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かたつむり

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No.406   2014(平成26)12.7(Sun.) 藤沢市科学少年団

1月の活動   星の観察

 1月は恒例の星の観察です。先日はやぶさ2の打ち上げに成功し宇宙への期待が高まっていますね。 この日は残念ながら月がいないのですが、逆に暗い夜空で冬の星たちが光り輝いていることでしょう。 神戸製鋼から望遠鏡もいただきました。みんなで心ゆくまで星を堪能しましょう。 寒いことが予想されます。防寒の支度は十分にお願いします。 こちらも恒例となったいそぎんのスープ、一体何が出てくるでしょうか。こちらもお楽しみに!
 この活動は保護者の方のお迎えが必須です。でも、お迎えだけでは、・・・。 という方は是非団員と一緒に冬の美しい星空を観察しませんか。お待ちしています。






  1. 1.日時
  2. 1月10日(土) 16:00〜20:00
    終了時刻が遅いので、必ず保護者の方のお迎えをお願いします。
    なお、天候が悪い場合は、工作(モビール作り)を行います。




  3. 会場
  4. 藤沢市教育文化センター
    なお、星の観察は大清水スポーツ広場で行う予定です。


  5. 持ち物
  6. 弁当(夕食)、水筒、帽子、名札、バインダー、筆記具、ボンド、はさみ、カッター、カッターマット
    あれば 双眼鏡(倍率が低く口径が大きいものがおすすめです)、三脚 など


  7. 服装
  8. 冬の夜は大変寒いので、防寒には十分ご留意ください。
    特に足元やえり元がポイントです。


  9. 欠席連絡
  10. 前日まで 石井自宅
    当日   事務局石井携帯まで、15:30〜50にお願いします。


  11. その他
  12. 今回の活動は保護者の皆様の参加を歓迎します。


写真・図   提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
http://www.jaxa.jp/index_j.html


11月活動 秋の自然観察 泉の森 引地川の源流を訪ねて

 11月16日(日)、「抜けるような」とまではいきませんでしたが、それでもとても良い天気の中実施できました。

























紅(黄)葉の時期
運営委員 鈴 木 照 治

メタセコイアの紅葉
■メタセコイアの紅葉
イロハモミジの紅葉
■イロハモミジの紅葉
豪徳寺の紅葉
■豪徳寺の紅葉
イチョウの黄葉
■イチョウの黄葉
豪徳寺の招き猫
■豪徳寺の招き猫
 以前、メタセコイアの紅葉について書きましたが、紅葉といえば、イロハモミジが主役です。 毎年、秋も深まると、各地の紅葉の便りがテレビで紹介されます。今年も、関東南部まで紅葉したと放送されたのを見て、 11月27日、世田谷の豪徳寺に行くと、ちょうど紅葉の最盛期で、見事な紅葉を満喫することができました。 その翌日、鎌倉の紅葉を見るために、名所とされる二階堂の奥の獅子舞の谷に行きましたが、まだ、一週間ほど早いようで、 一部にようやく紅葉が始まったばかりでした。それでもイチョウは黄葉のピークでした。世田谷と鎌倉のこの違いは、 夜間の温度降下が、内陸部と近海でかなりの差があることによります。 一般に紅葉は、植物体が、気温10℃以下に一週間ほどさらされると始まるといわれています。 関東南部、藤沢を含め、東京付近では、例年、紅葉の始まりは11月下旬、見頃は12月上旬までとされますが、 一部海に近い地域は一週間から10日ほど遅れます。今年も獅子舞の谷の紅葉は、例年通り12月上旬から中旬となる予想です。 一方、イチョウは、一足先に黄葉します。藤沢では、例年、11月20日頃に始まりますが、木(個体)によって若干、 早い遅いがあるうえ、鮮やかな黄色に色づかないものもあります。鵠沼皇大神宮の大イチョウの黄葉は見事ですが、 台風の年は色がよくありません。真っ赤に色づくハゼノキの紅葉は、メタセコイア、イチョウ、ハナミズキなどと同じで、 モミジより少し早く色づきます。イロハモミジの紅葉は、遅いほうなのでしょう。紅葉は落葉の準備と考えられますが、 紅葉を眺めたとき、すでに落葉している木は何の木か、紅葉が散ってもまだ落葉しないのは何の木か、 調べてみるのも面白いかも知れません。


* かたつむり335号2009年12月9日
* 牧野図鑑ではタカオモミジ


ハゼノキの紅葉
■ハゼノキの紅葉
ユリノキの黄葉
■ユリノキの黄葉
大和引地台公園
■大和引地台公園




パッションフルーツに挑戦4
          〜ん?熟した?まさか!
副団長 石 井 幹 夫

12月5日(金)
分かります?何となく色づいています
そして緑の美しかった葉も、見事に黄色く色づきました!?

 場所ふさぎシリーズの第4弾です。
 いつも言い続けている「熱帯の」植物、パッションフルーツ。そして、今はもう冬・・・。
 枯れることなくけなげに生きています。が、ここ2〜3日の冷え込みで紅(黄)葉&落葉が始まってしまいました。 もう無理かなって思いながら(本当は早くネットをしまいたいのです)実を見に行ったら、
「あれっ、少し変色が始まっている。」
「まさか熟し始めた?」
「いや、そんなことある訳ないじゃん。」
「余りの低温で、・・・。」
 実は2つあるので、とりあえず1個とってみようかなって考えています。 外より暖かい室内においたら何か起こるかも知れない!




下見に行ってきました

中禅寺湖と華厳の滝
■中禅寺湖と華厳の滝
 先日、来年度の夏季活動の1回目の下見に行ってきました。来年は日光湯元温泉をベースキャンプにし、 栃木県を中心とした地質や自然、そして物理や化学の実験まで企んでいます。
 見どころがありすぎて、2泊3日に収まりきらない、どーしよー! といううれしい悲鳴を上げています。乞うご期待!

宿舎の湯の家旅館
■宿舎の湯の家旅館




科学と宗教は高めあう
運営委員 道 上   定

 ローマ・カトリック教会の法王が、世界の科学者が集まるバチカン科学アカデミーで 「神は自然の法則に従って進化するよう、生物を創られた」と、この秋にあいさつしました。 おもてだって発言するのはめったにないことです。
 (神だもの.ご存じなかろうはずはない)、変化の過程までご承知のはず。
 このことはすでに60年ほど前に時の法王が表明していたことですが、長い厳格な宗教教育のおかげで、 柔軟な「頭の切り替え」がすなおにゆきませんでした。 なにしろ、サルが進化してヒトができた・・なんて!、信じられるか。
 サルとヒトを並べて見比べると、@どこも似てないじゃないか、Aそっくり、の2つに意見が分かれます。 キリスト教カソリックの信者は@に、プロテスタントの信者はどちらかというとAが多い。
 進化論を提唱したダーウィンやそのほかの人たちは、祈りの中で生活する人たちから厳しい目にさらされておりました。
 進化論を唱える人たちもほとんどが神を信じていたし.神を冒涜するなど考えていませんでした。 むしろ「生物がひとつひとつ神によって造られた」ことを、なんとかして解き明かしたいと、必死だったのです。 ところが研究すればするほど、また、化石を並べ、時間的経過を追えば追うほどに「似ているものでつながってゆく」 事実に恐ろしさを感じたはずです。
 地球、宇宙、太陽系・・、むしめがね、顕微鏡、ナノ世界・・。方向が反対の世界ですが、なんだか似た世界、です。 神も仏も一緒の世界ではありませんか。けっして科学と宗教は対立しない、そう思います。 ウテナ(台)の上にお座りになったお釈迦さまの、手のひらの上のできごと、それが世界では。
 思えば、モノサシの当て方、時間のとり方で(無いとはいえない事実)に近づきます。何千万年前と今の物とを並べて見る。 違いすぎる、と感じる。が、そこに化石を挟むと「なるほど」似てる、流れが見つかる。 この繰り返しを進めて合理的な理屈を重ねるのです。 明治30年代に「生物進化論」の推進者・東京高等師範学校教授・丘浅次郎氏がいますが、『進化論講話』の著者として有名です。 650ページほどの大書ですが、その中の第15章「外界より動植物に及ぼす直接の影響」第2節「塩分の影響」に、 ロシア人・シューマンケビツチの「ホウネンギョ」の塩分濃度による身体変化の実験を紹介しています。
ホウネンエビ
■ホウネンエビ
(写真: ウィキペディアより)
 まったくの私事ですが、岡先生と誕生日が同じ。ホウネンエビと生きているところが同じ、です。で、この古書だいじにしてます。
 時代を切り開いてゆく人たち。たしかに「並のヒト」ではありません。かといって変人ではないのです。
 「俺は田舎のプレスリーJの吉幾三、「精霊流し』のさだまさし、はかなり先を見据えて動いているようすです。
 さだの『雨やどり』に、見初めたふたりが初詣で再会し、ことがトントン拍子にはかどり、気がっいたら「あなたの腕に雨やどり」 とうたう。これも神様か仏様の手のひらでのできごとでしょう。
 さて、夜がいちばん長くなるのが冬至とかクリスマスのころ。 大きな袋を肩に掛け、人に見つからないよう他人のうちに入って物を置いてくるのがサンタのおじさん。 物をとってくるのがドロボーのおじさん。で、
 「おかあさん、ぼくの頼んでおいた野球のグローブは、サンタのおじさんプレゼントしてくれるかな?」
 「バカだねえー、この子は。プレゼントに回っているのはサンタのおじさんだよ」
 「わあ一い。うれしい1」
 「もらえないよ。うちは浄土宗。」
 11月下旬サンタの本場・フィンランドのサンタ研修所からサンタが来日しました。 ソリはクリスマスの出番を前に点検整備中のようでジェット機に乗っての、一人旅です。 もっともサンタが集団で行動したら壮観でしょうね。
 夢のない話しをだらだらと・・。ごめんなさい。




■お知らせ■
□神戸製鋼様より望遠鏡を寄贈していただきました□

CELESTRON NexStar 8SE
■CELESTRON NexStar 8SE
 以前よりお知らせしていたとおり、神戸製鋼様より望遠鏡を寄贈していただくことが決まり,本日贈呈式が行われました。 望遠鏡は最新式のシュミットカセグレン望遠鏡です。高性能にもかかわらず小型軽量で持ち運びに便利です。 早速1月の星を見る会で威力を発揮してくれることでしょう。来年の夏季活動は、幸いなことに月のない日程となりました。 日光の奥で一体どんな天体に出会えるか、今からとても楽しみです。




■お知らせ■
□来年度の在・退団について□

 運営委員会では来年度の体制を確定するために、現団員を対象に 「来年度も引き続き団員として活動するか、退団するか」についての意思確認を行います。
 近日中に「意思確認書」を郵送しますので、今年のこれまでの活動を振り返りながら、 来年度はどうするのかについて相談してください。

お願い
  団の活動に積極的に参加できない場合は退団を検討してください。
    公欠や体調不良等の理由ではない欠席が見込まれる場合
ほかの活動(お稽古等)にも参加していて、そちらの活動を優先させる場合
    地形模型の写真の未提出や夏季特集号へ原稿を出さないなど、団の活動に消極的な場合
 
  団活動を欠席したり途中退団すると、他の団員に迷惑がかかりますので、慎重に相談してください。 特に欠席の多かった団員は、来年度活動を継続することが本当に可能なのか十分検討してください。
 
  受験準備等で団活動は続けたいが来年度の活動への参加が難しい場合、「休団」の扱いも可能です。 「休団」を希望する場合は、「休団希望」と記入し、休団の理由を明記の上返送してください。 年度の途中から欠席が続くと、班の活動に支障を来します。よろしくご検討ください。
 
  団活動中に発生した事故の補償に関しての項を加えた「保護者誓約書(兼)同意書」を新たに作成しました。 今年度の新入団員以外の団員保護者の方で同意いただける場合は別添の「保護者誓約書(兼)同意書」にも記名押印の上、 意思確認書と一緒に返送してください。なお、事故の補償に関して同意いただけない場合は残念ですが退団をお願いいたします。

なお、意思確認書の締め切りは12月25日(木 消印有効)を予定しています。
遅れますと自動的に退団扱いとなりますのでご注意ください。