セッケンに香りをつけて型に入れる | ||||||||||||
運営委員 山田 佳子 | ||||||||||||
![]() ![]() 1か月ほど熟成させると、危険だった水酸化物イオンもあぶらんの胴体(?)にくっついて安全なグリセリンになります。 もしも、セッケンに香りを付けたいなら、ここでつけるのがおススメです。
◎ 必要な物 ・ペットボトルに入っていたセッケン ・香料 10〜15滴 ◎ 使う道具 ・紙コップ ・小さな鍋 ・かき混ぜる棒(割りばし・アイスの棒など) ・型(活動でくばったシリコンケーキ型など) ◎ 作り方 この作り方はしないで、訂正版をご覧ください @ できているセッケンを少し取り、水に溶かしてpHを測定します。10以下ならこの作業を続けてください (おそらくですが、8程度になっています)。 A ペットボトルに入っていたセッケンを細かくして紙コップに入れます。 紙コップは使わないで! B 鍋に水を入れます。紙コップが浮かないくらいです。そんなに必要ありません。 C 鍋を火にかけ水を沸騰させます。熱くなるのでヤケドに気を付けてください。 D 沸騰したら火を止め、鍋の中に紙コップを入れ、熱がまんべんなく伝わるように割りばしなどでかき混ぜてください。 ヤケドに気をつけてください。 E セッケンがドロドロになったら香料を入れ、まんべんなく混ぜます。 とちゅうで固まってしまったら、またお湯に入れて温めて溶かしてください。 F Eを型に流し入れます。 G 1日くらい置きます。固まったら使えます。
ちなみに、5月活動の時にグレープフルーツの香料で香りをつけたセッケンを作っていたのですが、 1カ月後はにおいませんでした。1週間もしないうちに、香りはなくなっていました。 インターネットではグレープフルーツなどのかんきつ類(みかんなど)は香りが残らないと書いてありました。残念です。 ミントの香り(ハッカ油)は1カ月後でも匂いが残っていました。 今回はローズやフローラルで作ってみましたが、いい香りがしました。 また、上手に型で形が作れた人は、むりにしなくてもいいです。 それでも「どうしてもやりたい!」という人は、おうちにあるセッケンでもできるそうです。細かく砕いて湯せんしてください。 ただし、廃油セッケンを使うと、ものすごい匂いが家中に広がります。気をつけてください。 グリセリンソープを使うと、電子レンジで似たようなことができます。 ダイソーには「クラフトソープキューブ」がありました。体に使うことはできないそうですが、お手軽にローズの香りのセッケンができました。 でも、電子レンジを使う場合、やりすぎると失敗します。私は500wで20秒+14秒でできました。 ![]() ![]() |