアオイ(カントウカンアオイ)が見つかっています。 古道は箭柄八幡宮の西側を通り、桜美林大学の真ん中を北へ抜けます。 やがて、旧戦車道にぶつかるとなくなってしまいますが、舗装された現代の道を迂回(うかい)すると数十m先の細い尾根道に続きます。 緑の丘と町田のビル街を遠望する景色のよい尾根道を進むと、「市立室内プール」バス停のある太い道に出ます。 古道はここで途切れ、中世までの相模・武蔵両国国境(くにざかい)の鳥居があったという鳥居峠のあたりは、古道そのものが完全に失われていて、たどることはできません。 太いバス道は日大三高に行きますが、太い道を渡り、レストハウス風の建物のうらへまわると、広場の先に再び尾根道が続き、 細い山道を越えると、住宅地の急な階段から、眼の下に小山田の田園が広がり、向かい側の丘、小山田城址(今は緑地公園)を一望できます。 平地の中心部の小さな茂みが嶽(たけ)の内御前神社(小山田神社)で、まわりは鵠沼の蓮池の数倍はありそうな広い蓮田です。 湧き水が豊富なのか清水の流れる小川は鶴見川の源流で、小さな橋を渡ると広いバス道に出ます。 「日大三高入り口」までは6〜7分かかりますが、反対側は1分で「桜橋」のバス停です。 小山田緑地公園の南側入り口はすぐ目の前です。 バスは(町田から)1時間に1本で、緑地を通る古道をさらにたどって唐木田駅へは、もう30分ほどかかります。 小山田緑地は、藤沢からは少し遠いですが、自然とのふれあいにはよい場所です。 バッタ繁殖用の草地とか、トンボのよく出るアサザ池とか、最近はやりのビオトープを、30年も前に見たのを覚えています。 去年、6月に活動した藤沢の新林公園も、近年、自然が質的に充実したのか、一時はなくなった野草が、ふたたび観察しやすい場所に姿を見せるようになりました。


* 奥州古道は、定まった一本の道ではなく、中世までには何度もずれて、変わっています。 奈良時代の古東海道、矢倉沢古往還は、1km以上東側を南北に通じる鎌倉街道(新田義貞の北条攻めの大軍が鎌倉を目指した道)に沿っています。 近世になっても、徳川家康の柩ひつぎは、不測の事態を避け、この古道にほぼ沿った街道を通って駿府久能山から日光に運ばれました。 江戸時代になると東海道の脇道は矢倉沢往還(青山街道、大山街道=現代の国246号にほぼ一致)に落ち着きました。


タマノカンアオイ汁守神社
タマノカンアオイ汁守神社
小山田の蓮田
小山田の蓮田




団員レポート
市内の里山で
    カブトムシとクワガタムシ捕り
1班6年 M.H.


 8月14日、市内の里山でカブトムシとクワガタムシを捕りました。
 カブトムシとクワガタムシは、クヌギの木にいることが多いです。 捕る方法は簡単で、クヌギの木を蹴って揺すり、耳を澄ませて「ぽとっ」という音がしたところを探すだけです。 30分位で、5匹捕れました。カブトムシは、角の先まで入れて8センチメートルもありました。 また捕りにいきたいです。




無題
いそぎん E.K.


 3月11日の地震の影響で3月活動は中止となりました。
 ですが3月に家族で旅行に行くことが分っていたため、それより前に3月の活動を旅行で欠席すると石井先生に伝えました。 その時に原稿を求められたことを忘れて、今まで過ごしてきました。なので、この機会に一緒に送りたいと思います。
 今回の旅行でポーランド・ドイツ・チェコに行きました。特に印象深かったのはポーランドにある、アウシュヴィッツ強制収容所です。
 そこは第二次大戦に多くの主に罪のないユダヤ人が収容されたところです。 生存率は恐ろしく低く、餓死や病気、そして銃殺やガス室や餓死室や立ち牢などにより多くの人が亡くなりました。
 今そこは負の世界遺産に認定されています。博物館にもなっていて様々な展示が見られます。
 アウシュヴィッツ強制収容所でなくても、日本の原爆ドームなど訪れてみてはどうですか。とてもいい経験になると思います。



新入団員の紹介 〜その五〜

理科で好きなこと
8班4年 A.T.
 ぼくが理科で好きなことは、小学校でやっている豆電球やじ石が好きです。 科学少年だんに入ったら、自分のハンダゴテを作って、その自分のハンダゴテでいろいろなそうちを作って見たいです。 2月6日のぼ集せつ明会に行った時に見た、電子タイマーをハンダゴテで作ってみたいです。 四年生の教室でハンダゴテを作っていると中に、電気をしょうとさせる実けんを二回もやって一回目はそんなにこわくなかったのに、二回目は火花がとんでこわかったけどおもしろかったです。 学校では、そういうことをしてくれないので学校は理科ではそんなにおもしろいことがないです。 でも、科学少年だんはそういうあぶないこともするので入りたいです。


理科で好きなこと
9班4年 T.K.
 理科では、いろんな事をやります。その中でぼくがすきなのは、じしゃくの勉強です。きょくを学んだり、ふしぎな事もしたりします。 たとえば同じきょく同士ををくっつけると、丸い何かがあって、ぼくは、「なぜなのだろう」と思いました。また、切れるじしゃくが「すごいな」と思いました。 実は、じしゃくのテストは、まだしてないのです。ぼくは、もうすぐだと思います。
 色々な勉強をするのに、ぼくが一番学びやすいと思うのは、さわったりする事だと思いますけれど先生方はどうですか。
 他にも、植物をかんさつした事や、夏休みには、自由研究でアリのかんさつをしました。 アリの動き方や、どういう生活をしているかが分かりましたが、分からない事もあります。
 ぼくは、理科が、楽しいから、すきです。



■お知らせ■
□夏季活動の会計報告□


総収入 2,619,000
総支出 2,631,551
 
  収入の部   宿泊活動参加費 29,000×76名   2,204,000  
運営委員・いそぎんちゃく負担金 415,000  
2,619,000  
 
  支出の部   宿泊費(弁当代、飲み物代含む)   1,751,504  
バス料金(有料道路通行料金、保険含む) 597,335  
バス関係費(お礼など) 12,430  
乗用車諸経費 60,000  
入場料 88,180  
雑費(救急用品、お礼、天気図、電池、印刷関係など) 42,102  
記念写真 22,000  
欠席者返金 58,000 (2名)
2,631,551  
 
  差し引き   2,619,000ー2,631,551=△12,551
不足分12,551円は団費から補助させていただきます。
 
上記の通り報告いたします。
 
平成23年9月1日 藤沢市科学少年団運営委員会  団長 佐 藤   満
会計 遠 藤 孝 夫



■お知らせ■
□夏季活動の感想文はもう出しましたか?□


 夏季活動の感想文ならびに地形模型の写真の最終締め切りを9月19日(月敬老の日)消印有効にします。 それ以降編集作業に入りますので、未提出の団員は必ず提出するようよろしくお願いします。提出先 事務局 石井幹夫